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欲しいものがあるとき。

だいぶだいぶ収まってきたけれど、物欲はそうとう強いと思う(笑)

社会人になって、自分で働いて給与を得てからは、大人ってサイコー!!とまず 思った。

欲しいものは自分で買えるからだ。

とにかく、わたしは服がとても好きで、雑誌を最低4、5冊は買って読んでいた。最低だからもっと買うときもあった。

そして、雑誌もとても好きだったから、捨てるなんてことはしない。それはわたしのコレクションだった。
それを毎月何年もやっていたら、とにかくすごい量になる。

それでも、
あれかわいい、これもいいな、すてきー!と雑誌をめくっては ときめく日々だった。


ある時、何かで目にした、欲しいものをスクラップするというのをやり始めた。
単に、欲しいものを自分がわかりやすいようにまとめる為だった。

最初は、服やくつ、小物からはじまり、旅行とか行きたいホテルとか様々なものの写真を、たくさんの雑誌から切り抜いては 貼っていった。


すると、その欲しいものに出会うようになった。
タイミングはまちまちだ。

もちろん全てが手に入る魔法ではないけど、
思い描くものとの 印象的な 出会いはいろいろある。

最初に意識したのは、このとき。


ヴィトンの新作のお財布で欲しいものがあった。
デザインがかわいくてやられた。
ネットやよく行く輸入代理店で探してみたが、人気で値段が1.5倍に高騰していた。
ショップで品切れが続いていて、この事態のようだ。

いや、定価以上のこんなに出してまではね、人気が落ち着いたら買えるでしょ、と そのうち買えばいいやと過ごしていた。

ある百貨店に行く機会があり、ヴィトンのショップが目に入った。
まぁ、ないと思うけど、聞いてみようかな? と
人っこ1人いないショップに立ち寄ると、

「ございますよ、少々 お待ち下さいませ」

え?あるの?   先日入荷したという。
ほんまかいな? と思いつつも、「こちらお願いします」と買うことができた。

なんか、不思議だったなぁ〜 と思ったものだ。
まぁ よく、諦めたころに手に入る、というが、そういうものなのだろう、と。

この現象は科学的にも証明されていることだから、
え?なんか、スピ系?とか思っちゃうけど、おもしろい。


欲しいものがあるときは、
まずお金を用意して、それから探してお買い物をするんだよ。

子供のころから、当たり前に習うことだけど、これが違う世界になったら、おもしろそうだなと思う。


欲しいものがあるときは、
それがどんなものなのかよく思い描いて、イメージする。
絵に描いてもいい、写真を貼ってもいいよ。口に出してみるのもいい。

そうしたらね、あとは楽しんで待ってみよう。
いつ出会えるか、どんなふうにやってくるのか。
ふと、
目の前にそれを手にするチャンスがくるよ。


そんな世界になったら、時間的に、そして心理的にもいいんじゃないかなーと思う。

いつ なにが届くかは、おたのしみ。

毎日、さまざまなサプライズがあるような 
日常を楽しむ。


どなたかが書かれていたけど、自然界にはそんなに速いスピードのものはないって。
ほとんどなゆっくりなのだ、と。

今の世界は、速さを良しとする所あるけど、それは自然の摂理に逆らってるものなんだ、ということなのだ。

まぁ、その恩恵を大いに受けつつ、暮らしている身だから、たわごとになってしまうけれど、そんな視点は持っていたいと思う。


オーダーして、待つ。
そして 届くもの。








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