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主治医とのこと

ずっとかかっていた整形外科の先生を 変えてもらうことになった。
 
治療方針で意見が合わず、
先生を心から信じられなくなってしまったから。


わたしは、両足が 変形性股関節症 。

変形性股関節とは、股関節の軟骨が徐々になくなり、痛みがひどく歩けなくなる病気で、その治療法は 一般的には 手術とされている。

生死にかかわるわけではないけれど、症状は進行していき、一生付き合うもの。
だから、先生との付き合いも長くなる。


右足の手術(寛骨回転骨切り術)を執刀したのが、今の先生だ。
手術はうまくいったのだけど、手術の必要性に疑問を感じるようになり、 左足は 痛み止めの湿布などの対処療法でしのいできた 。


3年ほど前、左足が強い痛みとともに動かなくなって、普通に歩けなくなった。

そこから、
先生との意見の違いが あらわになり始めた。


早く手術をしたい 先生と、
今はまだ手術したくない わたし。


だから、傷病手当金の書類作成の件でも もめた。(また機会があれば書こうと思います。)


先生は、股関節の手術が専門だから、人工股関節の手術をすれば 元通りの自由な生活が送れて、痛みからも解放されるのだから、早く手術をすればいいと思っている。

一方わたしは、今手術したら人工股関節が消耗し、もう一度入れ替え手術が必要になる可能性もあるので、あと10年ぐらい対処療法でがんばって、手術時期を少しでも先伸ばしたい。



まぁ、お互いの意見が違うのは仕方がないと思う。
問題はそこではない。


先生が診察の際に言った 言葉や態度だ。

いつまでも手術をしないなら診察に来るな、とか
対処療法は宗教みたいなものだ、とか
椅子にふんぞり返って 話したことだった。



先生とは長い付き合いだから、緊張感がなくなり、そんなことをこぼしたのだろう。

だけど、人はまったく思ってもいないことは、
口から出ないものだ。


先生は考えがはっきりしていて物言いも強め、以前から気になることは多かった。
それでも、これから先もずっと自分の足を診てもらう先生だ。半年に1度程度しか会わないから、穏便な関係を作りたいと思ってきた。


でも、不快な気持ちしかなかった。 
もう、むりだ。


先生は、他の病院の医院長もしており、そこのホームページには、先生の考えがいろいろと記されていいる。

医者の選び方
「人として」信頼できる医師か 見極めること、
と書いてある。

そのとおりだと思う。
手術で自分の体を預ける人なのだから。



















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