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河野デジタル相が国会の答弁でスマホを使用したことについて

 以下11月28日の読売新聞の内容を参考に記述する。

 27日の参院予算委員会で、河野デジタル相が答弁の際にスマホを使用したことに対し、末松信介委員長から注意される一幕があった。

 河野デジタル相は、「ライドシェア」に関する答弁の際に立憲民主党の議員から2019年3月当時の外相について問われると、スマホを取り出し「確認します」と言って操作を始めたところ、利用を控えるよう指摘された。

 参院事務局によると、委員会でスマホの使用は認められていないようだ。

 
 個人的な意見として、スマホの使用に関しては柔軟に対応するべきだと思う。おそらく委員会の方に「なぜスマホを使ってはいけないのか」と聞いてみても、「それが規則だから」とか、「マナーだ」などという答えが返ってくるのだろう。こんな状態では日本はこれからもITで負け続けることになる。もちろんスマホを使用して議論に関係のないこと、信憑性のない情報を調べ、それを答弁に使うことは許されないと思うが、今回の件は当時の外相を調べようとしただけだ。当時の外相を頭に入れていなかった河野氏にも非があるのかも知れないが、スマホで調べることができず議論が進まない方が問題だ。また、当時の外相が誰かを聞くことになんの意味があるのか。不毛なやりとりだ。答弁は人の揚げ足を取るためにするものなのか?

 今回の件とは少し話が逸れるが、堀江貴文氏は自身の著書「多動力」では、「大事な会議でスマホをいじる勇気を持て」と話している。「会議は全ての時間が濃密というわけではない。くだらない会議、意味のない無駄話を他の人がしている時間にスマホで必要な情報を得た方が随分と有意義な時間を過ごせる。」また、別の著書「時間革命」では、堀江氏は自身の会社をやっていた時は、社員がスマホをいじっても注意をしなかったという(もちろん、それで会議をおろそかにして、話を聞き漏らすのは論外である)。

 今回の河野氏の一件について必ず堀江氏が持論を述べると思っていたらyoutubeに動画をあげていたので、一度視聴してみることをお勧めする。


参考文献
読売新聞(11月28日)
「多動力」、「時間革命」(堀江貴文)

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