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象印はなぜ「ゾウ」なのか知っていますか?

 今回は私が最近面白いと思った番組を紹介したい。

 その名も「カンブリア宮殿」。作家である村上龍が旬の経済人をゲストに迎え、旬の経済テーマについて語るトーク番組だ。

 番組名をご存知の方も多いだろう。しかし、名前は耳にしたことがあるが、しっかり観たことがある人は少ないのではないか?私もその一人だった。昨日、TVerで「日経プラスナイン」(日経新聞×テレ東の経済番組)を視聴していたところ、おすすめの欄に「カンブリア宮殿」が出てきたので、興味本位にクリックして視聴したら、すっかりはまってしまった。一時停止をしてメモを取ったり、重要だと思ったところは2度3度観たり、学びの多い番組だった。「ビジネスに興味がある」、「最近売れてる商品はどんな背景で作られたのか?」と感じる人は是非視聴してみて欲しい。いろんな気づきが生まれるはずだ。

メモの一部
メモの一部

  本記事のタイトルについても「カンブリア宮殿」で紹介されていた。その回では「象印の炎舞炊き(炊飯器)」をピックアップ。炎舞炊きの何がすごいのか?他社と比較して高額なのになぜ売れるのか?美味しいご飯の装い方 象印の生存戦略 顧客との体験価値の創出方法 象印の歴史... について紹介されており、素人が観ても分かりやすい編集がされている。


 象印は1918年、現社長である市川典男氏の祖父らが兄弟で、魔法瓶を作って販売する事業を始めた。現在は世界各国に輸出しているが、当時はインドネシアなど東南アジアに輸出することが多く、現地の人たちに受け入れてもらえるように、東南アジアで馴染みのある象のマークを使用したという。


 今まで「象印がなんでゾウなんだろう?」なんて考えもしなかった。どうでもいいと思う人もいるかもしれない。そんなこと考えなくても別に死ぬことはないし。しかし、これからはChatGPTのように質問力を問われる技術が益々普及してくるはずだ。文章構造を明確にし、論理的な質問をしなければ、自分が意図した回答が得られない。自ら問いを立てる能力を養うためにも、世の中のあらゆることに疑問を持つことは大事になると思う。

 そして、これからは個人同士がビジネスできるインフラがもっと整ってくるはずだ。企業に勤めている人は、大手、中小企業に限らず、会計は会計の部署に任せる、営業は営業担当に丸投げする、では自分のスキルの幅が広がらない。誰もがビジネスを学んで損はない。「カンブリア宮殿」のような、経済に疎い私でも観やすい経済番組から見始めるのも良いだろう。是非、成長のタネにしてほしい。

サムネ引用

カンブリア宮殿HP

カンブリア宮殿TVer


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