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男女は平等なのである。

古事記の中にはこれは男尊女卑ではないのか?と取られてしまうようなシーンがあり、お話し会の中ではその解釈について話し合うこともあります。

古来より日本という国は皆んなが助け合う国なので、夫婦も仲の良い国だったのではないかと思うのですが、古事記には嫉妬話も出てくるので、人間の情愛というものは長い年月を経てもそんなに変わらなかったりもするのかもしれません。

一夫一妻制となったのは、ここ100年くらいのことのようで、今とは感覚が違うところもあるんだろうなとは思います。

とはいえ、戦後に国史として勉強していた古事記や日本書紀から記憶力の羅列のような日本の歴史に変化してしまい、それは現代の夫婦関係にも大きく影響しているのではないだろうかと思うのです。

古事記を読むにあたり重要なことは、行間を読むことだなと思うので、学校では男性も女性も物事の背景を考えるような授業を受けていたのではないでしょうか。

もともと女性という生き物は感覚、感性の生き物なので、理詰めで説明しろと言われても答えられないことってよくあります。夫婦が理解し合えないのは、女性の気持ちを男性が理解しきれないところにあるのかなと思うわけです。なぜ妻が怒っているのかわからない男性と、理解してもらえなくて寂しさを感じる女性。結構みんな通る道なのではないかと思うのです。

古代において、卑弥呼という神からのメッセージを受け取る女性がいたように、女性は男性よりも感覚が開いていて、ふとしたメッセージを受け取りやすいのですね、そしてそんな女性を男性が大切にすることによって世の中がまわってきたのではないかと思うのです。

実は、女性の中にも男性性ってあるし、男性の中にも女性性ってあります。これからは女性性が重要な時代になると言われているので、男性にもぜひ感性・感覚を磨いていっていただいて、女性と理解し合える家庭円満な時代に突入すると嬉しく感じます。

男女は平等なのだけれど、やはり役割ってあります。わたしは男尊女卑ではなく、男性がしっかりしてリードしていくんだよ。女性は男性を立ててあげた方がうまくいくんだよという子孫たちへのメッセージのように感じました。

男性は一つの物事にまっしぐらに向かっていくタイプの方が多いので、女性が周りをみてサポートしてあげる必要がどうしてもあると思うのですね。

色んな在り方や関係があるとは思います。絶対これというわけではもちろんないですが、古典から学ぶ、新時代の夫婦の在り方を考えてみました。お読みいただきありがとうございました♪



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