【米国流】生産性を高めるビジネスマインド

みなさんこんにちは！

本日も牛尾剛さんの「世界一流エンジニア思考」より、アメリカ人のビジネスマインドについてお話ししていきます。

今年度も残り2ヶ月を切り
新年度から新しい部署、職場に異動する方
新採用として働き始める方など
様々いらっしゃると思います。

どんな仕事や職場でもそうですが
求められるのは、やはり「生産性」ですよね。

そして、先進国の中で
一人当たりの生産性が最も低いのが日本
最も高いのがアメリカ（倍ほどの違いがある）
です。

この記事では、生産性の高いアメリカ人達が
どのようなマインドを持って
仕事をしているのかを紐解いていきます！

・生産性を上げたい
・価値を生み出せる思考法を身に付けたい

という方は気づきのある記事になる思います。
お時間ある方はぜひ、最後までご覧ください！

アメリカ人が無意識で実践する3つのマインド

ここからは
アメリカ人が無意識のうちに実践している
3つのマインドについて紹介していきます。

❶怠惰であれ

言い換えると

「必要最小限の努力で最大の価値を生む」

です。

日本人とアメリカ人の思考の違いとして
「優先順位の付け方」があります。

日本人が優先順位をつける場合

・定義設定
・マニュアル作成
・ヒアリング
・部下への指導
・説明資料作り　など

様々なタスクがある中で一番重要はこれ、
次に重要なのはこれ、その次はこれと
順番に優先順位をつけていきますよね。

しかしアメリカ人は、様々なタスクの中から
一番重要なものしか取り出さないそうです。
そして、その一番重要なものしかやらないんです。

日本人のように
あれもこれも全てに優先順位をつけて
時間があれば全部しようとはならない。

20:80の法則にもあるように
全体の20%の仕事が80％の価値を生んでいる。

このように日本人とアメリカ人で
倍ほどの生産性が違う理由は、

アメリカ人の方が成果が最も出ることだけに注視して、やらないことはきっぱりやらないからなんです！

❷会議の「準備」「持ち帰り」はしない

私の会社を含め
日本の会議は資料作成、アジェンダの決定などの準備。

そして、会議後は議事録の作成、資料の修正
会議で出た議案の持ち帰り検討など

会議をするだけで
前後に時間を要してしまいますよね。

しかし、マイクロソフトでは
「会議はその場で完結」が鉄則とのこと。

当社では、
時間が最も価値のあるものであるため

会議のための準備は基本しない。
さらに、資料の修正等があればその場で直すし、
議事録も重要なところだけ会議中に共有。

持ち帰り検討もなく会議中に全ての決定を行うそうです。

会議の前後に時間をかけるのではなく
その会議が「最も質の高い価値のある時間にする」ことを全員が共有している。

そのため、無駄な時間がなく
その分、必要な業務に集中でき生産性が高まるんです。

❸物理的にやることを減らす

マイクロソフトでは
定例でマネージャーと進捗会議のようなものがあるそうです。

日本の場合、進捗会議とは、
今どこまでできていて何ができていないか？を確認するために行いますよね。

そして、できていないことにフォーカスし
人や設備の導入により、できていないことを
全てできるようにするのが日本流です。

しかし、マイクロソフト社の進捗会議は
マネージャー自身から「この仕事は必要ないね」
といってどんどん仕事を減らしていくとのこと。

みんなが最も重要な業務に取り組めるように
マネージャーが気を配っているんです。

これは日本だと有り得ないですよね。
上司や管理職が自らこの仕事必要ないからやらなくていいよなんて言わないなと、、、

マイクロソフト社を始めとするアメリカは
物理的にやることを減らし、
最小で最大の成果が出るものに集中することを徹底しています。

仕事とは何をたくさんやったかではなく、
どれだけ社会にインパクトを残せたかが重要。

そのために不要なものは減らし
フォーカスするべきところに力を集中投下する。

アメリカの考え方は実に効率的で生産的であるなと感じました。

さいごに

本日は、アメリカ流「仕事をする上でのマインドセット」についてお話ししました。

僕はこの話を聞いて、
日本は生産性とは真逆のことをしているなと思ったのと同時に

この数十年間、現実が変化していない
社会にも少し怖さを感じました。

それは、日本とアメリカの1人あたりの生産性が2倍もの差がつきますよね。

GDPもドイツに抜かれて
4位になった日本ですが、日経平均株価は
過去最高値を更新。
海外からも注目が集まりつつあります。

今だからこそ、アメリカなど海外の
良いところをしっかりと取り入れて生産性を高め持続可能な日本になればいいなと思います！

一人一人の行動が大きな波になる！
僕自身も、アメリカ流のマインドを取り入れて仕事をしていきます！

本日も最後までご覧いただきありがとうございました！

参考図書のURLを貼っておくので、興味のある方はぜひ読んでみてください！

【本日の参考図書↓】

世界一流エンジニアの思考法