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「栄養と料理講座」夏期スクーリングに参加しました

令和6年度女子栄養大学社会通信教育「栄養と料理講座」の夏期スクーリングに参加しました。

はじめて参加したのですが、参加して良かったです。
西洋料理や中国料理は専門講座の「食文化概論」で学んで、自分でもレシピ本を読んだりしていましたが、実際にどれくらいの時間がかかるのか、どのくらい手間がかかるのかがピンと来ていなかったのですが、デモンストレーションを見てわかりました。
四群点数法は一般講座で何度も何度もやりましたが、改めて講義で聞くと復習になりました。また、講師の考えた一週間の献立で新しい視点や考え方を知ることができました。
食中毒は専門講座の「食品衛生」で学びましたが、自分の知識が薄いことに気づき、特に手洗いの仕方は「わかったつもり」でいたことがわかり、より理解が深まりました。

さて、ここからはスクーリングの詳細です。


日時

1日目:7月6日(土)13時〜16時30分
「ソースの種類について」デモンストレーション
西洋料理、中国料理
2日目:7月7日(日)13時〜16時20分
座学
四群点数法での献立づくり、食中毒にご用心

1日目の最初には通信講座の代表責任者の香川明夫先生のご挨拶がありました。

1日目の講義資料
2日目の講義資料

1日目:西洋料理

西洋料理は3つのメニューと4つのソースの紹介でした。
それぞれのメニューは30分、1時間、1時間とかかるものとのこと。それを2時間程度の講義時間に収めるために、並行して作業をして説明をしていました。
配布されたレシピを行ったり来たり。
西洋料理のソースは時間がかかることが体感としてもわかりました。

夏期スクーリングということもあり、西洋料理はフランスの南部のメニューでした。

試食は彩野菜のアンチョビクリームソースです。とても美味しかったです・・・

西洋料理の試食
デモンストレーションで作られた料理

1日目:中国料理

西洋料理が押しに押しまくったので中国料理は時間は短めになってしまったようです。
でも、そんなことを感じさせないほどのサクサクっと説明をして、サクサクっとデモンストレーションをしていました。雑談もあるくらい余裕のある感じでした。

とはいえ時間は押していたので、試食しながらデモンストレーションを見るという形でした。

あらかじめ用意されていたデザートを食べながら、説明を聞き、今作られた料理を試食し、ソースの味見の試食・・・と地味に忙しかったです。
でも、どれも美味しかったです・・・

夏期スクーリングということもあり、香港やインドネシアなどの比較的暖かい地域の中国料理のメニューでした。

中国料理の試食
中国料理の試食
中国料理の試食
デモンストレーションで作られた料理

2日目:四群点数法で献立づくり

四群点数法の基本的な説明でした。1日の献立づくり、そして1週間の献立づくりの手順について。通信講座を学んでいれば当たり前の内容ですが、改めて説明を聞くと今の自分の食生活を見直すきっかけになるので勉強になります。
海外の1週間の献立では節約のコツを示していました。

2日目:食中毒にご用心

食中毒について基本的な説明でした。通信講座で学んでいるときはそういうものかなと思っていることでも、一つ一つ丁寧な説明を聞くと、なるほどと思いました。グラフの数字が高いのはなぜか、という説明などなど。こういうのは自分一人で勉強しているときは見逃しがちです。

2日間を終えての感想

通信講座を勉強しているときは集中していて身についていたつもりでいましたが、修了して時間を置いて新たに学ぶと「わかったつもり」でいたことに気づきました。
「栄養と料理」は学んだことをすぐに実践に移せることが何よりもメリットだと思います。上書きされた新たな知識を日々の生活に実践していきたいです。
たまにのスクーリングはとても良いと感じました。


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