見出し画像

生き残る

今年最後の日記。ずっと書きたくて、でも書けなかったことがあるんだけど、それはやっぱり書けなかった。やり残しはよくないけど、まだやれることがあると考えて年を越そう。

昨日のイベントのあと、三次会で同い年の著者さん(というとひとりしかいないけど)と輪を離れてふたりカウンターで飲みながら話してたら、個人的に大きかった2016年のできごとの話になった。

ひとつは『この世界の片隅に』の話。もうひとつはその書けなかったことの話。彼も思うところがあったらしい。このふたつから感じたのは「生活」のことだった。

「疾走し続けていると、人って死ぬんだよね」

彼の言葉にお互いだまってしまった。

そうなんだ。走るのをやめるのは恐い。止まったらもう動けなくなってしまう気がする。クソみたいだったころの自分に戻ってしまう気がする。でも、生活をおろそかにしていると人は死ぬ。走るなら走るなりに、時としてペースを落とす勇気を持とう。ちゃんと深呼吸できる場所を作ろう。生きていたいなら、そうしなきゃいけない。2017年はそれが目標だ。

毎日更新なんて日記を始めてしまい、ほとんど個人的なことしか書いていないけれど、それでも読んでくださった皆さんに感謝します。

これから、今年家と会社以外で一番通いつめた場所に、一年の汚れを落としに行ってきます。僕に一番生活を取り戻させてくれた場所かもしれない。日の出湯さん、いつもありがとう!

では、2017年に会いましょう! 皆さんも良い年をお迎えください。

お金よりも大切なものがあるとは思いますが、お金の大切さがなくなるわけではありません。