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了美 Vineyard and Winery 訪問Part5

お手伝い その②
お昼ごはんにお腹がパンパンになるほど手作りのカレーライスをいただいた私たち。
午後の「お手伝い」は何かなぁ〜?
午前中に見学したブドウ畑にブドウが実っていたから、もしかして収穫するのかなぁ〜?
イヤイヤ、そんな大事な作業を私たちみたいな素人にはさすがにやらせてもらえないでしょ。
そんな事を話しながら「お手伝い」のお声がかかるのを待っていた訳です。

待っている間に、建物の裏手を見ると、何やらトラックから荷降ろしをしている様子。

了美 Vineyard and Winery では今年からブドウの収穫が出来るようになったけど、まだ収穫量が足りないので今は他の地域のブドウを使ってワイン造りを行っているそうです。
今日のこのトラックには山形県の高畠から届いたブドウがぎっしり積載されていました。

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そこへ、「ごめんねー、お待たせー。」の声が。

よーし出番だ!行くぞ!

「こっちこっち、醸造所に来てー。」

醸造所!?
畑じゃないの??

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訳が分からないまま、言われるがままに醸造所に潜入。

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醸造所のなかは、ワインを発酵させるタンクやら樽やらがあるんだけど、そのすべてがピッカピカなの。道具にも愛情を込めて手入れしているんだろうなって思った。

奥に進むと、いまトラックから降ろしたばかりのブドウが山積みに。

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キラキラに輝くブドウ。
このブドウも山形高畠の地で愛情込めて大切に育てられ、今日ここに来たんだろうな。

では、だいこんの花の皆さんには、いま届いたブドウを使ってこれからワインを仕込むのでその「お手伝い」をしてもらいます。

ええっ!ワインの仕込みだってっ!!!!
そんな大事な仕事を私たちにやらせていいんですか!?

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でも、こんな機会をいただけることは後にも先にもあることとは思えないのでやらせていただきました!

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ではここで、仕込みの手順を簡単に説明します。

①ブドウをカゴごと手渡す人
②そのブドウを圧縮機に投入する人
③空になったカゴを受け取る人
④さらにそのカゴを受け取って次の人にバケツリレーする人
⑤さらにさらにそのカゴを受け取って高圧洗浄機の前にセットする人
⑥カゴを高圧洗浄機でキレイに洗う人
⑦キレイになったカゴをひたすら畳む人

です。
私たちが担ったのは④〜⑦の手順。
でね、この手順を説明していただいたときに何度も何度も入念に確認されたのがそれぞれの立ち位置。
何で?
何でこんなに何回も立ち位置を確認するの?

それはね、すぐに分かります。
(私たちはこの時点で立ち位置の重要性を理解していませんでした。)

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醸造責任者の方の合図をもとに、いよいよ仕込みのスタートです。

「では、始めます!」

の声とともに、醸造所に鳴り響いたのは、

なんと、「天国と地獄」

そうそう、運動会や体育祭のかけっこやリレーのときに流れるあの音楽です。
この音楽が流れて、作業が始まった瞬間にやっと分かりました。
あのとき、入念に確認した「立ち位置」の重要性を。

この仕込みの作業はスタートしてしまったら止めることができない一気に短時間で行う必要があるんです。
だって、もたもたしていたらブドウの鮮度が落ちてしまうから。
もぅ、全員が必死ですよ。100箱はありますからね。
まさに「天国と地獄」。
僅かな空きを狙って撮影したのがこちらの動画です。

終わったー!

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了美 Vineyard and Winery の皆さんは機械の洗浄をしていますね。すっごく丁寧に洗浄をされていて、ワイン造りへの実直さを感じます。

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私たちが達成感とその余韻に浸っていると、ピーピーピーとフォークリフトがバックする音が・・・。

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なんだ!? このフォークリフトが運んでいるものは?

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私たちの目の前に赤いブドウが現れました。
それも、先程の白いブドウと同じく100箱くらい。

そっかぁ、トラックから赤いブドウを先に下ろして、鮮度が落ちないように冷蔵庫にしまっておいたんだな。

そうです。白ワインの次は赤ワインの仕込みです。
よーし、ここまできたからにはやってやろうじゃないか!

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いやぁ〜、クタクタです。
足腰がガタガタ震えています。

でも、1回めよりは手順が分かってスムーズだったかな。
ブドウのカゴの洗浄と、そのカゴを畳む作業は得意技のひとつになったかもしれません。

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それにしても今日一日はとても濃い一日でした。
まさかまさかの体験をこれでもかぁってくらい経験させていただきました。

予定では今回の記事で終了するはずだったけど、
まとめるのは次にさせていただきますね。

次が最終回


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