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発達・精神障害の薬は眼鏡

[注意]発達・精神障害当事者が書いた記事です

発達・精神障害の薬は、眼鏡の様なモノだと思ってます。私は、

今(2023/06/07)、私は発達障害と鬱の診断を受けています。
主治医の下で調整を繰り返して服薬している薬は、
アリピプラゾール6mgとエスシタロプラム10mgです。

この服薬を始めてからは、
地に足が着かないような自分の人生に責任を持てない『世界観』
(コノ記事での『世界観』は、自分が見た現実世界・日常生活とソレらへの生きる姿勢を指します。)から、
地に足が着いた自分の人生に責任を持てる様な『世界観』へと変化しました。
もっと言うと、自分と現実が繋がってぼやけた世界がクッキリ見える様になった。眼鏡を初めてつけた様な感覚に近かった。
(もっと幼いうちに服薬したかった…)

ですが、頭が良くなる薬ではない。ので、コミュニケーションスキルと仕事能力は一切、変化していません。
でも、ソレらは地に足が着いた『世界観』で、人・物事に真摯に向き合うことで獲得でき得る能力だと私は思っています。

私が、コノ記事で伝えたいことは、
自分の様に、自分の人生が地に足が着いていない様な『世界観』を持っている人には、薬物療法を検討してみてほしい事です。
(薬物療法を使わなくてもいい方も居られると思います。
飽くまでも、私は薬物療法で快方に向かったので、コノ記事では強く推し出してます。主治医と納得いけるまで相談してから様々な治療法を選択してください。)


では、なるべく早く当事者自身に合った薬を服薬するには何をしたらいいのか?

  1. 自宅から近いメンタルクリニックを数軒、受診してみる

  2. ソノ受診の中で、安心出来る医師を見つける

  3. 安心できる医師(主治医)に、今の体調・気分・思う事を箇条書きで伝える

  4. そして、目指したいゴール(回復・寛解・復帰など)を明確にする

  5. 主治医と相談の上でスタートラインとゴールを決めれば、与えられた薬を助けにしてゴールまで"ゆっくり急ぐ"

  6. 一回の投薬で合った薬は見つけられない・効き目が遅いこともあるので、小さな事でも飲み心地と気分と体調の変化は紙の上に書いて伝える。

  7. 主治医の判断の下で、安定した体調になるまで繰り返し薬を調整する。

薬物療法で大事なのは、薬や体調・気分の変化に違和感を感じたら、
"主治医の下で直ぐに診察を受けて相談し指示を貰う事"です。

自己判断をしてしまうと、問題が複雑化してしまい。快復・寛解するまでの治療期間が長引いてしまいます。(経験者は語る)
ですから、絶対に「?」と違和感を感じたら、予約した日でなくても主治医に相談してください

薬を飲む中で、葛藤は多くあると思います。が、ココはグッと堪えてください。
自己判断し治療を中途半端にする方が、人生の大きなタイムロスになります。
「断薬したい」「病院に通いたくない」にしても、主治医の判断を貰ってからにしましょう。

最後になります。
私は自分に合った薬のおかげで、現実的で具体的で明瞭な『世界観』と自分の人生を初めて手に入れたと思っています。だから、自分と同じ様な『世界観』を持ってしまっている方は、是非、薬物療法を検討してみて欲しいです。

ここまで、拙文にお付き合い頂きありがとうございました。🙇‍♂️


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