見出し画像

ミュージカル『GHOST』

先日、シアタークリエにミュージカルGHOSTを観に行きました。
私は今回初めてでしたが、元々大変評判の良い作品です。

『GHOST』は、映画原作の作品です。
映画を観たことがある方は多いのではないでしょうか。

仲の良い恋人サムとモリー。プロポーズの晩、2人は強盗に襲われサムは命を落とす。モリーを思うサムは幽霊としてこの世に残り、彼女を危険から救おうとする。
https://www.netflix.com/jp/title/60010395

映画を観ていないので、ミュージカルの感想のとどまりますが、少しお付き合いください。

まず、サムが銀行員で、モリーが芸術家なところが特徴的です。
どこで出会ったんだろう・・みたいな邪推もしましたが、職業が逆だったら、サムが幽霊になっていることをモリーは認識できなかったと思います。
浦井さんはほんとにインテリ系が似合いますね。

オダ・メイが白人(サム)を疎んでいるところも印象的でした。
日本では大したメッセージになり得ないような気もしますが、海外では問題提起の一つになったのではないかと思います。

気になった点もあります。
生前、(悪意で)殺人を犯した人間は、罪を償う手段もなく地獄に堕ちるという解釈をしました。サムは死後、自分を殺した相手に復讐をし、結果的に人を殺していますが、天国に行った様子です。
復讐はノーカウントなのでしょうか。モリーを守ったから?それとも死後は罪に問われない?
「モリーを守ったから」が1番キリスト教的な気がします。サムはやり残したことがあったから幽霊になったのではないかと思いました。
オダ・メイも詐欺師ですが、サムとモリーを命がけで守ったので、天国に行けるのではないでしょうか。

映画も観ようと思います。
ハッピーエンドの作品は定期的に観に行きたいですね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?