しんどいときの考え方
精神疾患になってから
どうも、大黒エンタシスです。
初めての記事にも書いてありますが、僕は新卒で入った会社で無理をしすぎて病んでしまい、以降今日までメンタルの不調と共存しています。最近はハチャメチャに暑いので冷房の効いた部屋でほぼ一日中過ごしてしまい、その結果寒暖差でよく体がバグります。
最近は家庭内のストレスなどもあってか、夜どんなに寝ても日中しんじられないレベルの眠気に襲われます。
今日もなかなかにしんどいんですけど、そんなときの考え方として「ステップの細分化」というのを意識しています。
同じような悩みを抱える方の力になれたら嬉しいです。
ステップの細分化
早速説明に入ります。
みなさんはYouTubeなどで「精神疾患治療にはこれがいい!」という内容の動画を見ることがありますか?
僕はMAX病んでたときに暗い部屋で横になりながら再生リストを作ってずっと流してたんですけど(マジでよくなかった)、だいたい出る結論として「生活リズムを見直せ」ってところに落ち着きます。そりゃそうだ。
ただ生活リズムを見直すって言われても漠然としすぎていますね。もう少し詳しくしましょう。
僕が感じる3大要素は「睡眠」「運動(できれば朝)」「食事」です。
「それができたら苦労しないわ!!!」
という声が聞こえてきそうですがちょっと待ってください。なにも最初から無理してやれとは言ってません。
そう、最初からやらなくていいんです。ていうか最初からできてたらそこそこ健康な人間なんじゃないかと思います。
特に急性期(病気になって一番しんどいとき)なんてマジで動けませんから。何事も段階が必要です。
ここでステップの細分化を考えます。
例えば軽い運動として朝の散歩を心がけるとしましょう。詳しい説明は省きますが、朝日を浴びるのは大変体によいことです。朝の散歩は治療という観点から見てめちゃくちゃ理にかなっています。
じゃあいきなり散歩いくかー!!って、そりゃ無理な話ですよ。
ここでステップの細分化!!
朝の散歩って何がしんどいんでしょう?
個人的につらい要素は「朝日を浴びること」と「体を動かすこと」の2つです。
だったら話は単純。まずは「少し朝日を浴びよう」くらいでいいんです。
目標を「朝の散歩」から「カーテンを開けること」くらいのゆるい目標に買えたらいいんです。最終的な目標が一緒なら、目の前のやることを多少変えても問題ありません。
健康な人はよくこう言います。
「最初の1歩が大事だよ!0から1はたいへんだけど頑張ろう!!」
それができないから我々は苦労してるんです。
0から1が無理なら0から0.1でいい。それが無理なら0.01からだっていいんです。
小さなことの積み重ねが大きな結果をもたらします。
ただ、僕たちが思う小さなことと、世間が思う小さなことには大きな乖離を感じます。周囲の人間や主治医と意見が噛み合わないのは、この感覚の違いなんじゃないかと推測しています。
とにかく僕が伝えたいのは、「できることからやろう。でも最初からなんでもできると思うな。」です。
自分が思っている以上に精神疾患ってしんどいものだと思いますよ。どうせ世間は厳しい声をかけてくるのだから、自分くらいは自分に甘くしたっていいじゃないですか。でも、甘えていい状況をミスったり、そもそも目標の設定をしていないとなるとなにも生まれません。
まずはやれることをやりましょう。なにもできないなら、まずは横になりましょう。できてるじゃないですか、あなたは横になれてます。最高。横になれるなら、そのうち眠りの質がよくなるかもしれない。眠りの質がよくなれば、朝起きられるかもしれない。
そういうことの繰り返しだと思います。
ここまで読んでくださりありがとうございました。
この投稿を読んでいるということは、あなたは自分を変えたい、よくなりたいと思っている方なのかもしれませんね。ちゃんと進めているじゃないですか。そういうことです。
僕は今日カーテンを開けられたので、ちょっと調子乗ってコンビニまで歩いてタバコとアイスとライフガード(この世で一番美味しいジュース)を買いに行こうと思います。
みなさんの生活にも幸あれ。
それでは👋。
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