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スペイン夏の移籍市場検証!これは無駄使い?

夏の移籍マーケットが閉まり10日たったが、現地時間10日付スペイン現地紙『マルカ』は、この夏にクラブチームを変えた50人の選手たちがまだリーグ戦でデビューを果たしていないと伝えている。

やはり大きく注目されるのはレアル・マドリーとバルセロナだろう。
バルセロナは、この夏にMFアルトゥール(グレミオ(BRA))、MFアルトゥーロ・ビダル(バイエルン(GER))、DFクレマン・ラングレ(セビージャ)、からFWマルコム(ボルドー(FRA))を獲得。新加入した4選手ともすでにリーグ戦には出場しており、エルネスト・バルベルデ監督の戦力として計算されているのが伺える。
ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドをイタリアのユヴェントスへ放出したレアル・マドリーは、GKアンドリー・ルニン(ゾリャ・ルハンシク (UKR)) 、GKティボ・クルトゥワ(チェルシー (ENG))、DFアルバロ・オドリオソラ(レアル・ソシエダ)、FWヴィニシウス(フラメンゴ (BRA) )、FWマリアーノ(リヨン (FRA) )が加入。オドリオソラは怪我をしておりまだ出場することはできておらず、マリアーノは移籍マーケット最終日での加入によりリーグ出場できる余裕はなかった。それでも注目はヴィニシウスであり、プレシーズンではトップチームで出場したが、シーズンが始まるとBチームであるRMカスティージャでプレー。ジュレン・ロペテギ監督は「彼はまだ仕上がっていない」と移籍金4500万ユーロ(約58億5000万円)と破格の価値の選手であるにもかかわらずまだ準備段階であるとしている。

その他、日本代表MF柴崎岳が所属するヘタフェでは15人もの選手が新たにクラブへやってきた。GKレアンドロ・チチソラ(ラス・パルマス )、DFイグナシ・ミケル(マラガ)、MFロベルト・イバニェス(オサスナ)、DFディミトリ・フルキエ(ワトフォード (ENG))、MFセバスティアン・クリストフォロ(フィオレンティーナ (ITA) )の5選手が未だ出場しておらず、その中にはMFの選手が2人。柴崎のライバルたちの活躍は未知数ではあるが、日本代表MFに取って厳しい戦いが待っているのは間違いない。

50人もの選手が未だ出場していないこの現状、『無駄な買い物』だったかはシーズン終了後まではわからない。

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