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"ボールタッチが少なすぎる"ことでイングランド代表から拒否された17歳が話題に!

皆さんはウェールズ代表DFイーサン・アンパドゥをご存知だろうか。このUEFAネーションズリーグで話題の選手の1人だ。11日付スペイン現地紙『マルカ』ではこのチェルシー下部組織で"ミニ・ダビド・ルイス"と呼ばれる17歳(9月14日の誕生日に晴れて18歳)のストーリーを紹介している。

アンパドゥは現地時間6日に行われたUEFAネーションズリーグのアイルランド代表戦に出場し、4-1で勝利したウェールズに貢献した。アンパドゥはウェールズ国籍だが出生地はイングランドであり、"母国"イングランドフル代表としてプレーする可能性もあった。

当時15歳のアンパドゥを4部のエクスター・シティでデビューさせたポール・ティスダル氏によると、アンパドゥが出場する試合にイングランドのスカウトたちを呼んだところ、「ボールタッチが少なすぎる」との理由で『保留』となってしまったそうだ。

ティスダル氏は「イーサン(・アンパドゥ)は14歳で今まで見たことがないくらい抜きん出た選手だった。彼らはボールタッチが多い選手を望んでいたようだけど、1タッチや2タッチでプレーできる頭の良さと状況判断が彼の強みなんだ。でも彼らはイーサンよりいい選手は沢山いると言っていたよ」と語った。

アンパドゥはイングランドU16代表で2試合プレーした後、ウェールズ代表へ心が傾き、ウェールズフル代表として公式戦に出場したことによりイングランド代表への道は完全になくなった。

たった17歳でチェルシートップチームで出場したアンパドゥはやはり本物だったのかもしれない。

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