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久々に書いてみています。
キャリアコンサルタントの資格をとって5年が経ちますが、いまだにとって良かったな、と感じています。

人の話が聞けるようになった

以前までは、人が困っていたら「こうしたらいいでしょ」と解決策を一方的に押しつけ、相手がどうしたいのか?を引き出すことをしていませんでした。
それでその人がどうなるかというと、一時的には納得してやってみるのですが、自分で考えてやろうと思ったことではないので、「やらされ感」が残ります。うまくいかなかったら他人のせいにして終わりです。

俯瞰して考えてみると、「こうしたらいいでしょ」と思っているのは私であって、困っている人自身ではない、ということです。これが相手の主体性を奪っていることになっていて、積み重ねていくと自分で考えることをやめていってしまう可能性があります。

先日、会社の後輩と食事をしていると、「相手に意見を出してほしいので、いろいろ促すのだがうまくいかない」ということがありました。
意見を出すまでにかかる時間は人それぞれです。すぐに答えを出せる人、ちょっと時間が必要な人、1日必要な人。初対面ではどういうタイプか難しいですが、私はまず観察を心がけるようにしています。
考えている素振りのときに、つい促そうとして追い質問をしてしまいがちです。そうなると相手の集中を乱して答えられなくなってしまいますので、そんなときは「沈黙は宝」だと思って、やさしくニコニコ😊します。

それにしても、「意見を出してほしい」と思っているこの後輩の姿勢は、相手の主体性を促そうとしていて、私自身が嬉しいと思った出来事でした。

今では自分を俯瞰して会話ができるようになったので、以前より落ち着いて話を聞くことができます。
さらに俯瞰できるようになったことで、他人が人の話を聞けてない様子もキャッチすることができるようになりました。多人数での会議などでファシリテーションにも活かすことができています。

そろそろキャリアコンサルタントの資格の更新時期ということもあり、いろいろ経験してるなあ、、、とちょっと思い立って書いてみました。ではまた。

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