無料で使える思考整理サービスのいいとこ取り(アウトライナー)
文章を書いていて、何が言いたかったか、わからなくなってしまったことはありませんか?
本題から逸れて、全然関係のないことを書き続けてしまったことはありませんか?
…こうした問題を解決するのが、アウトライナー(outliner)と呼ばれるソフトウェア/サービスです。アウトライン(outline)を作成するからoutlinerです。
簡単に言ってしまえば、"箇条書き"を楽にするサービスですね。
例えば、プレゼンテーションを作成する時など、先に結論を書いておいて、その結論につながる要素を書いていくと、伝える流れが自然にわかりやすくなります。
もし途中で伝える順序を変えたいなと思っても大丈夫!項目と項目を簡単に入れ替えることもできるので安心です。
Microsoft WordやEvernoteでよくない?
正直、似たようなことはWordやEvernoteでもできますよね。
僕がアウトライナーで好きなのは、文書内の一部だけを抜き取って表示する機能です。
例えば、こんな感じに文書があったとして、LDAという項目について詳しく書いていきたいなと思った時は、そこだけに拡大することができます。
拡大後はこんな感じ。
関係ないものが見えなくなっていい感じです。もちろん新しい文書が作られているわけではないので、元の文書にすぐ戻れます。
余計なものがみえていると、「あ、そういえばこっちも書かないと」みたいな感じで、集中力が乱されることがあります。それを避けられるので、これは嬉しいです(*´ー`*)
まあ、このあたりは好みがあると思うので、好きなのを使えばいいと思います(適当)。
どんなサービスがあるの?
アウトライナーを提供しているサービスとしては、機能制限はありますが無料で使うことができるものが多いです。フリーミアム型ですね。
なので興味があれば、とりあえず使ってみるのがおすすめです。
…とはいえ、それではちょっと放り投げ過ぎなので、僕が使ったことがあるサービスを紹介しておきます。
Transno
Minimalist Outline Notesと書いてあるように、非常にシンプルなアウトライナーです。
機能がそんなに多いわけではありません。
箇条書きを書いて、それを移動させたり、ちょっとした色をつけたり。
…でもアウトライナーに必要な最低限の機能は揃っています。
それがデメリットになるかというと、そういうわけでもありません。
初めてでも簡単に使うことができますし、余計な設定を気にしなくていいので書くことに集中しやすいです。
見た目もシンプルで素敵な感じです。
メニュー画面
リスト風にもできます。
実際のアウトライン作成画面はこんな感じ
ダークモードにしたり、入力部分を画面サイズに合わせることもできます。
あと便利なのは、1クリックでこのアウトラインがマインドマップの表示になるところです。
もちろんマインドマップ上で項目の追加もできます。
Dynalist
Dynalistは逆に非常に多機能なアウトライナーです。
アウトライナーで欲しいと思う機能は、探せばほぼあるんじゃないかなという感じです。頻繁にアップデートされているのでそれも良いですね!
メイン画面
左のメニューは隠すこともできます。これでスッキリ。
個人的にはSepiaのテーマも好きです。
プログラミングをする人としては、コード用のフォーマットがあるのはちょっと嬉しい。
まとめ
Transnoの機能制限で気になるところは、5000文書までしか作れないことです。とはいえ、5000というのも結構な数なので、なかなか使い切るまでは行きにくいと思います。
Dynalistの機能制限で気になるところは、画像が貼れないということです。
でもTransnoでは画像が貼れます。
つまり無料で使うなら、両方使えば最強なのでは…?(`・ω・´)
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