ロシアンMMAの最高峰 "ACA" 個人的注目選手
どうも。今回はロシアの団体であるACA(Absolute Championship Akhmat)について書いていきます。
ロシアのMMA団体は大きな団体だけでもACA、GFC、M-1、FNG、RCCと沢山ありますが、まずACAとはなんなのか。
ACAは元々ロシアの団体であったACBとWFCAが統合してできた団体です。
UFCにいるピョートル・ヤンやザビット・マゴメドシャリポフ、アスカー・アスカロフはACAの前団体 "ACB"のチャンピオンです。
ACBの時からかなりレベルが高かったのですが2018年辺りは大会が消滅したり行われなかったり倒産するんじゃないかってレベルでしたが同じロシアの団体であるWFCAとの統合により選手層もかなり厚くなり大会自体もコンスタントに行われるようになりました(良かった)
ロシアの魔境としてUFCでも活躍できそうな選手が沢山いるACA。
今回はそのACAの個人的おすすめ選手を6人簡単に紹介していきます。
ケリモフは特に好きな選手なのでケリモフだけかなり熱入れて説明してますが基本的に簡単な紹介なので気になった選手がいたら各自調べてください(投げやり)
*tapologyとは選手の戦績や情報が細かく書いてあるサイトです。
*ツイートやYouTubeの埋め込みのGIFや動画はTwitterにとばなくとも真ん中の再生ボタンを押せばこのページで再生出来ます。
*文章力、技術解説力、その他もろもろレベル低いので選手を知る目的で見てください笑
Rustam Kerimov🇷🇺
戦績 14勝0敗
階級 バンタム
Tapology 【https://www.tapology.com/fightcenter/fighters/133998-rustam-kerimov】
元ACAバンタム級王者(負けてないし剥奪もされてないけど先日返上したので)のケリモフは僕がACAで1番好きな選手です。
ケリモフは回転系の蹴りとシングルレッグテイクダウン。そして重いパウンドと現在のロシアンMMAの代表的スタイルとも言える戦い方を5分5Rペースを落とすことなく淡々と行えるとこが本当凄いです。
ACB時代はUFCで高戦績を残し現在RIZINに参戦している水垣選手をKO
強豪ラギモフをパウンドで失神させるなどし強さを見せつけました。
ACB83ではメインイベントでオレッグ・ボリソフのバンタム級タイトルに挑戦。5分5R接戦すぎる接戦でしたが蹴りで足数を増やし3Rテイクダウンでインパクトを残し勝利。見事ACBバンタム級王者に輝きました。
(この前Twitterで"ケリモフはACBのベルトは持ってません"と書きましたがあれは完全に僕の間違いです。すみません。)
ボリソフ戦後1年近く試合をしない状態が続きましたが2019年.3月16日のACA93でWFCA王者アブドゥル・ラクマン・ドゥダエフとACAバンタム級王座決定戦を行いましたがこれも大熱戦。
結果は着実にテイクダウンを奪いパウンドも当てていたケリモフが3-0で勝利。
個人的2019年ベストバウトです。
何回でも見れます...
5Rになってもスピニングバックキックを蹴ってテイクダウンを奪えるカーディオが恐ろしい。
そして2019年12月に行った初防衛戦ではブラジルのマシエルをパウンド1劇で失神KOに追い込み圧巻の防衛。
ケリモフは先日ACAのベルトを返上しUFCを狙ってるとのことなので是非UFCで見たいです!
Ali Bagov🇷🇺
戦績 28勝9敗
階級 ライト→ウェルター
tapology 【https://www.tapology.com/fightcenter/fighters/13821-oleg-bagov】
"ハルク"の異名を持つバゴフは亀の甲羅を背負ったような分厚すぎる強靭な肉体からわかる圧倒的なフィジカルとパウンド、首がへし折れるんじゃないかって思うほどのサブミッションが武器の元ライト級王者です(先日ウェルター級への転向のため返上)
ジェンキンスに極めた横三角絞め↓↓↓
直近の試合であるカリエフ戦の横三角&キムラ↓↓↓
などただのフィジカルモンスターではなく純粋にグラップリングのレベルが凄いです。
でも1番怖かったのはサントス戦の鬼パウンド
殺しにかかってます。
次戦は今月でウェルター級戦となります。更にゴリゴリになってると思うと恐ろしいですね。
Abdul-Rakhman Dudaev🇷🇺
戦績 23勝5敗
階級 バンタム
tapology 【https://www.tapology.com/fightcenter/fighters/71860-rakhman-dudaev】
ケリモフとACAバンタム級王座を争ったドゥダエフはスタイルがケリモフとめちゃくちゃ似てます笑
キレッキレのスピニングバックキックにテイクダウン、カウンターのギロチンを得意としてるドゥダエフは前述したWFCAでバンタム級王座を獲得した選手です。
ケリモフに敗戦後元ACB王者のボリソフと対戦。極上のカードはボリソフがテイクダウンで上手く試合を進めるもカウンターのギロチンで勝利
ケリモフが返上したタイトルを是非獲得して欲しいです。
Arman Ospanov🇰🇿
戦績 9勝3敗
階級 フェザー
tapology 【https://www.tapology.com/fightcenter/fighters/64757-arman-ospanov-sunkar】
オスパノフは3度コンバットサンボの王者に輝いたカザフスタンの選手です。
正直トップ選手ではないですし前戦も負けてしまっているのですが試合が面白いのと勝ち方がド派手なので好きな選手です笑
パンクラスランカーの中島太一選手をスピニングバックキックで倒した試合はかなり衝撃的でした。
カザフスタンの選手はパンチの重さに加え飛び道具の使い方が物凄く上手いです。
エスキジェウ戦のフライングニーがオスパノフのKOで一番好きです。
この前の試合も序盤かなり押してたのにパンチ貰って畳み掛けられました...
次こそは勝って欲しいです...!
Shamil Shakhbulatov🇷🇺
戦績 11勝1敗
階級 バンタム
tapology【https://www.tapology.com/fightcenter/fighters/72258-shamil-shakhbulatov】
シャフブラトフはヤンやケリモフにつぐ選手だと思ってます。
サウスポーからの左のテンカオやフック、バックボーンの散打を活かしたスピニングバックキックを武器としています。
ACBでプロデビューし着々と勝利を積み上げてきたシャフブラトフはここ2戦で一気に化けた気がします。
ACA91ではギロチンチョークがとにかく強いロペスと対戦し1Rテイクダウンに苦戦するもスピニングバックキックでふらつかせパンチラッシュでKO。
ロペスは本当に強いのでシャフブラトフのガードワークや最後のKOには驚きました。
自分も生中継で見てたACA95では当時18勝1敗の戦績を誇るミザエフをカウンターのレフトショートフックでKO。その日1のノックアウトでした。
次戦はケリモフの返上したバンタム級王座をかけたタイトル決定戦。
ACBで育ったシャフブラトフにはここでベルトを獲得して欲しいです!
Albert tumenov🇷🇺
戦績 21勝4敗
階級 ウェルター
tapology 【https://www.tapology.com/fightcenter/fighters/40125-albert-tumenov】
巧みなヘッドワークと一撃で倒せる拳を持ったボクシングが武器のACAウェルター級王者 トゥメノフ。
トゥメノフは2014年から2016年までUFCで戦ってました。
アラン・ジョーバンやロレンツ・ラーキンを下すもレオン・エドワーズとグンナー・ネルソンに2連敗。UFCとの契約更新を結ばずフリーエージェントとなりました。
ジョーバン戦とラーキン戦↓↓↓
ACBに参戦後は連戦連勝。
2018年9月 ACB89でCiro Rodriguesを下しACBウェルター級王者に
そしてACAではWFCA王者アブドゥラエフとの王座統一戦に勝利しACAウェルター級王者に輝きます。
先日の王座防衛戦ではスピニングバックキックやローキックを得意としているウシュコフを右アッパーでKO。凄かったです。
3月のACAでウェルター級王座決定戦が組まれてるようなのでトゥメノフはUFCと再契約を結んでるじゃないかと考えてます。
ネルソンやエドワーズにリベンジして上位陣との試合が見たいです!!
以上で終わります!
見てくださりありがとうございました。
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