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ハイレベル&ハイスピード フライ級前線

どうもこんにちは。

今日はUFCのフライ級について書いていきます。

フライ級(56kg)は一度無くなるという話もでた"不人気"な階級と言われています。

昔から重量級の方が人気なので仕方の無い事なのですが実際かなり面白いのでフライ級大好きマンの僕としては うーん って感じです。

今はタイトルマッチも組まれ、ランカー戦もちょくちょく組まれているのでそのフライ級の上位陣を簡単に紹介していきます。

では早速

ジョセフ・ベナビデス/Joseph Benavidez

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戦績 25勝5敗

国籍 アメリカ

ベナビデスはWECで活躍し、その後UFCに参戦 初戦を判定勝ちした後はフライ級が新設されたことによりフライ級に下げ、フライ級王座決定トーナメントで決勝まで進むも、後の絶対王者デメトリアス・ジョンソンに接戦の末敗れました。

ダウンを奪っていたので本当に惜しかったです😢

DJに敗北後マッコール、ウエノヤマ、フォルミーガに三連勝。DJへの挑戦権を獲得しリベンジ&フライ級タイトルをかけDJに挑戦。

も... 1R右フックで破れてしまいます。DJ恐るべし。

しかしベナビはここで終わらずエリオット、バガウティノフ、モラガ、オーティス、セフードなどの名だたるメンツを倒し6連勝。

やばいですよ本当。次戦でセルジオ・ペティスに僅差の判定で破れ連勝は止まるものの、TitanFC王者 トーレスをKOし勢いにのるペレスをパウンドで圧殺しオーティスとの再戦もスクランブルで勝り2連勝。

時期挑戦者決定戦とも言えるフォルミーガとの試合に辿り着きます。

フォルミーガもベナビデスに敗戦後コツコツ試合をこなしベン・ヌグエンやフィゲイレードなどのプロスペクトを下しここまで辿り着いた苦労人です。

僕自身凄く楽しみだったこの試合はフォルミーガが途中ペースを掴みかけるも、最後はベナビデスは左ハイをヒットさせ、パンチ連打でノックアウト。最高でした。

ベナビデスはサウスポーからだされる左ミドルや膝、そして右フックが強くスタンドだけでもフライ級トップなのにグラウンドのスクランブルやギロチンの極めもめちゃくちゃ強いです。

次戦はフィゲイレードとの王座決定戦!

何としてでも勝ってベルトをまいて欲しいです😭

デイブソン・フィゲイレード/Deiveson Figueiredo

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戦績 17勝1敗

国籍 ブラジル

フィゲイレードは地元ブラジルのローカル団体で連勝に連勝を重ねUFCデビューしそのまま破竹の5連勝。

トップランカーのジョン・モラガも圧倒しました。

その後ベテラン フォルミーガにグラウンドで抑え込まれ敗北するものの、パントージャに殴り勝ち、エリオットを秒殺し2連勝。見事タイトル戦決定戦にたどり着きました。

フィゲイレードはとにかくイケイケで上下うち分けながらKOできるパンチ的確に当てていくフライ級屈指のストライカーです。

凄さが分かるのはパントージャ戦だと思います。

パントージャもヘイスをKOし勢いに乗ってただけに圧倒具合に驚きました。

テイクダウンを武器としているエリオットにはカウンターのギロチンで秒殺勝利

フォルミーガ戦で見えたと思われた底はまだまだ深かったです...

ベナビデスに勝利しベルトを巻きそうな匂いが凄くします。

KOパワーがないと言われるフライ級で倒せるパンチを持ったフィゲイレードは今後ますます人気が出ると思います!

ジュシー・フォルミーガ/JUSSIER FORMIGA

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戦績 23勝6敗

国籍 ブラジル

フィゲイレードはベナビデス同様フライ級設立初期から活躍しているベテランです。

武器はバックテイクが素晴らしいグラウンド。

しっかりトップとりパスガードしていくタイプです。

未だにタイトル挑戦は無いもののセルジオ・ペティスやフィゲイレードをテイクダウンからのポジショニングで圧倒。日本の佐々木ウルカも為す術なくチョークでやられています。

RIZINに参戦しているベン・10・ヌグエンにはバックブローでダウンを奪いすぐさまチョークをしかけ圧勝。

ドットソン、ボーグ、ベナビデスなどの上位陣には破れているものの新生は潰し続けてます笑

次戦はUFC復帰後かなり力をつけているモレノと対戦!ベテランの意地を見せつけるか見ものです!

ブランドン・モレノ/Brandon Moreno

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戦績 16勝5敗

国籍 メキシコ

モレノは長いリーチを活かしたグラップラーです。

UFC参戦後 スモルカやオーティスを下し3連勝となりランカーへ。

しかしセルジオ、パントージャとの再戦に敗れ2連敗となりUFCをリリースされてしまいます。

フライ級解体の件もあり軒並みフライ級ファイターがリリースされてました。

その後参戦したLFAでフライ級王座に挑戦。圧倒しTKO勝ちで見事王座獲得。

この勝利によりUFCと再契約が結ばれ地元メキシコ大会でアスカロフと対戦しました。

アスカロフはACB王者でかなり期待されていただけに「復帰戦から中々キツイ相手だなぁ」と思ってましたが蓋を開ければ打撃の進化が凄く、2R前手、前足の打撃で圧倒。膝でダウンを奪い、3Rはバックを取り続けるアップセット。

結果はドローとなりましたが僕はモレノの勝ちだと思ってます。

UFC復帰後2戦目はRIZINにも出場経験があるカラフランス。UFCでは3戦3勝。バランスの良さでランク入りしたプロスペクトです。

そのカラフランスをジャブと前足のハイで中盤から圧倒。最後はノーガードで挑発するなどセルジオとやってた時とは別人のようなパフォーマンスで完勝しました。

その日のメインはウスマンvsコヴィントンでしたが個人的MVPはモレノです(甘い)

次戦は上位ランカー フォルミーガ!!!

頑張って欲しいです!!

アレッシャンドリ・パントージャ/Alexandre Pantoja

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戦績 21勝4敗

国籍 ブラジル

パントージャは本当にバランスがいい戦績です!

伸びのあるストレートに様々な形からのバックテイク。

佐々木ウルカをチョークで破った時のバックテイクは謎すぎました笑

このグラウンドに加え最近はスタンドの向上がすごいです。

ヘイス戦のKOは素晴らしかったですね。踏み込みながらの右ストレート。完全に打ち抜きました。

フィゲイレードには負けてしまうもののこの前の韓国大会ではシュネルと試合開始直後から打ち合い最後は右フックで失神KO その大会1のKO&ベストバウトだったと思います。

次戦はまだ決まってませんがアスカロフと見たいなぁ思ってます!2020年期待の選手です!

アスカー・アスカロフ/Askar Askarov

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戦績 11勝0敗1分

国籍 ロシア

アスカロフはロシアの虎の穴 ACBでベルトを獲得しUFCに参戦したグラップラーです。

強みはがぶりからのギロチン、アナコンダ。

そして下からのセットアップやスイープ。

ACBでのアルバスカノフ戦にアスカロフの強さが詰まってます。

UFC初戦はブランドン・モレノと引き分けるものの先週の格上ランカー エリオットに打撃を効かせ判定勝ち!

下からのセットアップや立ち上がりは相変わらず強かったですね〜!最高です。

ガスに不安は残るものの7位のエリオットに勝ちきれたのは本当に良かったです。

ザビットやヤンに続き次も上位ランカーを食って上に行って欲しいです!

これで終わります!

フライ級はこの他にもボントリン、エリオット、シュネル、エスピノーザと沢山の魅力的な選手がいる階級です!

"判定多そうだし"ってなるかもしれませんが本当に面白いです!

見てくださりありがとうございました!


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