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【Road to ONE 2nd】今だからこそ

お久しぶりです。生きてます。

本来ならウッドリーvsエドワーズ、ガヌーvsホーゼンストライクを経て、ハビブvsファーガソンに胸を躍らせている時期なのですが、コロナウイルスの影響でUFCやONE、そして国内の格闘技団体も延期に延期を重ね格闘技の無い日々に慣れて来てしまっています。そしてこのアカウントにログインすることも少なくなっていました。

日曜日の朝お昼まで寝ていると如何に格闘技が自分の生活に潤いを与えていたか実感します。

個人的な事なのですが僕自身4月1日からとある会社で働き始め新生活が始まりました。ダラダラ過ごし、好きなだけ格闘技を見ていた高校生時代とのギャップに疲れながらも何とかやっています。

バタバタし、疲れている今だからこそUFCやONEを見て活力を貰いたかったのですがこればっかりは仕方がないです。

しかし明日 金曜日にRoad to ONE 2ndという格闘技の興行があります。

会場はシークレット、報道陣も無し、最小人数で開かれるこの大会。果たして今やるべき事なのかと思うかもしれませんが、個人的にはやってくれてありがとうという気持ちが大きいです。

今回は明日のRoad to ONE 2nd【以下 RtONE】の注目カードについて書いていきます。

あくまで個人的な視点です。また文章力はかなり低いので本当に参考程度にしてくだされば嬉しいです。

では早速

宮田和幸vs田中路教【グラップリング】

一見新旧対決とも見れますが僕的には実力差はあまりないと思います。(グラップリングにおいて)

田中路教選手はUFCリリース後GRANDSLAMで現UFCフライ級ランカー ボントリンを下しACBと契約するも大会延期やビザの問題で1試合も行えませんでした。

その後パンクラスで1試合行うも先は見えない状態。

しかし先日北米フィーダーショーであるLFAとの契約という非常に嬉しいニュースが発表されたばかりです。

グラップリングでは常にトップをとり、バックを取られてからのスクランブルがかなり強い田中選手。ギョンホ戦や、ソト戦を見れば田中選手の強さはわかると思います。

対する宮田和幸選手はRIZIN.14で引退試合を行い、山本アーセン選手にハンマーロックで1本勝ちしたのが記憶に新しいですね。

デビュー戦でホイラーとやったり、キックルールやミックスルールにも挑戦したりと堅いバックボーンを持った人とは思えない選手で個人的に大好きな選手です。

バックボーンがレスリングということでテイクダウンやポジショニングが重視されますが、ガブリからの極め(ギロチン、ワールド)や柔術をしっかりやっている事から下になっても対処することが出来る完成度の高いグラップラーです。

この試合の鍵は田中選手がトップをとれるか。

相手がレスラーとはいえテイクダウン出来ずにいると宮田選手のペースになると思います。

なんとも絶妙なマッチメイクなのですごく楽しみです。

工藤諒司 vs 椿飛鳥

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アマチュア修斗関東大会で対戦し、その後別の道を歩んだ2人がWSというサバイバルでぶつかるというストーリーのあるの試合です。

工藤選手は今いる立ち位置と実力が良い意味で伴ってない選手だと思います。

アマチュア修斗から自身の所属事務であるTRIBEの興行 TTFでプロデビュー。その後修斗、WSとキャリアを積んでいます。

修斗では久保田選手や高橋選手、内藤選手などの格上に勝利、WSでは無敗のラカイ勢オルシムに勝利するなど若手とは思えない実績を残しています。

バックボーンのレスリングを活かしたボディロックやスクランブルに加え、最近はミドルキック、カーフキックなどの蹴りも使うようになったストライキングの向上が著しい工藤選手は直ぐにでも本戦でみたい選手です。

椿選手としてはスクランブルを耐え、後半ジャブやカーフキックを効かせたいところ。

楽しみな試合です。

祖根寿麻 vs 後藤丈治

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元修斗環太平洋王者 vs ネオブラ選手というキャリアでは格差の凄い2人ですが、後藤選手への期待の強さを感じるマッチメイクですね。

祖根選手はローカルプロモーションのHEAT、DEMOLITION、TENKAICHIなどでキャリアを積み修斗に参戦。勝ち星を重ね環太平洋王者決定戦で魚井フルスイングをミドルキック、ダブルレッグアテンプトでポイントアウトし見事王座獲得。

ミドルキックやハイキックなどの蹴りを中心に試合を組みたて、積極的にテイクダウンにも行くキャラとは少し違う試合巧者です。

今現在4連敗中ですが相手が相手です。元谷戦、岡田戦は序盤ペースを握るなどしていましたし決して実力が低い訳では無いです。

まだまだ試合を見たいと思っていたのでこの試合が決まった時は本当に嬉しかったです。

対する後藤選手はパンクラスのネオブラでキャリアを積んでいるTRIBEの若手選手。

若さゆえの粗さもありましたがここ数戦はしっかり組みたてフィニッシュする完成度の高さを見せ4連続フィニッシュ。

中でも平田戦のコンビネーションと狂蜂の新生 力也選手を圧倒した試合なんかは未来を感じさせる強さでした。

最近のレコードだけ見れば後藤選手有利の予想も多いと思いますが祖根選手の試合の組み立てはかなりのものなのでいい試合になると思います。

以上僕の楽しみな試合でした。

育成大会でもあるのでカードが弱いという声もありますがこの時期に格闘技が見れるだけで明日が楽しみになります。

この乾いた日々に潤いを与えてくれるのが格闘技。

格闘技ファンの実況ツイートが並ぶタイムラインが久々に見れそうです。

とにかく選手や現場の方々がコロナにかからず無事に大会を終えることを祈るのみです。

見てくださりありがとうございました。


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