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個人的注目選手紹介 🇧🇷🇷🇺🇯🇵🇨🇳【FFC,GFC,RFC,WARDOG,ACA】

どうも。

今回は個人的に注目している若手選手を紹介していきます。

サクッと紹介していくので気になった選手がいたら調べてみてください!

では早速

Herbeth Sousa🇧🇷

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Tapology 

2019年にブラジルで旗揚げされたFuture FCという団体のバンタム級王座を保持している26歳のグラップラーです。

強みは一撃の重さと極めの強さ。

FFCデビュー戦はシングルでテイクダウンを決めそのままパスからRNCと完璧な流れで一本勝ち。

要所要所でしっかり前足のローや奥足のミドルを蹴ってるのがいいですね。

王座を獲得した試合では同じくブラジルのコスタ相手に左でダウンを奪いそのままギロチンチョークで一本勝ち。

リードフックの重さもそうですがそのあとのアームインギロチンが素晴らしい....

僕が恐ろしいと思ったのは直近の試合である CFFC81で当時CFFCバンタム級王者だった "AK47" Alexander Keshtovに挑戦した試合です。Keshtovは元々注目してた選手でスピニングキックやミドルキックを得意とし、テイクダウンでも試合を作れる"上手い"選手です。

CFFC vs FFCというとてもわくわくする構図でしたがソウザの体重超過によりノンタイトル戦に....

ここはしっかり落としてほしかったです。

それでも僕はKeshtov予想でしたが蓋開ければソウザが4R全てトップを取り完封。

もちろん体重超過の影響もあると思いますが技術も凄かったのでメジャーで見たい選手の一人です。

Gasan Magomedsharipov🇷🇺

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Taology

18歳でプロ戦績2戦のこの彼はUFCフェザー級トップランカー ザビット・マゴメドシャリポフの弟です。

ザビットはロシアの魔境ACBで王座を獲得した後UFCに参戦し現在UFC6連勝中の時期挑戦者筆頭の選手です。

その弟であるハサンは兄と同じく散打出身の選手で、スピニングキックなどの回転技とテイクダウンを得意としています。

彼のInstagramには散打の試合映像などもあるのでぜひ見てみてください。

スイッチを多用し、前手のフックでのプレッシャー、見事な足払い、そしてキレッキレのスピニングキック。兄とそっくりです。。。

この時17歳ぐらいだと思うと恐ろしいです。

そして17歳にしてGFCでプロデビュー。

GFCとはGorilla Fighting Campionchipというロシアの団体で、ハビブ・塗るマゴメドフの親戚である、シャミル・ザフロフ、ウマル・ヌルマゴメドフなどが参戦していた団体です。

規模もかなり大きくレベルも高いので大注目の団体です。

ハサンのデビュー戦。

試合開始早々スピニングキックを顔面にヒットさせ、ボディロックでテイクダウン。じっくりパスして最後はアームトライアングルで一本勝ち。

デビュー戦とは思えない最高の試合運びで見事勝利を飾りました。

2戦目はテイクダウン→コントロールで完封判定勝ち。

落ち着きかたや試合運びがプロ2戦とは思えないですね。今後もGFCでキャリアを積むと思うので注目です。

Shuo Wang🇨🇳

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Tapology

"小さな旋風"の異名を持つ中国のワンは強烈なミドルキックと堅いTDDを武器としているRebel FCバンタム級王者です。

Rebel FCとは2013年にシンガポールで旗揚げされたMMAプロモーションです。

現在10大会開催されてますが第3回大会以降はずっと中国で開催されています。直近の大会である RebelFC10 はロシアで開催されています。

日本からは摩嶋選手がフェザー級、坂野選手がバンタム級のベルトを獲得しており、郷野選手なども参戦経験があります。

懐かしきフィル・バローニも....

ワンは地元中国で開催されたONE FC 28でプロデビューするも判定負け。そしてプロ二戦目は WSOF-GC(中村優作選手がベルトを保持しており、日本大会も開催されたアレです。)で行うもまたしても判定負け。

しかしその後は破竹の6連勝。7連勝をかけた試合ではブラジルのフィリペ・マイアに判定負けするもそこから現在まで4連勝中です。

(マイアはRIZINに出場したこともあるケビン・ペッシに勝利している選手です。)

Rebel FC初参戦で坂野周平選手の持つバンタム級タイトルに挑戦し見事判定勝ち。

(坂野vsワンは2:30:00あたりからです。)

1Rはテイクダウンととられ坂野選手のペースかと思われましたが2R得意のミドルキックをヒットさせ、カウンターの右フックでダウンを奪ってからは終始ワンの試合でしたね...

テイクダウンされポジションをとられてと決定点を与えず立ち上がってはプレッシャーをかけ続ける。"気持ち"が全面にでた試合でした。

坂野選手が4Rに仕掛けたヴォンフルーチョークはがっちり入っててワンが試合後「タップ寸前だった」と言っていたらしいです。

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魂のタイトル戦でベルトを獲得したワンは今年1月にロシアで開催された Rebel FC10で初防衛戦を行いカザフスタンのAydin Kodekovをミドルキック一撃でKO勝ちで下し防衛を果たしています。

チャイニーズローカルプロモーションから突如現れた勢いに乗る旋風に期待ですね。

中務 修良(N.O.V)🇯🇵

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大阪で旗揚げされ世界館などで興行を行っている WARDOG CAGE FIGHT ストロー級王者のN.O.V選手は三重県という格闘技が盛んな場所から少し離れたところで練習を積みながらタイトルまでたどり着いた "秘境のグラップラー"です。

WARADOGでキャリアを積んでおり、デビュー戦は負けてしまうものの2戦目は現在朝倉未来選手のトライアウトに合格した ヒロヤ選手にヒールフックで華麗な一本勝ちを果たしています。

N.O.V選手の武器は何と言ってもバックチョーク。

テイクダウン後確実にポジションを取りしっかり極めきるのが魅力ですね。

2連続一本勝ち後WARDOG フライ級王座決定戦を藤井恵選手の秘蔵っ子 大翔相手に行います。

5分5R インディMMAという枠組みでまとめてはいけない濃密のスクランブルを当時17歳だった大翔と繰り広げるも惜しくも判定負け。

大翔選手のバックテイクが素晴らしかったです。

フライ級のタイトルは獲得できなかったものの適正階級であるストロー級のタイトルマッチが巡ってきます。

対戦相手は大翔選手と同じ藤井選手率いる 総合格闘技道場BURST所属のふじい☆ペリー選手。修斗やGLADIATORで戦ってきたベテランふじい選手との王座決定戦は試合開始からフィニッシュまでN.O.V選手がグラウンドで試合を作り最後はバックチョークで一本勝ち。

悲願の王座獲得を果たします。

それから半年後 WARDOGとGRACHANの合同興行で宮田和幸選手の名門ジム BRAVE所属の大貴と対戦しここでも圧巻の1R バックチョークで一本勝ち。

ボトムからの三角につかまりトップを取られるもすぐに足関を仕掛けトップを取り返しパス。バックマウントからパウンドを落としながらバックチョーク。真骨頂。

練習相手がいないときも多々あるという環境の中しっかりと結果を出しているのは本当にすごいと思います。

日本のストロー級はスクランブルを得意としている選手がかなり多いのでその選手たちとの試合が見たいですね!

Maycon Silvan🇧🇷

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ロシアの魔境ACAで現在3連勝中の期待のフライ級選手 シルヴァンはTUFブラジルに参戦するも一回戦で敗退。その後伯ローカルやShooto Brasilで5連勝しACBに参戦。

Mansur Khatuevと対戦し、1Rは蹴りを中心に良い形で組み立てるも2.3Rテイクダウンされると中々立ち上がれずそのまま判定負け。

しかしそこからが凄かった。

ACB二戦目José Maria Tomé戦ではテイクダウンを取られてもポジションを許さず、打撃でプレッシャーをかけ続け判定勝ち。

ACBはこの後ACAとなり、そのままシルヴァンもACAファイターに。

ACA98でMagomed Ginazovと対戦し、ケージ際でキムラを狙ったGinazovをそのまま潰しトップからバックへ回り2R RNCで一本勝ち。1Rもスクランブルの中ギロチンを極めかけたりグラウンドの引き出しがかなり増えた印象がありました。

髪を金髪に染め上げ挑んだACA104でのACA2戦目はスイッチからの右フックでダウンを奪い、Goga Shamatavaがタックルからスイッチを仕掛けてきたところにカウンターのギロチンを極め圧勝。

弱点だったグラウンドを逆にリーサルウェポンにし、得意の打撃を当てていくスタイルは見てて面白いです。

シルヴァンは試合ごとに見た目がかわってるのが面白いですね笑

髭×金髪×ブラジル×フライ級は思いっきりかぶってる人がいるんだよなぁ..


以上で紹介を終わります。

久々に書いたのですがタイピングの練習にもなってよかったです。

気になる選手がいたらぜひチェックしてみてください!

閲覧ありがとうございました


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