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神のDB(008)

(008)さ~てぇ、おっぱい祭りですぞ~|ω・)どうぞ~

前のお話:https://note.com/daikiha/n/n1c42ea12050b

後のお話:https://note.com/daikiha/n/n8e961b0cf294

【十一】


人の言葉を信じること。

ボクのこれまでの人生で失くしてしまったこと。

いつも人の言葉を、仕草を、その心の裏側を疑って生きてきた。

そう、それほど「他人」はボクを裏切ってきた。
簡単に、辛辣に、平気にボクの心を切り裂いてきた。

だからボクはいつも満面の笑顔と共にパンドラの仮面を被っていた。
被っていたのに。
あの言葉に惹かれてしまった。
信じてみようと思ってしまった。
それは愚かなことだと思う。
傷つくだけなのに。

でも、それでもあの言葉は、あの言葉には・・・・


【14】


ボクの部屋に帰ってきた。

「クエリ」で早めのランチと一通りの説明を聞き終え、それから暫く今後の話も聞きつつコーヒーを飲んで、家に帰ってきた時にはもう夕方の5時。
マスターが言うにはその「クリーニング」とやらが施されているらしい。
見た目変ったこと、といえば、血でべっとりだった布団が綺麗なシーツに取り替えられてたたまれている、ぐらい。

そして、もう一つ、マスターがボクに言ったこと、というのが、
『しかし、改めて狭い部屋ねぇ。荷物置く場所ないじゃないの。ねぇ、服とか仕舞いたいんだけど、クローゼットはこれだけ?』
何故かますみさんがボクの部屋にいる。
居るんです。
マスターが言うには、『護衛です。必要なことです。』らしい。
笑顔で、軽~く。
この爆乳ますみさんとこの部屋で共同生活、らしいです。らしいんです。

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・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・いいんです、おっぱい

おっぱい祭りやぁ!!!!!!!『うるさい』(ブスッ)

『うがぁーーーーーーーー!また目がぁぁぁぁ!!』

『襲ってきたら次は心臓だからね。気を付けなさいよ。まったく。』
っと、手を腰に置いて、「メッ」みたいな少しかわいい仕草しながら、この人、とんでもないこと言ってますよ。心臓って。。
『死ぬは!本当に!おまぁ、ボクを護るのが仕事なんだ』『あんたにお前呼ばわりされる筋合いはない』(ドスッ)『ぐはぁ!!』
今度は脇腹に膝蹴り。。さすが兄さまのご忠告を守っておいでで。。

『ぜはぁ。。まあ、まて、落ち着こう、ますみさん。ここは話し合いという非暴力的解決方法で事態を収拾しようじゃないか』
『なに言っているのよ。最初に理性を失ったのはあんたでしょ?幾らおっぱい好きだからって、欲望さらせ過ぎじゃないの?どれだけ溜まっているのよあんた。』
『まあ、3日ぐらいかなぁ。シコってない』『聞いてないわよ』(ドスッ)『のぉ!!』
おうぅ。。今度は溝打ちですかぁ。的確ですなぁ。しかし、
『チョイ待て、話が進まない(クハァ)。いちいち突っ込むなよぉ。それも一撃必殺で。体がもたん。ボクが聞いているのは何故に君がボクの護衛としてボクと一緒に住む必要があるか、ってことだよ。マスターはその理由言う前に店の置くに行っちまったし。護衛なら今まで通り、外からでもいいんでないのか?』
とボクがいうと、ますみはこれでもか、と虫をみるような上から目線でこちらを見て言った。

『もう、なにもわかっていないのね。それは昨日までの状態での話よ。いい、状況は変わったのよ。神側からの襲撃がこれまでの間接接触から直接接触になった。こちらもこれまでの間接護衛から近接護衛に変えないと対処できないわ。それが一番効率がいいのが、同居よ。24時間体制で護れるわ。』
『24時間体制って、それって、おふ』『それはない』(バキッ)『ろおがぁ!!』
ふろぉぉぉ。。鼻に直接攻撃がぁ。。
『まて、ホンに、ボクは鼻が弱いっていっただろうがぁ。。ハクション!! 冗談だよ。でも、今日と明日は土日だから休みだからいいけど、会社のある平日はどうするんだよ。会社までは来れないだろう?』
っと、鼻を押さえながらボクが言うと、
『その辺は大丈夫よ。私は会社には行かないけど、家から会社の道のりと会社の中には常に私達レジスタンスが傍にいるわ。それはこれまでと変わらない。私の役目はあなたのプライベート時間の護衛よ。』
『あ、なるほど。そうなんだ。って、これまでも居たの?そんな人?すげえ。。全然気付かなかった。』
『当たりよ。本人には力の発現があるまで絶対悟られないようにしているわ。そもそも救世主様の転生で力の発現があったのは少なくて、過去3回しかないの。その他の転生は普通の人間として人生を全うされて頂いていたの。その為には私達を悟られてはいけないのよ。』

『ふ~ん、なるほどねぇ』
と、ボクは関心しつつも少し恐怖していた。護衛が居たことではなく、ボクの周りに居た友達や知り合い、同僚がもしかしたら仕組まれた人達で、ボクが友人だと思っている彼らはボクが、ではなく「救世主」だから友人になったんだとしたら。。

『それはないわよ。』
ボクの不安を打ち消すような語気の強さでますみはボクに言った。
『え、なにが?』『あなたが今、感じている周りの人間への不信感は勘違いよ、ってことよ。』
ますみはボクの心が分かっているようにボクの不安への指摘をし、さらに続けて言った。
『私たちレジスタンスはあなたに必要以上近づかないことを前提としているわ。確かに近しい関係の方が護り易いけど、逆に私たちの存在に気付いてしまう可能性も高くなるからよ。あなたのこれまでの人間関係は全て、「救世主様」とは関係ない。あなた自身から生まれた関係よ。』
ボクは、ほっとしていた。ますみの言葉に。そうなんだ。そうか。
『でも、ちゃんとあなたの人間関係は洗っているけどね。神側の人間である可能性が高いし。でも、その危険性も少ないけどね。』
『。。。うん?なんでだよ。』

『だって、あなた、友達、少ない、じゃない。』

この野郎。。一言一言区切って言いやがって。。。人が気にしていることを。
『元来のあなたの性格なのか、あなた、人見知りじゃなく、凄く人間不信よね。報告によると最初は結構グイグイ相手に接触するのに、ある程度になるととたんに疎遠になる。それもあなたから。この行動は明らかに人を信じられない人間不信のそれも重度の行動らしいわね。』
。。。何も言えねぇ、とはこのことだ。しっかり調べられている。
『いやいやいやいや、そこまでの人間不信じゃないよ。ボクだって友達いるし。』『一人だけでしょ』『ぐはぁ』
こいつ、力の暴力だけじゃなく、言葉の暴力も的確でないかい。。。な。
『いいんだよ!!友達は少なくって!本当の友達は少ないんだ!』『それにこれまで彼女居たことないし』『がはぁ!』
(・_・、)ホロッ。もう駄目。
『いや、いやいやいや、はぁ。それは縁がなかったの!いいの!いつか白馬のお姫様がボクを迎えに来てくれるから!』『キモイ』(ドスッ)『どはぁ!!』
こうして、意味ないやり取りが続き。。。。


痛すぎる閑話休題。

『ふふぁぁぁ。そろそろ本題に入ろうかぁ。』
ようやくますみの攻撃が止んだところで話を進めることにする。
『本題?なにを?』
『いやいや、だからね。おまえぇ、っと、まて、待ってください、その拳は降ろしてください、ますみさん。あのね、ここに住むんだよね?だったらこれからのことを決めないと。これからでいうと寝るところとか。この部屋には布団は一つしかないんだよ。』『じゃあ、私布団、あんたお風呂』
『おいおいおいおい!まて!なに救世主様に冷たいお風呂で寝ろって即答で言ってんだよ!!』
『なに、あんた女の子にお風呂で寝ろって言うつもり。最低ね。この素人童貞』
『うぉい!それは見過ごせない言葉だぞ!ボクは素人童貞だが、甘んじて素人童貞になっているんであって、その理由は』『聞く必要なし』(パァン!)『おふぁ!』
平手打ちまであるのかぁ。。暴力のバリエーション多いのね。すげぇ痛い。
『こりゃ、まて、ホンにまて、話を戻そう。あのな、風呂でなくて良いのでは?とりあえず掛け布団はもう一つあるし、この部屋でいいでしょ?』『却下』『なぜ!!』
『だって、絶対なんかしてくるし。』
『しないよ!そりゃ、もしかしたら、寝ぼけてて抱きつくぐらいはするかもしれな』『させない』(パァン!)『あうっ!』
2回目の平手打ち。いい音するねぇ。
『駄目じゃない、やっぱ。狙ってるし』
『これは言葉の綾で、そんなこともしないよ。ボクは寝相いいし。それにね。今はもう冬なのよ。寒いのよ。夜は。これは我慢してよ。ね』
と懇願しているボクをみて、ますみはため息して言った。
『もう。しょうがないわね。いいわよ。この部屋で寝て。』
『わあい!やった。ありがとう!ますみ!』
『まあ、なんかやってきたら、殺っちゃえばいいことだし。問題ないわ』
『わあい。そうだねぇ。』
殺るんかい、マジで。
『あ、あとはその荷物の片付けとか、他の生活必需品、生活するルールとか決めないといけないけど。。今日は疲れたなぁ。少し荷物片付けたら、ご飯食べに行くか。』
『そうね、そうしましょう』

それから少し片付けた後、近くの飲食店にいって、軽く呑みつつ、軽く殴られつつも食事を終了し、夜9時前。で、

『さて、お風呂にでも入るかな♪』
家に帰ってきました、よ。
『あんた、少しは隠す、ということを考えないの?』
『う~ん、なにがぁ?』『そのニヤケ顔よ』
おっと、如何。ここは紳士に。
『で、お風呂わかしたから、先に入りなよ。使い方わかる?』
『・・・、まあ、そうね。お風呂にしようかしら。使い方は分かるわ。』
『そうか、シャンプーとかは持ってきたの?』
『ああ、もってきてないわ。』
『じゃあ、お風呂にあるの使っていいから。バスタオルは掛けてあるの使ってね。ゆっくり入ってきなさいな』(ニコ)
『・・・。』
ますみは無言で風呂に向かった。

さて、れでぃーす あんど じぇんとるま~ん。
お・ま・た・せ、しました!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ご期待に添えての「覗きターイム」の開催です!!
いろいろな不安はありますよ。
ホンに殺られるかもしれません。
しかーーーーし!男は時にはそんな危険に立ち向かってやらなければならない時があるんです!いいいんです!おっぱいが、い・い・んです!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


さてさて、ますみがお風呂に入って5分経過。
まあ、順当であればそろそろ頭か体を洗う頃でしょう。
頭であれば、なおチャンス到来!
なかなか周りのことに気付き辛いですからねぇ、髪洗っているときは!
と、いうことで、足音消すためのもこもこ靴下装着、つま先歩きにて目標へ接近を試みる。
そっと脱衣所のドアを開ける。その際の最新の注意で音を立てずに。。。(ブン) ん? フッ ドス!!
・・・・・・目の前に何か飛んできたと思ったら足元には鉄製の矢が刺さっていた。

・・・・・・・あれ?上を見上げると何かの糸みたいなもの(ピアノ線?)が張られていて、ドアが開くと矢が飛んでくる仕掛けらしいが。。(ガチャ)
右の風呂のドアが開き、そこには
『矢で殺られてないということは運はいいみたいね。』
前を何も隠さず、仁王立ちになっているますみが立っていた。
・・・・・・・すんごいおっぱい。
『さて、冥土の土産もあげたことだし。。。もういいわよね(ニコ)』

さて、今夜はどんな夢が見られるのかしら。。ムフr(^~^*)


(バキュ)

前のお話:https://note.com/daikiha/n/n1c42ea12050b

後のお話:https://note.com/daikiha/n/n8e961b0cf294

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