自分の爪を見ながら指が動くままにキーボードを打ったらできた文章。

爪が伸びている。
今日はムッスメがお風呂から上がるまでの間に伸びている爪を見た時の脳内を文字化してみよう。

爪でもなんでも、伸ばすためには材料がいる。爪の場合はなんなのか。タンパク質か。ということはアミノ酸か。
アミノ酸。旨味成分。
いつ摂取したアミノ酸か知らないが、
僕の爪になったアミノ酸はいまどう感じているだろうか。

まさかこんなところでキーボードを打つ指にっくっついてタンタタンとプラスチックとぶつかり合うなんて思ってもいなかったの違いない。不愉快だったらごめんな。

最近はいつも体力的にも時間的にもギリギリで生きている。
職場が変わり一から対応しなければならないところにコロナがやってきて、ムッスメは2歳で元気に暴れ回るし、ツッマもめでたく仕事に復帰した。

仕事だろうとプライベートだろうととにかくやることが多いし、精神的にもアップアップだ。当然疲れている。睡眠が不足気味であることもしょっちゅうだ。

何が言いたいかというと、こんな時にでも身体は爪を伸ばしたがるのだなと。
爪につかうアミノ酸があるなら、体力の回復に役立つように使ってもらいたいというのが本人の意識なのだけど、

身体は体力のフル充電よりも爪(髪の毛なども)を伸ばす方にもアミノ酸という希少資源を振り向けるべきだと判断するようだ。

一体何がそこまで爪を伸ばさせるのか。
人間はいまだにアフリカで野生動物を追いかけていた時代に最適化された身体で、全くそれとは無縁の生活をしているわけで、遺伝子にきざみこまれた爪伸ばしの意味を僕たちが知ることはできない。

とにかく、この程度の身体や精神の疲れなどは、爪を伸ばすのを止めるには全く不十分で、こんな程度の疲労は自分でなんとかしろ!と身体に言われているのか、

それともどんなに身体が疲労していようと爪を伸ばすことはやめてはいけないくらい爪の重要性が高かったのか。

またしてもめちゃくちゃどうでもいいことに思考を巡らしていることになった。

あ、ムッスメがお風呂からあがる。
髪の毛を拭いてあげなくちゃ。

では。

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