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DAY12. 目印をつけること 📍 記録の残しかた

かわいいエッセイシリーズ第三弾
🌱 かわいい暮らしのレシピ 』へようこそ!

毎日、どんな場所で、だれといっしょに、なにを大切にしながら生きていこうかな。こんな時間が、わたしは好きだったのかも。生活のなかに、じぶんなりの「お気に入り」を見つけていくような、そんな「かわいい」暮らしのエッセイです。


甘いものに甘いもの

日々の活動を、じぶんなりに愛でていく。十二日目のテーマは「目印をつけること」です。めじるし。辞書には「見てすぐわかるようにつけたしるし」とありました。イメージそのまんまですね。どんな話になるんでしょうか。さっそく進めてみます。

きょうの挿絵:水彩で描いたハートマーク

きのうは、いつものかわいい日課(午後三時のおやつタイム)にいちごみるく味の今川焼きを食べました。スーパーの冷凍食品コーナーで、めずらしい味だなぁとおもって買ったやつです。五個入りの、レンジでチンしてから食べるタイプ。じぶんはカリカリの食感が好きなので、レンジで温めたあと二分くらいトースターで焼くことに。中のクリームは、たしかに「いちごみるく」って感じの甘さで、ほんのりといちごの香りがしました。妻には甘い抹茶ミルクを作って、じぶん用にはコーヒーを。こういうとき、妻は甘いものに甘いものを組み合わせたがるんですよ。じぶんは、甘いと苦いを交互に味わうのが好きなんですけど、それは「損した気分になる」んですって。あと「最後まで甘いまま終わりたい」とも言ってました。なるほど、さすが先生です。かわいい屋さんは、娘だけじゃなく妻からも可愛さを教えてもらっているところがあります笑。ちなみに北海道では今川焼きのことを「おやき」っていうんですけど、あなたの地元ではなんて言いますか? けっこう地域によって呼びかたにバラつきがあるみたいですね。それもおもしろい現象だなぁ。

もっと可愛くなる

娘が二度目のお昼寝をしているなかで、妻といっしょにおやきを食べながら、なんとなく近くにある本棚の整理をはじめたんですね。書類とか、とりあえず重ねておいた郵便物がいっぱいあったので。見ていくと、妻が出産時に病院でもらったファイルとか、娘が初めておうちに来たとき取った(採った?)スタンプの手形が出てきました。なつかしくって、妻とふたりで思い出をふりかえる時間に。母子手帳には「首がすわったのはいつ頃ですか?」みたいなことを記録していくページがあるんですけど、いっしょに過去の写真を見たりして。五ヶ月前には、まだお座りも不安定だったよね。あ、お正月のとき初詣にこれ(モコモコの上着)着せたなぁ。とまぁ、小さいエピソードが出てくる出てくる。ぽけっと口を開けてねむる十か月の娘を横目に、これまでの道のりをふりかえるっていうのは、なんとも言えない充足感がありました。いま思い返すとカンタンなことも、当時はいろいろ心配してましたね。そんなことにも気づいたりして。いろんな思い出話をくり広げていたら、妻が気持ちを抑えきれなくなったのか、ふいに寝てる娘のほうへ抱きつくように近づいて「思い出すと、もっと可愛くなる」って言ったんです。かわいい屋さんとしては、見逃せないセリフですよね笑。夫として、一児のパパとしても、じんわりと心に響くものがありました。

きょうのレシピ:目印をつける

「もっと可愛くなる」っていうのは、この場合「もっと愛おしく感じられる」ってことだとおもうんですけど、そうやって可愛さがアップすることもあるよなぁと。本人(娘)はなんにもしてないんですけどね笑。ただ赤ちゃんとして毎日育っている。それだけといえばそれだけです。でも親からすると、その動きのひとつひとつが愛おしくて、ぜんぶ思い出になっていくんだろうなぁ。写真とか見てたら、愛おしさが増しちゃったという。そういうお話です。これも、日々のできごとを記録したり、保存してきたからこそ「思い出せる」わけで、レシピにするなら「目印をつける」っていうことになるでしょうか。そういう記録の残しかたをしていくっていうことですね。引っ越しのとき、段ボールに「食器」とか「本」って書いておくみたいな感じで。それを見たらすぐに思い出せるようなマークを、日々の生活にたくさんつけておく。その際、できるだけ思い出したい内容(かわいい思い出)をえらぶことも大事かもしれません。身の回りを、もっと可愛く感じられるように。日々の記録のしかたも考えていこうとおもいました。




12日目はこんな感じになりました! かわいいエッセイシリーズでは、何度も妻のエピソードに助けられてますね〜笑。感謝です。それではまた次回! みなさんきょうも、かわいい一日を〜。

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