DAY8. 祝うこと 🎉 かわいい曲のつくりかた

かわいいエッセイ『 🌱 かわいい暮らしのレシピ 』へようこそ！

毎日、どんな場所で、だれといっしょに、なにを大切にしながら生きていこうかな。こんな時間が、わたしは好きだったのかも。生活のなかに、じぶんなりの「お気に入り」を見つけていくような、そんな「かわいい」暮らしのエッセイです。

生まれてちょうど十か月

日々の活動を、じぶんなりに愛でていく。連載八日目は「祝うこと」をテーマに、ゆるく書いてみようとおもいます。連載をはじめて一週間。前作『 🍫 かわいい商品 ♡ 企画部 』や『 🍭 100の可愛さについて 』のときを思い出しても、そろそろ文章を考えすぎたり、頭がカタくなってくる時期なので笑。リラックスしながら、楽しい気分で進めてゆけたらと。

きょうの挿絵：水彩画で描いたサヤエンドウ？

きのうは、娘が生まれてちょうど十か月の日でした。うちでは毎月のお祝いイベントとして、おんなじ背景・おんなじ服・おんなじポーズで娘の記念写真を撮ってるんですけど、気づいたら一か月目のときに着ていた「五十〜六十」サイズの服もパツパツに笑。今月はなんとか着れたけど、あと二か月もしたらボタンを留められなくなってそうです。大きくなったなぁ。毎日ちょっとずつ成長していく存在が近くにいると、じぶんまで引っぱってもらえるような気がして、前向きになります。赤ちゃんって、可愛さを使いこなすプロじゃないですか。じぶんは一児のパパでもありますけど、かわいい屋さんとしての目線もあるので「子育てをしてる」っていう感覚があまりなく。むしろ、娘から「かわいい」を教わってる感じです笑。体験型のレクチャーみたいな。だって、そこにいるだけでかわいいんですよ。サイズ感やフォルムまで、どこをとっても可愛いだなんて、かわいい屋さんにとっては最高のモデルです。しかもそれで、ぎこちなく動くっていう笑。可愛さのコンボを決めまくりですよね。泣き出す理由も可愛いし、うれしそうに笑ったりするともう、その可愛さは何倍にもふくれあがっていくようです。うん、ちょっと親バカ入ってますね、一旦やめましょう笑。でも、娘が生まれる前から、こどものことは先生だとおもってて。可愛さだけじゃなく、いろんなことを教えてくれる存在だとおもうんです。好きなことにまっすぐ向かう姿勢だったり、素直に気持ちを表現することの大切さとか。

「おめでとう」と言いたくなる

話は記念撮影にもどりまして。毎月一枚、おんなじポーズで撮影していくと、一年で十二枚のコレクションができあがりますよね。一か月目から十二か月目（一歳）までの様子を記録していくことで、時の流れとともに成長をふりかえることができます。いつも撮影のときは、パーティーっぽい雰囲気にしようとおもって、バースデーソング集みたいなプレイリストをかけながら笑。じぶんは撮影係、妻は娘の笑顔を引き出す係です。笑った瞬間を逃さないよう、連続でシャッターを切ったりして。三・四パターン（ぬいぐるみを横に置いたり、おむつを並べてつくった数字といっしょに）撮ったら、終了です。きのうは妻の妹も加わって、さらに賑やかでした。なんだか、娘が生まれてから、初めて「おめでとう」と言いたくなる気持ちを理解したような気がします。まだ赤ちゃんだし、ちょっと咳こむだけでも心配になったりするんですよね。大切にするほど、失うのもこわくなるというか。妻とは、いてくれるだけで充分だよねって話をよくしてます。毎月のおめでとうは、生きのびてくれてありがとう、そんな意味も含まれているかもしれません。

きょうのレシピ：曲をつくる

そういえば、きのうの撮影を終えてから、ひとつ決めたことがあるんです。娘はあと二か月で一歳になるわけですけど、毎年、娘の誕生日に一曲バースデーソングをつくろうと。一年に一曲ですから、十年で十曲、三十年つづけると三十曲のコレクションができあがる計算です。おそらく、いつか娘に「恥ずかしいからやめて」って言われるときが来るとはおもうんですけど、それでも裏でつくり続けようかなって笑。

きょうの挿絵：水彩画で描いたふたば？

なんか、これもきのう初めて味わった感覚で（前から音楽はつくってたんですけど）、この「おめでとう」っていう気持ちをうたにしたい、うたにするべきだ。そうおもったんですね。ごく自然に、曲をつくることが浮かんだっていうか。もしかしたら、そういう「きっかけ」で生まれた曲もけっこうあるんですかね。曲づくりって、ミュージシャンだけじゃなく、どんなひとでもやっていいはずで。気持ちの伝えかたとして、お祝いのしかたとして、アリなんじゃないかとおもいます。てことで今回は、これをかわいい暮らしのレシピに加えてみることにしました。

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8日目は以上です！　まさかの急カーブって感じですけど、すごく自然な気がしたんですよね〜お祝いごとをうたにするのって。今回は、すこし肩のちからを抜いて書くことができました。娘の記念日があって、よろこびが新鮮だったのかな。それではまた次回！　みなさん今日も、かわいい一日を〜。