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かわいい商品② コッペパンのくつ

新連載《 🍫 かわいい商品 ♡ 企画部 》へようこそ!

《 🍫 こんなものあったら可愛いな〜 》という思いつきを、ゆめみたいな「かわいい商品」として企画してみる連載シリーズ。今回は『コッペパンのくつ』に挑戦です!

かわいい靴が欲しい

お出かけするとき、かわいい靴を履くと気分が上がりますよね。足もとを見るたび可愛いから、どこまでも軽々と歩いていけそうになります。そんなわけで、今回はコッペパンみたいな靴をつくってみたくなりました。話が急に飛んだような感じしますけど笑、ここはメルヘンチックな、かわいい商品企画部です。素直に「欲しい!」とおもった気持ちを大切にしながら、できるだけ自由に、伸び伸びと進めていけたらと。正直、何パンでもいいんですけど、ぷっくりとしたツヤのあるパンが靴には合いそうだなぁとおもって。そこは一応考えました笑。

アイディアをふくらませる

さて、コッペパンみたいな靴をつくることが決まりました。ラッキーなことに、コッペパンって最初からもう靴みたいな形状とサイズ感をしてますよね笑。かといって、コッペパンに穴を開けて、そのまま履くということは避けたいです。食べるものだし、そもそも耐久性にもんだいがありそう。少なくとも、一般的な靴として使えるくらいの耐久性は欲しいところです。これ「どこまでパンにするか?」というのが大きなポイントになりそうですね。かたち、色、質感、素材(小麦粉)。どの辺りまでパンを維持するかが問われています。実際のところ、べつにパンを履きたいわけではないんだよなぁ。「見た目がコッペパン」だったら、満足できそうな気がします。あ、でも靴ひもだとか、履き口のところはどんな感じになるんだろう。ちょっとイメージ図を描いてみます。

コッペパンのくつ(えんぴつとパステルで)

なるほど、これはスリッポンですね笑。描いてみると、どんどん細かいところまで想像できるようになりました。全体的にぽっこり感を出しつつ、カラーもコッペパンの焼き色みたいに側面を白っぽく。この時点で可愛くないですか。靴の内側も、パンのように中身を白くしたい。見えるところは、できるだけコッペパンに近づけたいんですよね笑。インソールは、コッペパンにサンドしたらおいしそうな、いちごジャムカラーを採用してみました。別売りで、たまごカラーのインソールも売ってたら可愛いかも。

商品化するには?

というわけで、ついにイメージが固まりました。この見た目を再現することに、全力を注いでみましょう笑。どうやったらこれを商品として実現できるのかな。まずは素材を決める必要がありそうですね。調べたところ、サンダルやスリッパの底にはEVAという素材が使われているみたいです。軽くて、弾力があり、加工しやすく、耐久性も高いとのこと。最高ですね。コッペパンみたいな型をつくって、そこに原料を流しこみ、熱で溶かす。それを冷やすと、その形状で固まるそうです。かたちはいけるとして、色はどうしましょうか。よくこども用のおもちゃで、スポンジみたいに軽い安全なブロックがありますよね。あれもEVAらしいんですけど、てことは、1色で均一に仕上げることはできるってことかな。コッペパンの焼き色みたいなグラデーションは、その製造工程を考えるとむずかしそう。できあがったパーツを、スプレーとかで着色することになるでしょうか。待てよ、弾力性のある「スクイーズ」っておもちゃありますよね。よくASMR動画なんかで目にする、本物そっくりの。あれでパンのスクイーズって見たことあるけど、焼き色はどうやって再現してるんだろう。なるほど、粘土に絵の具を混ぜたり、表面に色を塗ってるんですね。んー、でもこれは靴だからなぁ。雨の日も履きたいですよね。濡れたり石ころを蹴ってるうちにコッペパンの色がハゲてきたら、残念な気持ちになりそうです。でも意外と、白コッペってことにしたら、白くなっていく過程も楽しめるでしょうか?笑




今回はここまで! 昨日はメモ程度のスケッチでしたけど、パステルでリアルっぽく描いてみたら現実味を帯びまくりました。実際こういうモチーフを再現したようなサンダルって売ってたりするから、たぶんつくれるんでしょうね。個人的には、いちごジャム色のインソールが気に入ってます。いっしょに商品化してくれる業者さんが現れるのを待ってみましょう笑。それではまた明日〜!

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