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かわいい商品⑨ お菓子のテーブル

新連載《 🍫 かわいい商品 ♡ 企画部 》へようこそ!

《 🍫 こんなものあったら可愛いな〜 》という思いつきを、ゆめみたいな「かわいい商品」として企画してみる連載シリーズ。今回は『お菓子のテーブル』に挑戦です!


かわいいテーブルが欲しい

そろそろ大型家具っていうんですかね、テーブルやソファが欲しくなってきました。てことで、今回はかわいいテーブルを考えてみたいとおもいます。ぱっと浮かんだのが、お菓子のハーベストみたいなテーブル。ビスケットの焼き色で、ふちはモコモコ、表面には砂糖のキラキラが散りばめられている。可愛くなりそうじゃないですか? ちょっと調べてみたら、これは海外なのかなぁ。ビスケットのテーブルをつくっている作家さんを発見しました!

カップケーキのイスと、ビスケットのテーブル。

けっこうイメージに近いんですけど、個人的な好みでは、テーブルの脚をもうすこしやわらかい印象にしたいですね。ビスケットって一枚二枚と数えるから、数人で囲める大きいサイズよりも、個人用の小さいサイズが合うかも。とか考えてたら、もうひとつテーブルにしたいお菓子を見つけてしまいました。源氏パイです。

ハーベスト・テーブルと、源氏パイ・テーブルのスケッチ。

描いてみたら、どっちにも可能性を感じますね〜。焼き菓子って、そもそもテーブルっぽい要素があるのかも? 色とか、生地の何層にもなってる感じとか。どっちが欲しいか妻に聞いてみたら、源氏パイを選びました笑。源氏パイって、ゆるいハート型が可愛いですよね。よし、今回は源氏パイ・テーブルでいきましょう!

テーブルのかたちを探ってみる

このステップでは、思いつきを細かくかたちにしていきます。具体的にイメージするほど、実現に近づくはずなので、どんどん空想を広げていきましょう。まず、テーブルの天板部分に源氏パイがくるのは確定ですよね。まんなかはパイ生地っぽく、ふちは少し焼き色のついたブラウンで、砂糖みたいなキラキラを散りばめます。もんだいは、脚なんですよ。というか、宙に浮かせる方法。壁から生やすように固定もできますけど、どんなかたちが可愛いんだろう。ポイントはそこです笑。可愛さ。仮に脚を生やすとして、左右に一本ずつ、ミニ源氏パイの脚をつけるのはどうでしょう?(下記スケッチ参照)。

源氏パイ・テーブル ver.A。脚にはミニ源氏パイがたくさん。

ゆめのせかい感を残したいので、どうしても「まっすぐの脚」は避けたいんですよね。もうひとつ、こんな脚も考えてみました。

源氏パイ・テーブル ver.B。割れた源氏パイを脚に。

そういえば、源氏パイって表面のテカテカが甘くておいしいんだよなぁ。ぜひとも、表面の加工に取り入れたいですね。もしかすると、一般的なテーブル同様ニスを塗ることで、それが再現できるかも笑。

商品として実現するには?

まず第一に押さえておきたいのは、今回「源氏パイ」という三立製菓(株)さんの商品をモチーフにしていることです。完全にかたちをお借りしているので、たとえ「源氏パイ・テーブル」を完成させたとしても、個人で勝手に販売するわけにはいきません笑。なので、試作をつくった段階で三立製菓(株)さんの元へごあいさつに行きましょう。「源氏パイ好きがこうじて、こんなテーブルをつくっちゃいました」と素直に伝えます。サンリツのみなさんは、どんな反応をしてくれるでしょうか。無事に許可をもらえたら、晴れてプロジェクトを公式にスタートすることができます。




今回はここまで〜! 前回の『マシュマロピアノ』に続き、また「欲しい!つくりたい!」っていう商品が出てきました。この連載シリーズ、どの商品も実現できたらうれしいな〜っていうものばかりなので、いっしょに考えたい、制作したい、という方は教えてくださいね。それでは次の「かわいい商品」で〜。

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