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₄₁ アポロの可愛さについて

《 🍭 かわいいって、なんだろー? 》をテーマに、思いついたままポンポン書いてみる連載シリーズ。今回は、アポロ(チョコ)について考えます!

コロコロっとしたサイズ感

おはよーございます。土曜日がやってきました。きょうのお題は meiji さんのアポロチョコです。三角形のお山みたいなチョコレート。てっぺんがピンク色でいちご味になってます。今までお菓子のメーカーとか気にしてなかったんですけど、かわいい日課(この連載)を続けるなかで訪れたこのお菓子ウィーク。かわいいを生み出したメーカーさんたちにも興味がわいてきました。おとといがグリコさんのポッキー、きのうが不二家さんのミルキー、きょうが明治さんのアポロ。うん、並べるだけでも可愛いです。なんか名前を書くだけで満足しちゃってます笑。どれも息の長い、日本中で愛されてる商品ですよね。そんなわけで、きょうはアポロの可愛さを探ってみましょ〜。アポロといえば、手に出したときのコロコロっとしたサイズ感を思い出します。チョコボールとか、フリスクなんかもそうですけど、あの手にかしゃっと出す動作ってなんか楽しいですよね。1個出そうとして2個出ちゃったり。場合によっては、ドバーッと何個も出たりします。仮にアポロが高さ10センチくらいの大きさだったら、あの可愛さは出ないですよね。逆に高さ3ミリくらいだと、今度は小さすぎます。ころっとしてて可愛い。そう感じられるためには、適切なサイズがあるみたいです。

パッケージのいちご

ここで一旦、お題の絵を描いてました。全体的に、パッケージのいちごが可愛さを演出してるのはまちがいなさそうです。お菓子のパッケージって意識しながら見てみるとけっこうおもしろいんですよね。見慣れてるはずなのに「ここに変なマーク入ってるな〜」とか「こういう模様になってたのね〜」みたいな発見があります。アポロの例でいくと、いちごのマークが余白を埋めるように1段ずつ、横にずらしながら並べられてました。そんなところ今まで見てなかったんですけどね、絵を描くってなると再現する必要があるので配置とかに目がいきます。いちご柄によって明るさと甘い感じも出てるとおもうんですけど、もういっこ気になったのが「アポロ」の文字で。特に「ア」と「ポ」の払いがぽっこりふくらんでるんですね。これまた一度は見てたはずなのに、気づいてなかったポイントです。アポロのどこか楽しそうなイメージは、文字のデザインから来てたんでしょうか。上下のフチに描かれた波の線もケーキ屋さんの入り口みたいで可愛いです。あんまりよくないかもしれないけど、箱をつい振っちゃったときの音も楽しかったりして。そうだ、お菓子の袋を楽器にしてみたいんだったな。これはこの連載とまったく関係がないので、またべつのところで書きたいとおもいます笑。

ピンクのとこだけかじって

もうひとつ、アポロといえば食べかたを思い出しました。指でつまんだままピンクのとこだけかじって食べるっていう、あれです。昔やりませんでしたか? じぶんはなんの意味もなくというか、一種のあそびとしてやってた気がします。アポロの公式サイトに書いてあったんですけど、ある時期には「占い」として、いちごチョコとミルクチョコのちょうど境目でかじれるかを試すのが流行ったみたいです。おもしろいですね〜。とんがりコーンを指にキャップして食べるのとかもそうですけど、お菓子の特徴によって色々なあそびが生まれてきます。食べもので遊んじゃいけませんっていう考えもありますけど、こどもは世界をおもちゃかおもちゃじゃないかで見てるところがありますからね笑。考えてみると、かじるのがあそびになるってすごいことです。アポロがほどよくカタいのもいいんでしょうか。やわらかすぎると、かじったときの断面チェックがしづらくなりますよね。あ、歯が見えるところについてないのもいいのかな。じぶんでじぶんの歯って見えないじゃないですか。噛むところを見れない。てことは、大体このへんかなーっていう感覚でかじることになるので、それがゲーム性を生んでるっていう仮説です。もし歯が見えるところにあったら、というかじぶんでかじるところを確認できたなら、あそびというよりは技巧的な行為になってたかもしれません。ゲームとか楽しいあそびのつくりかたにも興味があるので、それもまたべつの連載でけんきゅうしてみよっと。


きょう書きながら参考にしてたアポロのサイト、いろんな豆知識があっておもしろかったです〜。それではきょうも、かわいい一日を!


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