DAY1. 🌱 かわいい暮らしについて考えてみる

新連載『 🌱 かわいい暮らしのレシピ 』へようこそ！

毎日、どんな場所で、だれといっしょに、なにを大切にしながら生きていこうかな。こんな時間が、わたしは好きだったのかも。生活のなかに、じぶんなりの「お気に入り」を見つけていくような、そんな「かわいい」暮らしのエッセイです。

だいきぁ《 🎈 かわいい屋さん 》

きょうから、また連載をスタートします！　タイトルは「かわいい暮らしのレシピ」ということで、日々の生活で見つけた小さなよろこびを、いくつか書き残せたらいいなぁと。ちょうど試しに作ってみたら、おいしくできた料理みたいな感じでしょうか。レシピにしておけば、あとでまた作ることができますもんね。一か月まるごと使って、毎日いろんなテーマで「かわいい暮らし」について考えていきたいとおもいます。

同じことを「ちがう方法」で

暮らしって、関係ないひとがいないとおもうんですよ。だれもが、それぞれのやりかたで、それぞれの生活を営んでいる。ということは、ひとの数だけ（もっといえば動物や植物、キャラクターなんかにも）暮らしがあって、同じものはひとつもない。毎日ちがう場所で、ちがう経験をしながら生きてますよね。けれども「食べること」や「寝ること」みたいに、暮らしのなかで「やること」は共通していたりする。言ってみれば、みんな同じことを「ちがう方法」でやってるみたいな。いま書きながら気づいたんですけど、普段はあまりにも「じぶんの人生」を生きているので、ほかのひとがちがう生活をしているっていう、あたりまえのことを忘れてました。でも当然、みんなそれぞれに生活をしているわけで、たとえば「食べること」ひとつとっても、いろんな文化や方法があるわけです。

挿絵：水彩画で描いた葉っぱみたいなもの ①

毎日の食事に困りごとがあるひとも、もしかしたら、どこかちがう国のスタイルがじぶんに合っていた、なんてこともありそうですよね。よし、決めた！　この連載は、毎回「食べること」や「あそぶこと」みたいな、生活のワンシーンに焦点を当てて、それをどうやったら心地よくできるのか、探っていくことにしましょう。時には、じぶんと全然ちがうひとの生活が参考になるかもしれません（だれもトイレでの過ごしかたをシェアしないように、生活の知恵をお互いに隠し持っていたりするかも笑）。そして、じぶんは「かわいい屋さん」なので、可愛さを基準に見ていくことになるとおもいます。うん、それでいこう。下準備なしで、書きながら企画しているこの現場感が伝わっているでしょうか笑。きょうはもうすこし、タイトルの「かわいい暮らし」というキーワードに触れてから、おわりにしますね。

じぶんなりに愛でること

じぶんは「かわいい屋さん」として、かわいいをけんきゅうしたり、かわいい作品（絵や音楽）をつくっています。それだけじゃなく、スイーツ屋さんを開こうっていう計画があったりとか、とにかく「かわいい」に関わることをぜんぶやっていこうとおもってるんですけど笑、じつはこれも「かわいい暮らし」の延長というか、そのものなんですね。かわいいものが大好きで、身のまわりを可愛くしていったら、ついに生活そのものを可愛くしたくなった。それが現在です。それで、いま「住まい」や「はたらきかた」を見直すタイミングというか、「毎日の日課」にいたるまで、まるごとぜーんぶ可愛くしようと挑戦中なんです。ひとつには、そんな「暮らしを可愛くするプロジェクト」としての「かわいい暮らし」があります。

挿絵：水彩画で描いた葉っぱみたいなもの ②

もうひとつ、この「かわいい暮らし」にはべつの意味も込めていて。じぶんの認識では「かわいい」って、無限なんですよね。だれもが納得するたったひとつの正解！とかじゃなく、ひとの数だけ、かわいいと感じる対象の数だけ、かたちがあるというか。好きなものをじぶんなりに愛でること、それが「かわいい」の感覚だとおもってます。よく「かわいい」って言うひとは、それだけ「ものを愛でる才能」があるんじゃないかなって。それを暮らしに当てはめてみると、「じぶんなりに愛せる（納得できる）生活」、それを「かわいい暮らし」と呼んでみたいんですね。そんな暮らしは、どうやったらつくれるのか。そのレシピを編み出していくのが、この連載です。

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1日目、おわり！　途中で書いたように、あなたの生活がだれかの参考になるかもなので、気軽にコメントで話を聞かせてくださいね。それではまた明日〜！