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DAY6. 乗り出すこと ⛵️ 姿勢のつくりかた

新連載『 🌱 かわいい暮らしのレシピ 』へようこそ!

毎日、どんな場所で、だれといっしょに、なにを大切にしながら生きていこうかな。こんな時間が、わたしは好きだったのかも。生活のなかに、じぶんなりの「お気に入り」を見つけていくような、そんな「かわいい」暮らしのエッセイです。


家族のお手伝い

日々の活動を、じぶんなりに愛でていく。連載六日目のテーマは「乗り出すこと」です。身を乗り出す、なんて言ったりしますよね。辞書を引いてみたら「からだを前にぐっと出す」とか、「進んでその物事に関係する」っていう意味があるそうです。うん、なんか良さそう。どんなことが書けるのか、さっそく話を進めてみましょう〜!

きょうの挿絵:水彩画で描いたパターン ①

きのうは、お昼にそうめんを食べました。サバの缶詰とオクラをのせて、冷たいめんつゆをかけたやつです。朝からお昼すぎまで個人の仕事をしたあとに、午後からは家族のお手伝いで外へ。妻の両親がこども向けのデイサービスをやっていて、たまに顔を出してるんですね。小さい子たちの様子を見守りながら、けんかになりそうなときは間に入ったりして。久しぶりに会うスタッフさんとの会話も楽しみのひとつです。時間になったら帰りのお支度をして、車で子どもたちを順番に送っていきます。最後の送迎を終えて、家に帰る途中、おなかが空いたのでセコマ(セイコーマート:北海道のローカルコンビニ)に寄ってお弁当を買いました。いつもは妻の両親も含めみんなで夜ごはんを食べるんですけど、今回は妻とふたりで先にいただくことに。セコマに行ったら買うと決めている、果汁百パーセントのりんごジュースを飲むことも忘れませんでした。

パリパリの春巻き

おなかいっぱいになったあとは、娘と遊んだり、テレビやお笑いの動画を見ながらゆったり過ごす時間です。お風呂のなかで、きょうのできごとを振り返ったりして。明日も早く起きてこのエッセイを書きたいし、そろそろ寝ようかな。そうおもって歯を磨き、リビングにいる家族の様子を見に行ったところで、事件は起きました。妻の両親が遅めの夕食をスタートさせるところだったんですけど、メインのおかずが手づくりの春巻きだったんです。そういえば、すこし前から家のなかには油のにおいが広がってました。揚げたて、パリパリの春巻きがお皿の上で山積みになってます。サクサクの食感って、どうしてあんなに魅力的なんでしょうね。でももう歯磨いちゃったし、これから寝るところだし。じぶんには関係ない、諦めよう。いや、でも気になる。食べたい。そんなことを考えてたら、ばぁば(妻の母親:娘にとってのおばあちゃん)がこっちを見て「歯はまた磨けばいいんじゃない?」と笑いました。気持ちが顔に出てたみたいです笑。なるほど、たしかに歯はもう一回磨けばいい。揚げたての食感は、いま、この瞬間しか味わえないし! ありがとうございます、いただきます。そんなわけで、けっきょく寝る直前に、熱々の春巻きが三個おなかの中へ入ることになりました。

きょうのレシピ:姿勢をつくる

けっきょく、なんの話?って感じですよね笑。でも、書きながら気づいたことがあって。きょう、うれしかったいくつかのできごと(りんごジュースや春巻き)は、じぶんがすこし身を乗り出さないと、ありつけなかったものなんじゃないか。そんな気がしたんです。りんごジュースを飲めたのは、仕事帰りにコンビニへ寄ったから。じゃなくて、元をたどれば妻の両親を手伝っていたことがきっかけです。パリパリの春巻きにありつけたのも、まっすぐ寝ないでリビングに顔を出し、ばぁばの見える位置で「おいしそうだなぁ」という表情を浮かべていたから笑。そう考えると、いつもよりほんの少し「前のめり」でいることが、チャンスにつながったりするのかも。

きょうの挿絵:水彩画で描いたパターン ②

ここから編み出せるレシピは、姿勢をつくるってことですかね。いつも、ちょっと前に出ておく。同じことをやるにしても、ひとから見える場所でやる。そんな少しの工夫で、うれしいことにありつける回数が増えるかもしれません。これからは日々の「姿勢」も意識してみよう。きょうは、そんなことをおもいました。




6日目はこんな感じです! きょうは仕事がお休みで、昼間に家族と映画を観てきたので夜の投稿になりました。まだ探り探りですけど、ちょっとずつ「レシピ化」するコツをつかんできたかもしれません。みなさんは、サクサクの食感とか好きですか? それではまた、明日のレシピで〜!

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