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DAY3. 会いに行くこと 🚗 機会のつくりかた

新連載『 🌱 かわいい暮らしのレシピ 』へようこそ!

毎日、どんな場所で、だれといっしょに、なにを大切にしながら生きていこうかな。こんな時間が、わたしは好きだったのかも。生活のなかに、じぶんなりの「お気に入り」を見つけていくような、そんな「かわいい」暮らしのエッセイです。


いつでも会える。ような気がする。

日々の活動を、じぶんなりに愛でていく。連載三日目のテーマは「会いに行くこと」です。会いに行くって、いろんな状況があるとおもうんですけど、今回は家族やともだちみたいに「会おうとおもったら会える」くらいの、そんな距離感をイメージしています。最近のことや、昔のことを思い出しながら。

挿絵:水彩画で書いた花びらみたいなもの ①

きのう(土曜日)、数ヶ月ぶりに母の家へあそびに行ってきました。じぶんはいま妻の実家に住んでるんですけど、娘にとって身近な「おじいちゃん」「おばあちゃん」といったら、妻の両親なんですね。母はすこし遠い場所に住んでいて(といっても車で四十分くらい笑)、毎週はむずかしいかもだけど、月に一回とか、二か月に一回くらいは娘の顔を見てもらいに行きたいなぁとおもっています。そんなわけで、二週間くらい前に母へ連絡して、この土曜日に会う約束をしていたんですね。前回は六月くらいだったかな。娘がまだつかまり立ちをしはじめる前で、ちょっとお座りできるようになってきたね〜。そんな時期だった気がします。母もうれしそうに抱っこしてました。いまでは、テーブルやソファに手をついて立ちながら移動したり、ハイハイで部屋中を旅する冒険家に笑。家族やともだちなんて、いつでも会える。ような気がする。けれども実際、会おうと思ってもお互いの予定が合わなかったり、直前になって風邪を引いてしまうとか、なんとなく「また今度にしよっか」と延期になったりして。ほんとはたぶん、もっと会えるはずなんですけどね。

わざわざ会いに行く

あと単純に、会おうと思っていたことを忘れちゃったりもします。仕事とかで、自然と顔を合わせる相手ならいいんですけど、同じ活動をしていない相手とは、そもそも「生活の接点がない」っていうことなのかも。てことは、わざわざ会うための予定を立てるとか、わざわざ会いに行くってことをしないと、いつまで経っても会えないですよね。これ、いま書きながら初めて明確に意識しました笑。そっか。ちょっとだけ、きのうの「余裕をつくる」っていう話にもつながってきますけど、日々の予定がびっしり埋まっていたら、そもそも会うための時間(スペース)がありません。それに、みんなそれぞれ、毎日ちがう生活を送ってるわけだから、ほっといても自然に交わることはなかなかない。会いたいひとがいて、しかもそのひとが同じ暮らしの動線上にいない場合は、意図的に暮らしを重ねるというか、生活が交差するように働きかける(動かす)必要があるわけですね。あたりまえだけど、こうやって会えないことを「しくみ」で考えたことはなかったなぁ。ほかにも、会うための「きっかけ」をつくるとか、方法はまだまだ転がってそうです。

きょうのレシピ:機会をつくる

母の家へあそびに行った話から、思いもよらないところまで進んできました。やっぱり文章にすると、いろいろ発見がありますね。今回のエピソードから編み出せるレシピとしては、会いたいひとがいるなら、じぶんの手で機会をつくる。ってことになるでしょうか。たぶん一緒に住んでるとか、毎週どっかで会うひとなら、ほっといてもいいんです笑。自然と会えるわけですから。すでに、いつでも会える状態を完成させているとも言えますね。けれどもそうじゃない、ふだんの生活で行動が重ならない相手とは、わざわざ会うためのセッティングをする必要がある。「待ち合わせ」っていうことばは、それくらい広い意味で使ってもいいのかも。

挿絵:水彩画で書いた花びらみたいなもの ②

どんどん機会をつくってくれる相手なら、連絡を待っていればそのうち会えそうです。けど親って、いつまでも会えるとは限らないよなぁとかおもったり。会えるのが相手からの連絡次第になるっていうのも、じぶんの理想ではないかも? この辺はみんなそれぞれのスタイルがありそうですね。けっきょく、どっちかが声をかけないと始まらないんだとすれば、どんどん声をかける側にまわってみようかな。母にもっと娘を会わせたいですし、いろいろ語り尽くしたいともだちもいます。何人かの顔を思い浮かべながら、きょうはそんなことを考えました。




3日目は「会いに行くこと」をテーマに書いてみました! ちょっとテーマが広くて書き始めるのがこわかったんですけど、意外なレシピが見つかった気がします。みなさんは、じぶんから声をかけるタイプですか? それではまた明日〜!


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