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DAY7. 心を配ること 🫖 雰囲気のつくりかた

新連載『 🌱 かわいい暮らしのレシピ 』へようこそ!

毎日、どんな場所で、だれといっしょに、なにを大切にしながら生きていこうかな。こんな時間が、わたしは好きだったのかも。生活のなかに、じぶんなりの「お気に入り」を見つけていくような、そんな「かわいい」暮らしのエッセイです。


ママ・パパ向けの時間帯

日々の活動を、じぶんなりに愛でていく。連載七日目のテーマは「心を配ること」にしてみました。今さらですけど、この連載はみんなにレシピを「教える」ようなものではありません。かわいい屋さんとして、可愛さを軸に考えてみたことや、生活のワンシーンを共有することで暮らしのヒントになったらうれしいな。そんな感じで書いてます。説教っぽくならないよう気をつけながら笑。さっそく今回も進めてみましょう。

きょうの挿絵:水彩画で描いたパターン ①

きのうは仕事がお休みだったので、朝から親子三人で映画を観に行ってきました。サッポロファクトリー(札幌にある商業施設)の中にはユナイテッド・シネマが入ってて、そこに「抱っこdeシネマ」という、ママ・パパ向けの時間帯があるんですね。「赤ちゃんが泣き出しても大丈夫、優しくあやしながら映画をお楽しみください」と言ってくれるありがたいサービスで、こどもがびっくりしないよう音量が小さめになっていたり、場内もほんのり明るいまま上映されるんです。先月からこの時間帯を活用するようになって、前回はディズニー・ピクサーの『マイ・エレメント』を、今回は『バービー』を観てきました。どっちも可愛さあふれる映画だったので、この連載の読者さんには自信を持っておすすめできます笑。

だれかの身になって

映画館って、なんかワクワクしますよね。広い空間に大きなスクリーンと、迫力のある音響設備。ポップコーンの甘い香りも、映画館に来たなぁって感じがします。娘が生まれる前から、妻といっしょに映画を観るのは大好きで、家でもポップコーンを用意してミニシアター(パソコン画面なので、ほんとに小さい)をつくったりしてました。いまは、まだ娘も小さくて、長時間ずっと座って集中するのはむずかしいところがあります。きのうもやっぱり途中でおなかが空いたり、ねむたくなってぐずぐずに。それでも、こんなサービスがあると周りに気を遣いすぎず映画を楽しめるので、ほんとにありがたいんですよね。とはいえやっぱり「すみません」っておもっちゃうんですけど。「抱っこdeシネマ」みたいに、だれかの身になってつくられたサービスが、どんどん増えるといいなぁ。お出かけ中だったり、なにか作業をしてるとき、正直、娘に「まだ起きないでほしい」とおもうタイミングもあるんですよ。ぐっすり寝ていてくれたら、いろいろスムーズに進むので。でも、きのうすこし考えたんですけど、もし起きたとしても「起きちゃった」とは言わないように気をつけたいなぁとおもって。やっぱりそれはこっち側の都合で、彼女にとって「起きること」は全然わるいことじゃないですもんね。むしろ生まれてきてくれた感動を思い出せば、ぜんぶ愛おしくなります。まぁ、お願いだから今だけは〜っていうときに限って、すぐ起きるんですけど笑。ねむたそうに目をこする娘の仕草を見ながら、きのうはそんなことをぼんやりと考えていました。

きょうのレシピ:雰囲気をつくる

映画館のサービスと、ちょっとした親の心情を並べて書きましたけど、たぶん、相手のことを尊重したいっていう気持ちは共通するところがあるとおもいます。今回「抱っこdeシネマ」というサービスを通じて学んだことは、雰囲気づくりの大切さで。映画館として「赤ちゃんが泣いても大丈夫ですよ〜」っていう環境を用意してくれているからこそ、お客さんもその時間帯はこども連れが来ることをわかっているし、こちらも安心して家族を連れて行くことができるんですよね。

きょうの挿絵:水彩画で描いたパターン ②

だれかの身になってつくられたサービス。その心づかいは、だんだんその場所に雰囲気として広がっていくのかもしれません。親として、娘にどんな環境を用意してあげられるか。まだまだきれいにまとまってはないんですけど、またひとつ、かわいい暮らしを考えていくうえでのヒントを見つけたような気がします。




7日目はこんな感じになりました〜! 気づいたら1週間が経っていて、7日分(初日はイントロだったので6日分)のレシピができましたね。料理のレシピみたいに、どんどん試作しながらアレンジしていこうとおもいます。それではみなさん、かわいい一日を〜!

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