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DAY15. 重ねること 🥧 ボリュームのつくりかた

かわいいエッセイシリーズ第三弾
🌱 かわいい暮らしのレシピ 』へようこそ!

毎日、どんな場所で、だれといっしょに、なにを大切にしながら生きていこうかな。こんな時間が、わたしは好きだったのかも。生活のなかに、じぶんなりの「お気に入り」を見つけていくような、そんな「かわいい」暮らしのエッセイです。


一歩ずつ、一日ずつ

日々の活動を、じぶんなりに愛でていく。十五日目のテーマは「重ねること」です。モノの上に、さらにモノをのせること。まさに「暮らし」って感じのことばだなぁとおもって。今回、なにも決めずに書き進めてから、最後にテーマを見つけるという流れで書きました。どんな内容になったのか、さっそくご覧ください。

きょうの挿絵:水彩で描いたどうぶつの足あと

きのうは、朝からこのエッセイを書いて、そのあと小さい水彩画を描きました。いつも挿絵になってるやつです。毎回、ハートとかまんまるみたいなモチーフを小さめにくりかえし描いていくんですけど、なんかこれも「暮らし」っていう感じがするなぁとおもってて。一歩ずつ、一日ずつ、小さいものを連ねることで大きいものが見えてくるっていう。このエッセイもそうですね。毎回ちょっとしたエピソードを紹介してますけど、連続させるとじぶんの「今月の過ごしかた」になってるはずだし、もっと続けていけば人生を紹介してるような状態になるかもしれません笑。それってなんか不思議ですね。かわいい屋さんの日常を通じて、きょうもどこかに小さな「生活」があるんだなぁってことを感じてもらえるとうれしいです。日記もかねて、もうすこし意識的に日常のエピソードを盛りこんでみようかなぁ。

おだんご一個分

絵を描いたあとは、きのうの夜ごはんで余った炊き込みごはんと、具だくさんのお味噌汁を食べました。妻とふたり同じメニューです。娘は、一度つくってから冷凍しておいたおかゆと離乳食の桃を。最近、娘といっしょのタイミングでごはんを食べるようにしていて。けっこう「食べる」ってことに興味が出てきたみたいなんですよ。小さい口をパッと開けて、びっくりするくらい食べるようになりました。ぜんぶで、おだんご一個分くらいですかね。いつかは一人前を食べ切るようになるのかなぁ、なんて想像しながら。だんだんスプーンを差し出しても口を開けなくなってきて、イスから降りたいと泣き出したらごちそうさまの合図。すこし遊んで、お昼寝っていうのがよくある流れです。

きょうの挿絵:水彩で描いたパターン

午後からは、いま取り組んでいる「かわいい商品」について妻と話をしました。もうほとんど、八十パーセントくらいまでは完成してるんですけど、細かい部分のデザインだとか、ラッピングのしかたに悩んでいて。やっぱり、商品を手にとってくれるひとには「かわいいなぁ」って感じてもらいたいし、使ってうれしいものにしたいんですよね。コストや手間が増えるとしても、そこは外せないよね〜と。ものづくりをしているひとにとっては「あるある」かも。ひとりで考えるだけじゃなく、妻とか家族の意見を聞いてみると、意外と突破口になったりして。悩みごとにも似てますね。なんでも、ひとりで考えすぎると行き詰まるのかな? もともとひとりの時間が長かったので、ひとりで解決しようとするクセがついてるんです笑。けど最近は、もうすこし心をオープンにして外の風を取りこんでみたいかも。

きょうのレシピ:ボリュームをつくる

というわけで、今回も「きのうのできごと」をすこし書き出してみました。ここまで書いて、じつはまだテーマが決まってません笑。そんなことある?って感じですけど、なぜか最初にテーマを決めちゃうと、そこに収めようとするせいか自由に書けなくなっちゃうんですよね。なので、とりあえず書いてからテーマを取り出してみるっていう実験です笑。今回の話から編み出せるのは「ボリュームをつくる」ってことでしょうか。分量とか厚みです。小さいことも、回を重ねていくことで一定のふくらみを持つというか。本もそうですよね。文字を連ねることで一ページができあがり、ページを重ねることで一冊ができあがる。それを何冊も集めると、本棚を埋めつくすことができます。あんな感じで、時間をかけて蓄積するものが生活のなかにはあふれているなぁとおもって。日々の生活で、なにを重ねていきたいか。今回は、そのボリューム感に着目してみました。できるだけタイトルには日本語を使いたいとおもってるんですけど、ボリュームってけっこう日本語として定着してるような気がしたので、迷いながらも採用してます。けど、そもそも「タイトル」とか「エッセイ」が外来語ですもんね。そこらへんはまぁ、ゆるい感じで笑。




15日目はこうなりました〜。今月もいよいよ折り返しですね。外に出てみたら、札幌はけっこう暑いです! みなさんきょうも、かわいい1日を〜!

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