大学に行くことは無意味だと言う人たちに思うこと

大学に行く意味はなんだろう? この疑問は受験生だった時の僕の疑問でした。そしてこの疑問を抱きながら受験勉強を行い、そして大学に合格しました。僕がこの疑問に対して明確ではないけども自分なりの答えを出したのは大学の二年生になりゼミに所属してからです。

疑問を抱きながら過ごした一年間

大学生って遊んでばかりでしょと言う世間の大人たちの勝手な偏見……

事実です!!実際僕も一年間を勉強に捧げていたのでその反動がきてました。一年生の間は勉強なんてしませんでしたし授業の単位さえもらえればいいってぐらいの適当なスタンスで授業を受講していました。そしてサークル活動に命を捧げていました。でも心の片隅ではこのままでいいのかなと常に思っていました。

このままじゃダメだと決意!

結局のところ目の前の楽しいイベントに目を奪われたまま一年間がすぎました。しかし2020年のコロナの大流行である意味僕はいい影響を受けました。自宅でのリモート授業、外出自粛によってサークル活動を行うことができないでずっと授業の日々が続きました。リモート授業下で僕は大学に入ってから初めて真剣に授業を受けて驚愕を受けました。

授業ってこんなに楽しいの! 

本当に目から鱗でした。そして恥じました。こんなに面白い授業を聞かないまま一年間過ごしていたのかと。僕は経済学部に所属しているため経済学の授業を受けていますが、経済学とは全く関係ない授業もとっていてそこでも授業を楽しいと感じました。例えば江戸時代限定の歴史の授業とか。

大学に入って初めて感じた今までの勉強との違い

大学に入って真面目に勉強するようになって高校までとの勉強の仕方がかなり違うと感じました。高校までは与えられた全教科を広く浅ーく勉強して全体的に勉強するのに対して、大学では自分で学びたい学問を尖って尖ってとても深く学ぶという違いです。僕は正直大学に入ってから初めて心から勉強が楽しいと感じるようになりました。確かに高校までの授業でも楽しいと思える授業も一部ありましたが、それよりも多くの嫌いな科目について考えなければならないからです。授業はもちろん宿題とかね😭 また現在ではゼミに所属することでより専門的な内容を学ぶようになってより勉強が楽しいと感じています。

勉強するようになって気づいた大学に行く意味

大学に行く意味ってなんだろうと考えていた僕が勉強するようになって感じたのは大学に行く意味は本来の勉強の仕方を教えてもらうためにいくです。実際高校までの勉強は暗記すれば大概良い結果をもらえていましたが、大学では自身で詳細に調べた物事を自分の言葉で説明しなければ結果がついてきません。

勉強の仕方を学んだだけで将来役に立つの?

実際社会の大人たちは大学に行く意味を知ったところでそれが将来会社に入った時に役に立つのかって思うでしょう。僕の答えはイエスです。まぁ実際に企業に入社しての意見ではないですが😅 現在高卒の人と大卒の人の年収はかなり格差があります。それには大学に進学する時にそれなりに努力をして入学しているためある程度の努力を行うことができるという指標になるという点もあります。しかし1番の理由としては広く浅い勉強の仕方しか知らない人と狭く深い勉強の仕方を知っている人では社会に求められるのは後者だからという点です。現在はAIの技術が発展し、ネットワーク上にあふれている情報ならば瞬時に集め、解析することができます。その中では広く浅い知識は完全にカバーすることができます。そこで人間に求められるのは狭く深く調べた情報を用いて新たな物を作り出すということです。新たな物や情報を作り出すことは難しいかもしれませんが、そこがAIと人との差別化を測れるところです。大学で学べる勉強方法がここで活かされると僕は思いました。

おわり

長々と読んでくださりありがとうございました。なかなか思ったような文章が書けず歯痒い思いをしながら書いてみました。今年度大学に入学された方達は必死に勉強されて手にしたキャンパスライフがコロナによって壊され悲しい思いをしている方も多いと思います。しかしコロナはいずれ研究されインフルエンザのように共存できる既知のウイルスになるか完全に根絶されるかまぁとりあえずキャンパスライフをおくることが出来る様になります。それまでに勉強に対して新たな価値観を持ってみるとこの環境下でも楽しめるのではないでしょうか。