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初任給の話(現役国立大学院生が語ってみる)

ちょっと気になるタイトルですよね。

僕は現在理系大学院生で、学部の頃、修士課程、博士課程の就職に関して知見があるので自分が思う意見を書いていきたいと思います。

大学までは行っている人結構いると思いますが、修士課程、博士課程に行ってる人は少ないと思うので、興味本位で見てもらえたらなと思います!

本記事は大学生や高校生、中学生に届いてほしいなと思って書いてますので、お子さんや知り合いのお子さん、親戚の方など自慢げに語ってください笑

今日はこんな目次で書いていきます。

何を目的に勉強してる?

みなさんは何のために勉強してますか?
特に学生の皆さん!!

親から勉強しろって言われるから?
成績を上げたいから?
いい高校、いい大学に入りたいから?

じゃあ、なんで成績上げたい?
なんでいい高校、いい大学に行きたい?

僕は、どんな行動にも意味を持たせたほうがより良い効率的な行動をとれると思っています。
何事にも理由を持って行動するためにその行動に「Why」を問い続けます。

そうすればなぜ今勉強しないといけないかが見えてくる思います。
でも、正直そこで勉強をする意味が見つからなかったらやらなくていいと思います。

何事も目的を持てば、自ずと行動を起こすことに疑念がなくなり自ら行動できると思います。

今回は、僕の勉強するモチベーションの例を書いてみますので、参考にしてもらえたらなと思います。
同じ最終到着地点になる人は結構多いと思います!

僕の勉強するモチベーション

じゃあ、書いていきます。

勉強する(データサイエンス、統計学、英語)
↓ why
海外で働きたいから
↓ why
海外で働いた後、日本で幹部として働きたい
↓ why
稼げるから

行き着く先は、お金。。。
きっと同じことを考えている人は多いはず。

もちろん僕は仕事をするのが好きな人間ですが、お金も大事。
生活する上で何不自由なく暮らすために切ることは出来ない関係ですよね。
きっとそれはみんな同じだと思います。

では、次考えるのは→稼げる職業に必要なものってなんだ?

そこで大事なのが「数学」です!!

結局数学ができる人は稼げる人が多いのが事実です。計算ができることで得することは数知れません。

「うぇ、数学かよ!数学嫌いやし!」って思った方!
残念ですが、もう見なくて良いと思います。

きついことを言ってしまいますが、楽して稼ごうなんて無理。
舐めんなって感じです。

これからお金と賢く付き合うためには数学や数字とは仲良くなるべきです。

職にしろ、投資にしろ、経営にしろ数字や計算はつきものです。

賢く生きていく上で、数字に強くて困ることはないので勉強して損はないと思います。

すみません。
話が逸れましたが、次に数学の大事さを語っていきます。


数学の大事さ

僕は小さい頃からなぜか算数、数学は割とできました。
だからこれまであまり苦労とかなかったんですが、今になって数学の大切さを感じています。

だから、言います!

「数学はやっとけよー!!」

何で数学が大事かというと、理系出身の方が文系出身より稼ぐ
これは紛れもない事実。

すべての理系職が稼げるわけではないし、すべての文系職が理系職より稼げないわけではない。

今言っているのは、理系の方が稼ぎやすいということ。

理系に必須なのは数学。

数学はやっておいた方が良い。出来た方が良い!

数学ができる方が「将来稼ぐ」に近づくと理系の僕は思います!

実体験なのでほんとです笑(小声)
結構稼げると思います。

これから結構リアルな初任給の話しますが、より実感できる思います。


気になる初任給

ここでは、学部卒・修士卒・博士卒の3つに分けてざっくりやっていきます。

これは僕の周りの人の話なので、そこだけ留意していただければと思います。
でも、これがリアル。。。

学部卒

まず前提条件として、僕は理系私立大学出身です。

初任給は周りの子の話を聞いていると、20万ちょっとが多いですね。良い方で30万弱くらい。

ここから家賃、水道ガス光熱費、携帯通信費、保険など毎月一定額が引かれ、さらに食費、クレジットカードの引き落としも考えると残るのは本当に数万しかないと聞きました。

削るのは食費。お昼は自分で弁当作ってる人も。。

「そりゃ最初はそんなもんや!」という方も多いかもしれませんが、稼げるに越したことはないのは確かだと思います。

学部卒ではあまり文系理系の初任給の額面に差は生まれにくいかなと思います。

修士卒(理系)

続いて修士卒です。

前提条件として、僕は国立大学院生でこれから話すのは僕の同期の話です。

※決して全ての修士卒がこれに当てはまるわけではありません。

僕の周りの人の、初任給は40万弱〜60万弱が多い傾向です。90万を超える子もいます。

初任給にしては十分な額面かなと思いますね。特に生活には困らずむしろ贅沢な暮らしができるし、今後も順調に年収も伸びてきます。

修士に来て思ったのは、就職する企業がビッグ大手ばかり

もちろん年収を求める子もいればベンチャーで挑戦したい子もいますし、人それぞれ自分に合った企業を選んでいます。

学部の頃は見えなかった世界が広がっていましたし、理系めっちゃ稼げるやん!と大学院に来て改めて実感しています。

学部で終わるのもったいない!心の底からそう思ってます。
迷うなら行け!って思います。

博士課程

ここが非常に難しい。

博士課程を出た方はアカデミックに残る人もかなり多く、就職する人も新卒採用で入る人もいれば、中途採用扱いで入社する人もいます。

また母数も少ないので一概には言えませんが、新卒で修士卒と同じ扱いで入社する方は修士と変わらない傾向です。

ポテンシャル採用(中途扱い)の場合は、初年度年収800〜1500くらいが多い印象です。※これは僕の研究室の話です。他だと2000オファーも聞いたことがあります。

日本は博士卒に対する企業の受け入れ体制や待遇がひどい。
海外を見てほしい。

博士卒は扱いにくいとか言っているのは、もう古すぎる。
だから博士卒の割合が日本はダントツに低いし、IT化が遅れてる要因にもなってると思います(ちょっと心の声が漏れましたが笑)。

日本の博士卒に対する待遇はもっと改めるべきだと思ってます。
なので僕は日本で博士に対して理解のある企業もしくは海外での就職を希望しています。

やはり、博士卒の方が学部卒、修士卒に比べても生涯年収はかなり変わってくるので研究が嫌いじゃなければ博士はおすすめかもしれないですね!


まとめ

理系の初任給事情を少しお話しさせていただきましたが、いかがだったでしょうか。

あまり知ることのない大学院の初任給事情だったと思います。僕も入るまで知らなかったです。

※何度も言いますが、すべての学部卒、修士卒、博士卒に適応されるわけではないので一参考としてみていただければなと思います。

勉強する意味がわからなくても、何かひとつ(何でも良いです)目標を持って取り組めば高いモチベーションを持って勉強できると思います!

もし学生の方がいれば、数学を頑張って理系の道を進んでみることも考えてみてください!

ちなみに僕は私立大学から国立大学院に進学し、修士から専攻を変えているので興味ある方はこちらの記事も見てみてください!

僕も将来のために頑張ります!!!
ここまでご覧いただきありがとうございました。

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