わり算って

恥ずかしい話ですが
わり算についてあまり考えずに教師をしていました。
今日は反省文です。

私の中でわり算とは等分除でした
3人で同じ数ずつに分けるといったような
等分することがわり算でした

わり算にはもう一つの顔があります
それが包含除
12の中に3はいくつあるかという考え方です
この考え方がない私は、倍を計算するときも
割合を計算するときも、早さを計算するときも
み・は・じ
とか
し・す・ぱ
とか
逆数をかける!
計算の方法のみを教えて教えた気でおりました。

大きな間違いです
これ全て包含除というわり算の考え方を元に考える内容なのです
12は3のいくつ文なのか?
3,6,9,12!だから4つ分=4倍

2年生で学習する倍の概念から
3年生で学習する包含除の概念
そしてそこからの倍の考え方
4年生で学習する1として考える
高学年の単位量について、割合について
全ては一つのルートでつながっている。。。
美しい とさえ思えてきます。

あとは、それぞれの学年でそれぞれのルートを
明るく示してあげること
これが教師のうでの見せ所になります。

そんなことも知らずに
偉そうに子どもたちに教えていたなんて
本当に申し訳ない。
そんな教え子も先生となって学校に戻ってきてくれています。
私のような教師にはならないように
しっかり反面教師としての役割を果たそうと心に決めた
研究授業でした。

【投稿11日目】

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