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日々の日常のクスッてくることやふとした瞬間に降りてくる面白い発想をこの場所で綴れていけ…

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日々の日常のクスッてくることやふとした瞬間に降りてくる面白い発想をこの場所で綴れていけたら良いなぁって思います。普通と言える時間の中に、実は普通じゃない事がたくさん溢れていて、それがグッとくるのが好き。

最近の記事

ザコキャラ ボスキャラ2

下町の商店街通りには、大都会にはない人々がチラホラといる。 自転車のカゴに、「コレ!やっすいやつやーん!!」みたいな、古めかしいラジオを搭載し、TBSラジオ?文化放送?を音量高めでソラで聴きながら自転車を乗り回すお爺。 セルロースよろしくの太腿に、豹柄のスパッツをねじ込み、パッツンパッツンだけならまだしも、全盛期の織田無道クラスの数珠の様なネックレスを身に纏い、合皮の変なうっすいベストを着こなし、まるで武器?の様な、なんつう組み合わせなん?というパワーストーンのブレスレッ

    • ザコキャラ ボスキャラ

      ここはとある町にある、 なんの変わり映えもない商店街。 その可もなく不可もなしの商店街の一角で、私は仕事をしている。 今日も特に変わり映えのない風景が目の前にあり、時が経てば夜を迎えて仕事が終わる。 そんな波風の立たない、ありきたりの仕事に、若い頃の私は、吐き気が来るくらい嫌いだった。 しかし、時が経てば、喉元過ぎれば熱さを忘れるかの如く、長年に同じ仕事に就いていると、若い頃には嫌いだった物が好きに変化していく事がある。 若い頃の私は兎角、根拠のない自信があり、こんな

      • 涙の行方不明( 完結 )

        中学三年生にもなると、色々な物が最後を迎える。 三年生最後のプールだったり、 三年生最後の部活動だったりと、 今まで通って来た学舎とのお別れの日も近く、 桜の蕾が膨らみ始めると、 本当のお別れの日が迫ってくる。 人生で数えるならば、たった三年の年月だが、 鼻垂れ坊主から、ニキビ面の顔へと変化をする爆発的な時期なんだと思う。 かくいう私も、いっぱしに初恋をして案の定に破れ、桜の散りゆくままにを経験したりと、 大人への階段を登る時に巻き起こる、先生や親に、理由なき反抗をし

        • 涙の行方不明②

          彼女の中学3年間は、私とは真逆の立場だった。 いじめる側の私と いじめられる側の女子 善と悪、白と黒、光と影のように 需要と供給の調和が取れてしまった時は、 渦巻きの様な大きな力が作用してしまい、 流れを変えようにも、自分達では止められないくらいになってしまう。 事、あるごとに、特定の男子や女子に、強い言葉をぶつけられ、時には、私はやっていないが、暴力で虐げれる場面すらあった。 彼女はいつも泣いていた。 反撃をしようにも多勢に無勢 その何倍もの勢力で打ちのめされて

        ザコキャラ ボスキャラ2

          涙の行方不明

          暦の上ではもうすぐで春になる。 月日年月が過ぎ去るのが、やたらめったら早いと感じる年頃になった。 春から大学へと進学をする、これまた年頃になった娘の成長を見て、ふと自分の中にある切ない思い出が過った。 それは中学校での思い出で、 ある女子の一人の涙の行方はなんだっただろうと、 この少しだけ白髪が増えてきた自分の心を締め付けてきた。 今までは、その女子の涙は単に感動が呼び水で泣いていた産物だと思っていた。 だかしかし、こうして、大した人生ではないが、様々な人に出逢い、

          涙の行方不明

          目線の矛先

          銭湯、スーパー銭湯、サウナ、温泉などなど、 日本人はとてもお湯に浸かるのが好きな民族だと思う。 昔からよく言う、裸の付き合いとなどはこの場から生まれ、裸一貫の社交の場を広げて来たことは過言ではない。 ただ、私はひとつ疑問に思う事がある。 それは 【裸の付き合いだからと言ってイチモツを隠さないのはどうかと思う】です。 イチモツwwwww 普段はボクサーパンツやらグンゼの白いパンツに大切に収まっているアソコを、 不特定多数の人の前で曝け出すのに非常に抵抗を感じてしまう

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          言ってみたい御言葉

          「君ってさーほんとバイブス高めだよね」 「バイブス高めだよね」 言ってみたい言葉のひとつ 私の普段の日常の生活の中で、 「バイブス高めだよね」なんて言葉は使う事はなく、頑張って言うならば、 「意識高いよねー」くらいがやっとくらいだ。 この様にして、自分の生活の中では、使う事の無いような言葉は幾つもあって、そしてそれらを使う間も無く自然と淘汰されてしまう事がしばしばある。 「ちょっとサマンサタバサ寄ってからそっちに向かうね」 言ってみたーーーーい 「今年は〇〇

          言ってみたい御言葉

          CALL OF JUSTICE

          サイボーグ009言わずと知れた 漫画家石ノ森章太郎さんの名作の一つ。 あえてコロナ禍と恩恵と言い放つが、 生活のリズムが一変し、手に余るほどの暇が出来、手に収まるほどのスマートフォンを片手に、サブスクを見漁る日々が出来た。 そんな中で一つのアニメに出逢ったのが、 【CYBORG009 CALL OF JUSTICE 】 石ノ森章太郎氏の没後に手掛けられ作品であるものの、彼のイズムも踏襲しており、 人類の危機に立ち向かう、9人のサイボーグ達のヒューマンアニメと言っても過

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          普通かつ平和プラス幸せ

          暇だ、あまりにも、、、暇だ。 コロナ禍になってから早くも一年が経とうとしている。 世の中は混乱を極めつつも、ある程度のバランスを保ちながら時間だけが過ぎてゆく。 暇だ、あまりにも、、、暇だ。 はい、アルコール消毒しました。 マスクも着用しています。 これが当たり前の世の中になりつつあるのは、 もうね、仕方ない部分として受け入れている。 ただ、コロナ禍なってからは、コロナになる前の、世間一般的なことが出来ないのは、どうにもこうにも受け入れ難いのだ。 飲みに行きたい

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