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僕がポジウィルに入社した理由

ちょうど今日は今年の仕事納めだった(営業日上は。スキなのでまだ働くけど)

ふと、今日「なんでポジウィルに入ったのか」に近い質問をされて、ちょうどいい機会なので自分のためにメモ書き。ちょっとお酒飲んで書いているので、変なこと書いていたらごめんなさい。

結論から言うと、「キャリア選択における情報の非対称性をなくす」ことができる事業だと思ったから。

僕は前職もそうだし、大学生時代のインターンもそうだけど、かれこれインターン含めて、社会人6年の中で4年は教育/人材領域でキャリアを歩んでいる。

そして前職を独立してからも、IT教育/人材領域で記事広告をしたり、メディア運営をしたりして収益を得てきた。

そして、その時々で、キャリアについて何度も考える機会があった。

結局、企業からお金をもらっている中で、本当にユーザーの目線で情報なんて発信できないと。

いくら #PR マークをつけても、いくら アフィリエイトポリシーを明確にしても、企業からお金をもらっている以上、どうしても情報にフィルターがかかる。どんなにそのサービスがスキでも、企業からお金をもらっているということには変わらない。

そして、結婚も不動産もそうだけど、比較的大きな人生の意思決定をするとき、人生をおおきくかえるかもしれない情報には、常にフィルターがかかる。

常に人生の意思決定で重要な局面では、だれかの意図が入らなければならないビジネスの構造になっている。

ユーザーにとっては無料なサービスというのは、常に知らず知らず「本当は複数個あるソルーションの中から、たった一つを恣意的に選ばれる義務」が課されているということなのだ。

僕はメディアと人材領域の中間人間なので、広告主として、そしてメディア運営者としてすごくこの痛みを感じている。最上の情報を届けたくても、フィルターがかからない情報を届けるためのは経済的に難しい。

無料な情報というのは、常に誰かしらの意図から逃れることはできない、そういう税金が課されている。

普通にエージェントで一人300万で紹介して、手数料30%で90万もうかるエージェントのほうが絶対儲かるし、今そのポジションで転職したほうが年収がいいのも見えている。

後発で人材領域でマーケをするとしたら、CPCなんてクソ高いし、(転職エージェント おすすめ のリスティングクリック単価¥1,500, オウンドメディアやろうとしたらRA / DODAみたいなメディアが乱立していて勝てないし、アフィリエイトやろうとしたらEPC低すぎてアフィリエイターどころかASPにもそっぽ向かれるので)ほぼチャネルとして勝ち目がないことなんて理解している。

だけど、そういう不器用な、だけど、本質的にヒトの人生の意思決定で絶対に必要な情報を届け、ビジネスモデル的にも成立するかもしれないサービスのグロースを手伝うのって、死ぬほどワクワクする。

だからこの数年は、このプロダクトにかけてもいいと思っている。し、ビジネス環境が過酷でも、ぶっちゃけユーザーがこんなに価値を感じてくれるサービスなら、絶対に伸ばせると思っている。だからここでマーケティングはちゃんとやりきりたい。

転職支援に30万円は高いかもしれない。よくある教室的な煽り文句で、「年収100万あげたら、とりかえせるよ」なんて言えるかもしれない。

だけど、それ以上に「本当にやりたいこと/くるしくて避けたいことが言語化できて、自分の選択に自信が持てるキャリア選択」に僕は価値を感じる。

それは前の「マーケティングにおける「ドリル」と「穴」のバランス」でも書いたけど、いま今その価値について言語化しても理解できたり気づける人はそんなにいないと思う(不況が来たらみんな理解し始めると思うけど。)

だけど、僕はそこはマーケティングコミュニケーションで、きっとみんなに理解してもらうことはできると思っている。そしてロールモデルがなくなる時代に、自分の言葉で生きていけることに、幸せを感じられる人はおおいと思う。

ブランドや市場環境まで含めて、このサービスが受け入れられるようにすることが僕の仕事だし、それが市場に受け入れられて、ユーザーが喜んでもらえるように、全力を尽くしていきたい。

まだ、認めてくれる人が少ない段階のアーティストを、コアファンとして応援するオタクのような感じで、毎日働いています。


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