自分にあった仕事を見つけるために、やっておいてよかった5つのこと
こんにちは、株式会社インディースという会社を経営しております、DAIです。キャリア領域のDAINOTEというメディアや、メンタルヘルス領域のメディアを運営しております。
今まで、メガベンチャー(Works Applications)、スタートアップ2社というキャリアを挟んで起業しているのですが、いろいろと葛藤がある中で、経営者が一番自分にあった仕事かな?と思っております。
そこで、今振り返って、自分にあった仕事を見つけられたきっかけは何かについて、振り返ってみたいと思います。
若いうちに少しでも興味があることに1000時間使ってみる
なぜうまくいくのか、なぜ上手くいかないかを繰り返し言語化する習慣をつける
自分の中では当たり前だけど、他の人にはできないことを見つける
世の中の仕組みを理解するように努める
相手と自分の願いを叶えられるようにする
前提:自分にあった仕事について
自分にあった仕事とは、僕の中では以下のように定義しています。
自身の才能を活かし、きちんと成果を出すことができる
成果を出すことで、周りの人間に感謝される
社会に貢献している感覚を得られる
逆に、特定の仕事内容がスキかどうかは、あまり気にしていません。理由としては、成果を出し、役職が上がったり、求められる役割が変わると、業務内容も変わります。そのため、上記3つの軸が満たせる仕事が、自分にあった仕事なのではないかな?と考えております。
さて、この3つの要素を満たし、自分にあった仕事に出会うためにやってよかったことを書いていきます。
①興味を持ったことに最低1000時間使ってみる
なるべく若いうちから少しでも興味を持ったものに対して、時間をたくさんかける、ということをやったことかなと思っています。
この1000時間、という時間が大事で、だいたいこれくらい本気で時間をかけると、
が分かってきます。(少なすぎるとそれが分かる前に辞めてしまうことになります)
例えば、僕自身学生の時は、
など、いろいろなことに興味があり、いろいろなことに手を出していました。それもどれもだいたい1000時間以上は時間を使ってきたと思います。
例えば、僕はアルティメットというスポーツを1.5年やりましたが、もう本当にポンコツすぎて1mmも成長しませんでした。(入学3ヶ月の後輩に追い抜かれるほどのポンコツでした)。
努力量も他の人以上に時間を割いているのに、まったく伸びない。どんなに工夫してもダメ、チーム戦で参加すると自分のせいで負ける、みたいな状態で、本当に精神病んだことを覚えています。
おまけに体育会系カルチャーにまったくついていけず、チーム内では浮きまくり、部活史上最初の「除籍者」となりました。除籍の際に部長から「お前は社会に出たら一切通用しない、クソ野郎だ」と言われた記憶があります。(当時を振り返ると、確かに体育会系では本当にありえない人間力だったと感じております)
逆に営業のインターンも2.5年やりましたが、そこそこ成果を出せていた記憶があります。まず努力が苦と感じない、というのもあったかと思います。
特にまだオペレーションができていない部分をゼロから作ったり、仕組み化する方に関しては非常に強いモチベーションがあり、成果を出せていました。
じっくり時間をかけることで、同じ努力量でも成果が変わるので、何に向いていて何に向いていないのか分かってきます。なるべく早いうちにいろいろなことにがっつり時間を割いてみることがオススメです。
②なぜうまくいくのか、なぜ上手くいかないかを繰り返し言語化する習慣をつける
これは就職でも転職でもそうなのですが、自分が何に向いていて何に向いていないのか、成功、失敗のたびに言語化しておくことが非常に重要となります。これが分かると、仕事の幸福度がすごい変わります。
僕の場合うまくいかなかった、苦手だったことは、たくさんありました。代表的なものに関しては、
前述の運動部ですが、やっていたスポーツが集団スポーツでした。当時辞めたときに振り返ったのですが、どうやら僕は3人以上が一気に動くスポーツは全体として苦手な傾向があります。(注意特性としては一点集中型で、脳の処理が追い付かない)また持久力も非常に低いので、それが求められるスポーツは全体として不利になりやすいです。
また、社会人1年目の最初のお仕事がテスターだったのですが、これも向いていない仕事でした。
システムの仕様が期待値通り動いているかチェックするお仕事だったのですが、すでに仕組み化されるものに乗っかるのはとても苦手でした。また日常生活でも、多動傾向、過集中傾向から、細かい作業が求められる仕事はどう考えても向いていなかったな、と思います。
また、個人事業主として開業した後のバックオフィスも、もう本当に無理でした。まずハンコを押すというそれだけの行為に、多動で別のことを考えてしまいできませんでした。銀行口座の開設、納税も全部後回し。国民健康保険も二重納税しているのにも関わらず、「役所に行くコスト>二重課税している金額コスト」という考え方でかれこれ2年近く二重納税していました。
どうやら自分は、稼ぐことや作ることに対しては報酬系がものすごく動きやすいのですが、コストを減らすことに対する報酬系が一切働かないので、その分野の仕事はすべて脳から消えていき、後で問題になる、、、ということを繰り返していました。なのでこういう仕事は絶対に自分でやらないようにしたほうがいいな、と学びました。
逆に、得意どころで言えば、
でした。これはどれも共通してて、僕がどのスキルでも最初の60%くらいはささっと要点だけ真似て、そこそこの質の結果を出すことができるので、専門職の人をまとめたりディレクションする勘所を掴む、また組織の拡大のためにそれを言語化したり仕組み化するのが得意、といった点でした。
このように、得意どころが言語化できると、自分の力が活かしやすい仕事につきやすくなります。
また、苦手どころもある程度説明できる力が付けば、絶対に成果の出ない領域で地雷を踏む可能性も減らせます。
このように、いろいろと挑戦する中で、なぜそれが向いているのか、なぜそれが向いていないのか、を言語化していくことで、自分に向いていることにのみフォーカスできるようになったのはよかったなと思っています。
(これは社会人の採用でも多いのですが、自分の得意どころ、苦手どころを把握せず、無理な仕事をずっとやっている人も多いです。でもこれは自分で気づけないと変えられないまま一生過ごすことになるので、早めの自己理解はとっても重要だな、と感じております。)
③自分の中では当たり前だけど、他の人にはできないことを見つける
普段当たり前にやっているけど、他に人にできないことを見つけられるととてもよいです。
例えば、自分の場合は、
は、他の人にはできない強みかな、と思っています。(もちろんたくさん上位互換はいますが。)
自分の独自性、みたいなものを見つけるためには、以下2点で見てあげるといいのかなと思っています。
どうしても自分の強みを見つけようとすると、「特別なプログラマーとしての才能がある」とか、「天性の音楽家としての才能がある」みたいな、能力値的な強みばかりフォーカスしがちなのですが、
実は「そもそもこんなの誰もやらたがらない泥仕事だろ」みたいなものを、「ストレスなくこなせる」というのも強みだったりします。(泥仕事って誰もやりたがらない分、需給のバランスが崩れてて儲かったりもしますw)
誰かにとっての泥仕事は、自分にとっての天職だったりするわけなので、そこを客観的に認識できると強いです。
④世の中の仕組みを理解するように努める
自分の強みや弱み、やりたいことややりたくないことが分かったとして、次に必要なのが世の中の仕組みを理解するように努めることです。
たとえば、プログラミングがスキでスキで仕方なくて、プログラミングができる仕事に就きたかったとしても、そもそも就職したらコードが書けない仕事はたくさんあります。そういう会社がなぜ「エンジニア」として求人募集しているか?など、世の中の仕組みを理解する必要があります。
また、育成枠で入るとしたら若い方がよい、とか、長期コミットが前提になるなど、企業としてもいろいろな暗黙の期待があります。
このように、自分の望みをかなえるためには、世の中の仕組みを理解し、それに合わせていくことが非常に重要になります。
こういうことについては、なるべく多くの専門家に話を聞いておくことが重要になります。
⑤相手の望みを理解し、叶えられるようにする
上の就職の話も近いですが、自分の願いをかなえるためには相手の願いも同時に叶えられる必要があります。
これは、
でもどこでも必要になります。常に相手が何を望んでいて、自分が望むことをどうやって一緒に実現できるのか?を考えていくことで、自分とやりたいことを実現することができるようになります。(僕は最初この辺が弱かったのですが、以下の本がとても参考になりました。)
まとめ
僕はいろいろなことを経験して、紆余曲折もあり、失敗したり、時々うまくいったりしながら、ようやく自分に合っている働き方ができるようになりました。それは、繰り返しになりますが、以下のことが前よりもできるようになったからでした。
誰にでも当てはまるようなアドバイスではないので、ちょっとでも参考になると嬉しいです。
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