(行き過ぎの)愛妻家
嫁に麻酔薬をかがせて、寝ている間に性毛をすべて剃る。
寝ている嫁と美容整形外科に行く。
自分のひげを一本一本毛抜きで抜いて、嫁の下腹部に植え付けてもらう。
それを見ながら私は興奮のあまり、何の物理的刺激もないのに射精した。
美容整形の医者はこれを見て微笑み「愛し愛されたいものです」とつぶやいた。
私は絶対に嫁をやるものかと思いその医者の首根っこを彼のメスで掻き切った。
私は今指名手配をされているが、嫁と山奥の岩棚に暮らしており、自給自足で食事もあるし、夜は抱き合って眠るので、何の不足もない。
あとは嫁の下腹部にから生えた私のひげを再度移植し、私の性毛としたい。それが私のささやかな小さな夢。
私は金を貯めて都会へ出るチャンスをうかがっているのだ。
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