独断と偏見でまとめる！2020年のシューティング、何が出た？
いよいよ終わる2020年！
今年も数えきれないゲームが発売されたが、
その中でシューティングゲームはどのくらい出ていたのか？
下手の横好きのシューティングゲームファンとして、
独断と偏見でまとめてみることにするぞ。
シューティングゲーム全体の話をすると
すぐ衰退したとか衰退してないのとかの話になるが、
そういうのは「うるせ～～～～知らね～～～～！（R-TYPE FINAL2）」
とすっ飛ばしていくぜ！
カウントするのは昔ながらの縦や横にスクロールしていく、アーケードスタイルに近い2Dシューティングのみ。全方位シューティングやツインスティックシューティングは含まない。機種はPS4、Switch、Xboxといったコンシューマ作品で発売されたもののみとする。
最初はSteamからもチェックするつもりだったが有象無象が多すぎてね……！
個人的注目作をいくつかピックアップするだけにしておくぞ。
独断と偏見である！
「その基準だとこれは入らないか？」みたいな抜けがあったらゴメンね！
https://note.com/kawapi/m/mb7de289f62c6?
本題に行く前にお約束の宣伝を挟んでおくが、2020年上半期の『ゲームライターマガジン』をまとめたお得な単行本が発売中！ゲームライターたちによる90本の記事が480円で読めるようになってるのでこちらもよろしく！
『デザトピア』『ミサイルダンサー』『ホリジョ激掘DLC』個性豊かな新作たち
新作では今年1月にSwitchでHanaji Gamesから『デザトピア』が登場。怪奇に溢れた地底世界と地上を繋ごうとする女子高生社長モモコの野望を砕くために、部下だった男子高校生二人組が反旗を翻すというストーリーだ。
自機の上下左右に装着された武装を使い分けて全方向へ攻撃可能なシステム、練られたバランス、20を超えるルートと尖りまくったボス、FM音源で奏でられる熱いBGM、大量のイラストや小説などなど。
あらゆる部分から熱量を感じまくる渾身の1本だ。
非常に珍しい複乳のケモボスもいるぜ。
6月にはSwitchでレジスタから『ミサイルダンサー』が登場。Steamやスマホで発売されていたタイトルを大幅にパワーアップさせたものだ。
こちらの武器はミサイルと敵ミサイル迎撃用のバルカンのみ！
敵の武器は全部ミサイル！ミサイルvsミサイルのシューティングだ。
ひたすらロックオンしてミサイルを撃ちまくる爽快感と、ロックオンのために敵に接近しないといけない緊張感がたまらない作品。
10月にはクラウズプレイカンパニーから、Switch『おしゃべり！ホリジョ！撃掘』の追加DLCが配信。
クラウドファンディングで熱い支持を集めて完成したDLCだ。
ライバルキャラであるウメルダを主役としたモードが追加される。
大量にボイスに新ボスに新ステージに新モードと盛り沢山で、
とても800円で売るボリュームじゃなかった！
前代未聞のボイス量で送るおしゃべりが満載の本編は相変わらず楽しいし、
テンポ良く進めるタイムアタックモードに、ひたすら育成して極限まで鍛えられるオーバーパワーモードと、幅広い楽しみ方が出来る内容だ。
DLCと言えば、12月3日にはメビウスからSwitchで『Rolling Gunner Over Power（ローリングガンナー オーバーパワー）』が配信。PCでは昨年配信されていたが、Switchにも上陸。
『Rolling Gunner（ローリングガンナー）』は、元ケイブで『赤い刀』などを手掛けた小泉大輔氏による王道の弾幕シューティングだ。360度に攻撃可能な武装「ローリングガン」を駆使して進むゲームだったが、DLCでは敵弾を破壊＆シールド自動回復という新システムを使用して進む、圧倒的攻めのゲームに。まさにオーバーパワーだ！
長らくXbox360でしか遊べなかったキュートのSFシューティングゲーム『ギンガフォース』のPS4/Steam版や、同人からアーケード、そこからまたPCに戻ってきた激アツの弾幕シューティング『Crimzon Clover - World EXplosion』のSwitch版。グラスホッパー・マニファクチュアが開発に関わったサイバーパンクシューティング『Sine Mora EX』のPS4版も登場。
ラインナップのうさん臭さに厚い信頼と実績があるeastasiasoftは、日本のPS4、Switch、Xboxのマルチでシューティングも多数配信。
本家の『DEEP SPACE WAIFU』より先に日本の家庭用上陸を果たした脱衣ゲー『Waifu アンカバード』、翻訳のアレさくらいしか見所がない『FullBlast』、画面も赤い弾幕シューティング『Red Death』、どこか『パロディウス』感がある『タコタン：星のタコ 』、おっ立てたアメリカ製の中指が、中国やロシア相手に大暴れする『Freedom Finger』、ランダム生成のステージに挑む『タスクフォース カンパス』、弾の見辛さが一番カオスな『Mars: Chaos Menace (マーズ：カオスメナス) 』、PS3版が地味に好評だった『ゼルドナーエックス２ 〜ディフィニティブ・エディション〜』。
『ゼルドナーエックス２ 〜ディフィニティブ・エディション〜』以外は全部遊んだけど、オススメ出来るほど面白いゲームは1本も無かったですね！
eastasiasoftはさぁ……。
『Freedom Finger』の突き抜けた悪ノリっぷりはなかなか凄かった。
https://automaton-media.com/articles/newsjp/20200717-130885/
『Waifu アンカバード』は乳首が映っていたので配信停止になる事件も。
2か月後に再配信された時には、全体的に突起関連が整地されていた。
コーラスワールドワイドからは、めちゃくちゃ『R-TYPE』感のあるドイツ産の横シューティング『リジットフォース・リダックス』がSwitchで登場。以前Steamで発売されたタイトルの大幅パワーアップ版となっている。
Steam版『リジットフォース・アルファ』では自機AIのPSYE（サイ）ちゃんが可愛くない、ということで『リジットフォース・リダックス』では大幅なパワーアップを遂げました。もう生首AIとは呼ばせない！ pic.twitter.com/Bte1XzuSJl
— Chorus Worldwide (@ChorusWorld) March 26, 2020
ナビゲートAIのビフォーアフターがかなり印象的だった。
90年代前半の洋ゲーキャラから2000年代前半のアニメキャラに！
その他、ワーカービーがSwitchで配信したミッションクリア型の『エスケープ フロム ザ ユニバース』や、SteamからSwitchへの移植となる、やたらにキャラが濃いB級シューティング『Q-YO Blaster』が登場している。
シューティングゲームのザコになって主役機を倒す！という変わり種ゲーム『ツクールシリーズ ステオス -雇われ砲撃手の哀愁歌-』もSwitchとSteamで登場。まあ、これはメーカー的にはアクションゲームなのだが、コナミシューティング感が溢れる雰囲気やBGMなど注目なので併せて紹介。
ゲームとしては色んな意味でキツかったがな……！
家庭用以外だとMUTOYSからSteamとスマホ向けに配信された『たわし』が良かった。90年代に制作されたドットを使ったシューティングで、紆余曲折あって2020年についにリリースされたという経緯がある。明るく楽しい撃ちまくりのゲーム内容が非常に気持ち良い。
あうとさいどから配信された夢かわ系弾幕シューティング『コスモドリーマー』、森の中の猫の小屋から配信されたこってり90年代画風の弾幕シューティング『DANMAKAI: Red Forbidden Fruit』も注目だ。
『アーケードアーカイブス グラディウスIII 伝説から神話へ』『ダライアスコズミックコレション』など。ダウンロードで蘇るアーケードの作品群。
お次は往年のアーケード作品のダウンロード復刻を紹介……となると、ハムスターのアーケードアーカイブスがPS4とSwitchで正気じゃない量を出しているのでまずその話になるな。
http://www.hamster.co.jp/arcadearchives/title_list.htm
アーケードアーカイブス グラディウス
アーケードアーカイブス グラディウスII GOFERの野望
アーケードアーカイブス グラディウスIII 伝説から神話へ
アーケードアーカイブス 沙羅曼蛇
アーケードアーカイブス XX MISSION
アーケードアーカイブス 出たな!! ツインビー
アーケードアーカイブス TRIGON
アーケードアーカイブス エクセリオン
アーケードアーカイブス フラック・アタック
アーケードアーカイブス フォーメーションZ
アーケードアーカイブス ジェミニウイング
アーケードアーカイブス スーパーコブラ
アーケードアーカイブス 鋼鉄要塞シュトラール
アーケードアーカイブス P-47
アーケードアーカイブス マグマックス
アーケードアーカイブス プラスアルファ
アーケードアーカイブス E.D.F.
アーケードアーカイブス マーカム
2020年にハムスターだけでどんだけ出してんだよこの物量！
有名タイトルから初移植タイトルまで尋常じゃないぜ……。
『アーケードアーカイブス グラディウスIII 伝説から神話へ』はアーケードアーカイブス200週記念仕様ということで、設定やモードなどがこれまでにない細かさとなっている。
ステージセレクトもご覧の通り。
ただ、ここまでではないものの近年のアーケードアーカイブスは設定面を凝るようになってきていて、『TRIGON』に当たり判定を小さくする設定が付いた件などはちょっと話題になったね。
シリーズ開始から5年経ち、まだまだ進化するアケアカ！
セガからはSwitchで『SEGA AGES サンダーフォースAC』が登場だ。メガドライブで発売された『サンダーフォースIII』をアーケードで再構成したタイトル。
豊富なオプションに加えて、低難易度モードや『サンダーフォースIV』の機体なども収録しているぞ。
タイトーからは『ダライアス』『ダライアスII』『SAGAIA』『ダライアス外伝』のアーケード4作品を収録した『ダライアス コズミックコレクションAE』に、『ダライアスツイン』『ダライアスフォース』など家庭用の6作品を収録した『ダライアス コズミックコレクションCE』がPS4で登場だ。2019年にSwitchで発売されたもの。
現在はPS4/Switch共に年末セールで半額中だぜ。
『アレスタコレクション』『スペースインベーダーインヴィンシブルコレクション』パッケージで豪華に蘇る作品群
パッケージの移植タイトルでは12月24日にエムツーからPS4とSwitchで『アレスタコレクション』が登場。セガマークIII、マスターシステム、ゲームギアで発売されたシリーズ4作品に加えて、「ゲームギア用に作った完全新作」である『GGアレスタ3』を収録！相変わらずエムツーはやることがおかしいな！この『GGアレスタ3』が遊べるゲームギアミクロを同梱した豪華限定版も同時発売した。
タイトーからはSwitch『スペースインベーダーインヴィンシブルコレクション』が登場。シリーズ11作品を収録したコレクションタイトルだ。
ただ、相変わらず通常版と高い限定版で収録タイトルが違っていたり、アマゾンプライムデーで買わないと遊べないタイトルがあったり、要望の多い『スペースインベーダーエクストリーム2』が未収録などでややケチが付く内容に。貴重な『アルカノイドVSインベーダー』が収録されてるのは注目。
明日9/24は、 #NintendoSwitch & #PS4『 #斑鳩 #IKARUGA 』の限定パッケージ版発売日。パッケージがトレジャーロゴに早変わりする「リバーシブルジャケット」仕様！
— 株式会社トレジャー (@TreasureCoLtd) September 23, 2020
※HP更新中 https://t.co/r4eUTcpKyi pic.twitter.com/P7XLj6GrtD
その他、ダウンロード版として発売された『斑鳩』『シスターズロワイヤル』『協撃 カルテットファイターズ』のパッケージ版も発売されたぞ。
『斑鳩』のパッケージ版はPikiiから発売されているが、ジャケットを裏返すとPikiiのメーカーロゴが消滅してトレジャーになる特別仕様。
実に分かっている仕様と言える。
『シスターズロワイヤル』は『式神の城』スタッフによる完全新作で、DLCで思いっきり「ふみこ・オゼット・ヴァンシュタイン」が出ていたが、『式神の城』自体の展開は無いのかなぁ？
そして2021年へ……来年2月が既にヤバい！
こう振り返ってみると今年も色々出たなぁ……となるが来年がまた凄い。
『プロギアの嵐』『19XX』『ギガウイング』など待望のレア作品を多数収録した『カプコンアーケードスタジアム』。
1991年に発売された1作目のリメイクである『COTTON REBOOT! - コットン リブート！』。
『Gダライアス』『ダライアスバースト アナザークロニクルEX+』に加えて、フルHDに対応した『GダライアスHD』を収録した『ダライアス リノベーション』がすべて2月に出るぞ！お祭り騒ぎだ！
他にもバージョン違いも収録してPS4/Switch/Xbox Oneで登場する『デススマイルI・II』や、現在SwitchとPCで展開している『彩京シューティングコレクション』のPS5版もそれぞれ2021年発売予定。
大注目はクラウドファンディングでまさかの大成功を収めてついに降臨する『R-TYPE FINAL2』だなぁ。全方位マルチで2021年春に発売予定！移植じゃない、今の時代だから作れる最新作として、フルプライスで開発されているタイトルなので期待が高まる。
延期に定評のあるグランゼーラなので、発売は少し余裕を見た方が良さそうだがな……！
インディーだと『ミサイルダンサー』の制作者による新作『レイジングブラスターズ』が1月にSteamで配信予定。
Steamなどで2017年に配信された弾カスリ系の弾幕シューティング『GRAZE COUNTER』の超パワーアップ版である『GRAZE COUNTER GM Edition』がSwitchとSteamで2021年に配信予定。
PCとスマホで発売した『ホーギーヒュー』の完全リブートであり、古川もとあき、KOU、タナカケンゴといったクリエイター陣が参加している『HORGIHUGHwithFRIENDS（ホーギーヒューウィズフレンズ）』が株式会社ピクセルよりSwitchで2021年2月に発売予定。
同じく株式会社ピクセルから、『アステリアの翼』なる正体不明のシューティングも同じくSwitchとWindowsで2021年発売予定だ。
こう見ると既にかなり盛り沢山なのが分かるな2021年！
今年も色々あったが来年も楽しみだ！
ここから先は
¥ 200
俺の月々の生存に充てられます！