税理士試験の必須アイテム ‐ストップウォッチ‐

こんばんは。
税理士・社労士のDJです。
今回は、税理士試験必須アイテムであるストップウォッチについて書いていきます。
税理士試験では、社労士試験と異なり、時計だけでなく、ストップウォッチの使用が認められています。税理士試験は時間との戦いなので、時計かストップウォッチは必要不可欠です。

私は試験の際はストップウォッチを使用していましたが、正直、慣れの問題だけですので、時計でもストップウォッチでもどちらでも問題ないと思います。

理由らしい理由はありませんが、なぜ私が時計ではなくストップウォッチを使用していたのかというと、私は、理論暗記の際に黙読のスピードを計るためにストップウォッチを使用していたので、時計を買うお金がもったいないと思い、本試験の際も時計ではなくストップウォッチを使用していました。

それでは、私が使用していたストップウォッチの紹介と勉強時のストップウォッチの使い方、試験時のストップウォッチの使い方についてご紹介します。

私が使用していたストップウォッチ

カシオ製のストップウォッチを使用していました。

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もちろん、予備のために2個購入していました。
私は心配性でしたので、ボールペンも電卓もストップウォッチもすべて予備の用意は欠かさずに本試験に臨んでおりました。
上記でご紹介したストップウォッチ以外のストップウォッチを使用したことがないので、商品の使いやすさ等々は他と比較することができませんが、使いづらいストップウォッチだなと思ったことはありません。どのストップウォッチが良いか購入に悩んでいる方は、私が使用していたカシオ製で本試験等々は全然問題ありませんのでカシオ製の購入をお勧めします。

勉強時のストップウォッチの使い方

私は、計算問題を解く際や理論暗記の際にストップウォッチを必ず使用していました。税理士試験は時間内にすべての問題を解くのはかなり難しいので計算も理論も解答速度を上げることが大変重要になってきます。

税理士試験の計算問題は、ほとんどがパターンで解ける問題であり、考えて解く問題は少ない傾向にあります。そのため、パターンの想起速度と書く速度を上げることが大変重要になってきます。
計算問題集には目標の解答時間が掲載してあるので、ストップウォッチを使用しながら目標の解答時間内に解けるように勉強することが計算問題のスピードアップに繋がります。

税理士試験の理論は、思い出しながら書いているようでは制限時間内に理論を書き終えることができません。そのため、問題を読んだらどの条文が解答であるのかあたりをつけ、後は反射的に理論をかけるようにしなければいけません。(応用理論ではなく基本理論問題のことです)
反射的に理論をかけるようにするには、覚えてることはもちろんですが、条文を想起する速度が非常に重要となっています。
想起速度を上げるために私は、理論サブノートの理論1題(1-1等)毎に何分で黙読できたのか記録を取り、毎回、今までで一番早く黙読出来た時よりも出来るだけ早く黙読できるように暗記作業を行いました。
その際に必要なのがストップウォッチです。ストップウォッチで黙読の速度を計ることにより、理論暗記の真剣度が増し、効率的に暗記が出来たのではないかと思います。

試験時のストップウォッチの使い方

試験時のストップウォッチの使い方は、理論は何分まで計算は何分まで、見直しは何分までという区切りの時間を設け、ストップウォッチを見ながら問題を解くのに使用していました。これは、どの受験生も意識していることですので、私がとやかく言う話ではないのですが、税理士試験はとにかく試験時間が足らな過ぎる上、理論と計算の解答バランスも合否に影響するので、時間配分が非常に重要です。そのため、時間を確認しながら問題を解く必要があるので、ストップウォッチ又は時計がなければ税理士試験は絶対に合格出来ないと私は思います。
ちなみに、私の税法科目の解答順序は、理論20分⇒計算40分⇒理論20分⇒計算30分⇒見直し10分という流れで問題を解いていたと思います。
このように細かく理論と計算の時間を区切っていたのでこまめにストップウォッチを見ていた記憶があります。

時間を制するものは税理士試験を制する

以上が私のストップウォッチの使い方です。特に変わった使い方はしていませんが、ストップウォッチは税理士試験勉強のために、ほぼ毎日使用していました。税理士試験は本当に制限時間が短くとても過酷な試験です。時間を制するものは税理士試験を制しますので、ストップウォッチは大切に使用しましょう。

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