働きながら独学4か月で社労士試験に合格した勉強法

こんばんは。
税理士・社労士のDJです。
今回は、私が社労士試験に合格した勉強法を公開したいと思います。
私は、タイトルの通り、働きながら独学4か月で社労士試験に合格しました。しかしながら、勉強時間が極端に少ないかというとそうでもありません。この4か月間については、仕事以外の時間は、ほとんど資格試験勉強に充てていました。私がこの4か月間に勉強した時間は820時間です。1日当たり平均6.8時間勉強しました。我ながらとてつもなく追い込んだんだなと感じます。
それではさっそく私がどのような勉強をしたのかご紹介します。

独学・最短で社労士試験を合格するための勉強法


1 独学か予備校か


 制約条件なしにどちらの方が良いかどうか問われれば、私は間違いなく予備校と答えることでしょう。私は、税理士試験は大原の通信講座を使用して勉強しましたが、社労士試験はTACの教材を使って独学で勉強をしました。試験科目は違いますが、通信講座と独学の両方をやってみての違い等を書いていきます。
まずは、費用面です。社労士試験において通信講座は20万円程度、独学は10万円程度です。約倍ほどコストがかかってしまいます。しかし、通信講座はテキストや問題集の他にも、講師の分かりやすい授業を視聴することができるため、人によっては、倍以上の価値がある場合もございます。
次に勉強内容ですが、通信講座と独学のテキストの学習内容はほぼ同じですが、通信講座は講義において重要な箇所とそうでもない箇所のメリハリをつけて勉強するため、本試験で絶対に取らなければいけない問題等重要な箇所に重点を置いて学習をすることができますが、独学で勉強する場合は、どこが重要でどこが重要でないかを把握することが容易でないため、メリハリをつけて勉強をすることが大変難しいです。また、通信講座は資格試験のプロが教えてくれるので大変わかりやすく学習をすることができます。独学はテキストを読みながらの学習になるため、本人の読解力等が必要になる場合があります。
続いて勉強時間ですが、通信講座よりも独学の方が勉強時間を少なくすることができます。通信講座の場合は講義の視聴時間も含めて1000時間程度時間を要しますが、独学の場合は講義の時間がないため800時間程度で合格することができます。専門学校の講義は理解することを主眼に置いていますのでどうしても、テキストを読むだけよりも多くの時間を割くことになります。そのため、読解力がある人であれば、講義を聞くよりもテキストを2回読んだ方が良い場合があります。
以上を踏まえますと、どちらが良いかは一概に言えませんが、合格する確率を高めたいのであれば、通信講座を選択するのが良いのではないかと思います。独学で勉強するよりも、その道のプロの指導を仰いだ方が確実です。しかし、私もそうだったように、独学であっても合格することは十分可能です。私の考えが正しいのであれば、短期合格者の多くは独学で勉強した人の方が多いのではないかと思います。通信講座、独学それぞれ長所短所ありますので、皆さんの合うやり方で勉強をすることが良いと思います。


2 具体的な勉強方法


 この本を手に取った読者の方の多くがどのようにして私が働きながら独学で勉強したのか気になっていると思います。ここからは、私が行った勉強方法を皆さんにお教えしたいと思います。この方法は、私が社労士試験の勉強をやりながら試行錯誤して編み出した方法です。試行錯誤して編み出した方法がこんなにシンプルなのかと思うかもしれませんが、私が自信をもってこの方法が効率良い勉強法だと経験上断言出来ます。
社労士試験の勉強は基礎の勉強、択一式対策、選択式対策の大きく分けて3つの勉強法があります。一番重要になるのは、3つの勉強法の土台となる基礎の勉強です。これから、基礎の勉強、択一式対策、選択式対策という流れで説明を致しますが、その前に私が使用した教材等に触れておきます。

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