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何のためだっけ…?
人間関係で悩む人が大勢ダイジョブにやってきました。
小中学生は友達との関係づくりに悩む子を多く見ました。
高校生は孤独や疎外感で自分の存在価値がわからなくなった男女を。
大学生は臆病で自分の表現パターンを失った人たちを。
社会人は競争社会で自信を失い、人間不信で疲れ切った人たちを。
人間関係で悩む場合、自分のコミュニケーションに問題があると思ってしまう人が多いかもしれません。
あるいは「誰かが悪い」という理由で片づけてしまう人も。
そんな人は、日々の活動に支えを見失っていませんか。
「何のためでしたか?」
親は、何のために子どもを小学校や中学校に入学させたのでしたっけ?
本人は、何のために高校に進んだんでしたっけ?
何を目指して、大学や専門学校に?
何を達成するためにその会社に?
人間関係と進路決定は一見、無関係に思えます。
でも、密接に関係しているんです。
目的意識は日々の活動にミッションを与えてくれます。
ミッションは人生の苦労を教え、達成感を与えます。
達成感はまた次の目標につながるでしょう。
日々が小さな判断と決断の連続です。
コミュニケーションも、小さな判断の連続です。
人に何を求めるか、誰と関わるか、何と言うべきか。
他人の何を受け入れ、何を退けるか。
何を許すべきか、何にこだわるべきか。
これらの習慣(訓練)は、その人の判断と表現のパターンを形成します。
表現パターンは対人スキルを向上させ、人格形成にも影響するでしょう。
皆さんは日々の活動に目的がありますか?
目的なんかない
目的などないと思った人は、探してみて下さい。
必ずあるはずです。
目的とは最終的に喜びのことです。
(どこかからコピペしたスローガンのことではありません!)
日々が楽しいというだけの人は、実はそれが立派な目的です。
「楽しい日々を送る」という目的が、その活動の支えになるから。
自分が決めた進路ではない、だから楽しくない、という人はどうでしょう。そんな人も最初は「決めてくれた人を喜ばせたくてがんばる」という目的があったはずです。
今はどうですか?
今でも喜んでくれているなら、それがあなたの喜びになり、続ける価値が生じます。
喜んでくれる人がいなければ、虚しくなるでしょう。
そんなときこそ、道を変えても良いかもしれません。
道を変えようとするとき、イヤだからやめる、疲れたからやめると言うだけでなく、次の表現も加えてみて下さい。
「目的(喜び)に向かって人生を歩み直したいから今の道を離れる」と。
仕事であれ、趣味であれ、どこに喜びを見出すか。
勉強であれ、部活であれ、誰の喜びを支えとするか。
虚しい日々の繰り返しにならないように。
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