お弁当温めますか?
どうも、ダイジョブです。
みなさんはコンビニでお弁当を買いますか?
僕は、お弁当よりも麺派なのでほとんど買いません。
オールシーズンざるそばです。
先日もコンビニでざるそばを買ったのですが、その時にちょっとホッコリしたことがあったので、今回はそのお話をしようと思います。
本編
お弁当温めますか?
これは、コンビニであったちょっとホッコリしたお話です。
その日はお休みで、お家でダラダラしていました。
昼時になり、コンビニに昼ごはんを買いに行ったのですが、やっぱりお昼は人がめちゃくちゃ多くて、レジの人も大変そうでした。
レジは2つあるのですが、片方には昔からいるベテランの店員さん、もう一方には初めて見かける若い男の店員さんでした。
新人の方だと思われるのですが、このラッシュにまだ慣れていないのか、昔からいるベテランの店員さんに比べて、少しテンパっているようにも見えました。
僕は、ざるそばを手に取り新人が担当しているレジへと続く列に並びました。
前には3人ならんでいたのですが、みなさんお弁当をチョイスしていました。
お弁当をチョイスした時のお決まりの
『お弁当温めますか?』
のフレーズが両方のレジから聞こえてくる、まさに温めラッシュに突入していました。
店員『お弁当温めますか?』
レンジ『バンっ!ピッ!ブゥーン。ピーッ!バンっ!』
こればっかり聞こえてきました。
弁当が続き、やっと僕の番。そう!ざるそば!
ざるそばは、『お弁当温めますか?』と【レンジの操作】の2行程をカットできるので、買う方もレジの人にも優しい商品であることは、全世界の人の周知の事実。
僕がざるそばをチョイスしたことによって、この新人にもちょっと間ではありますが、落ち着ける時間を与えてあげたのだと、ちょっとした超自己満足勘違い優越に浸りながら、ざるそばを新人の居城、レジのカウンターにおきました。
すると次の瞬間、新人の口から信じられない言葉が出てきました。
『お弁当温めますか?』
…。
散々『お弁当温めますか?』を連続して使っていた新人は、食べ物を見ると反射的に『お弁当温めますか?』と言ってしまうマシーンと化してしまっていたのです。
僕は、ざるそばを前に真顔で『お弁当温めますか?』といっている彼を見て、思わず笑ってしまいました。
そんな僕を見て、新人はすぐに気が付いたのか、
『ごめんなさい。間違えました。』
と言いながら、少し恥ずかしそうにしていました。
僕もニコッとして彼に応えました。
この子はきっと真面目で凄くいい子なんだなぁと思いました。
危うくざるそばをかけそばにされるところでしたが、そんな一生懸命な彼に凄く好感が持てました。
次来た時も彼にレジをやってもらいたいなと思いました。
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