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スープカレー

#旬食材レシピ


スーパーに行くと、何でも揃う時代。
何が旬?なんだか、料理を始めた頃わけが分からなく混乱😵‍💫したことがあります。

夏の旬の野菜って何?
秋の旬の野菜って何?

同じ季節に世界中眺めてみても、各各地域緯度が違うので、同じ時期に同じ食材が採れなかったりします。
当たり前に感じますが、意外と理解されていないのです。

トマトも夏が旬っぽいですが、真夏に美味しいトマトはなかなか収穫出来ません。
手間をかけて、日除けや雨に当たらないように雨避けを付けたりと手間がかかるそうです。
そういう人の手のかかって、その年の気温や天気の相性がバッチリ👌合えば美味しいトマト🍅が出来るんです。
でも、そこまで手のかけられない農家さんがほとんどです🧑‍🌾
専業でも無いかぎり難しいですよね。

最近は、梅雨の時期がよくわからなくなってきていますよね。
カレンダーどうりにいかないけど、天気予報の確率は上がってる。
今年(2024年)なんかは、地元の自然栽培の農家さんからトマトの納品は無く、梅雨前が例年になく暑かったそうで、必要な時に根から水分を吸収出来なかった事が原因の1つと伺っています。
トマトに限らず、つる紫や空芯菜などもこの暑さで収穫出来ないそうです。
あくまでも、お店の周辺の農家さんの話なので、同じ埼玉でも飯能や秩父の方だと環境がまた違ったりするので収穫の違いが出てくるかも知れません。
そうそう、夏から秋の旬レシピという事で、
スープカレーの話をしようと思ってたんです。
私、カレーを作るの好きなんです。

当時、スパイスの役割とか全く分からなくて、いくら勉強しても頭に全く入ってこない😅

もうこうなったら、作り続けて感覚で学んでいくしかないんですよね💪

色々とカレーを作っていく中で、スープカレーだけは、全く興味をもてなかったんです。
あんなに液状なのに、なんでこんなに旨味が強く美味しいのか☝️
実は作ってみるとシンプルかつ究極なカレーだったんです😱スゴーい👏

スープカレーは北海道札幌が発祥だそうですね。(Wikipedia)

料理にはテンパリングというテクニックがあります。
フランス菓子でも同じ名前のテクニックがあります。チョコレートを溶かして固める作業において温度調整する事を言いますが、料理ではスパイスやハーブを油に香りをうつす作業の事を言います。
ペペロンチーノがわかりやすく例ですね。
カレーはといいますと、油にホールスパイス(シナモンやローリエ、マスタードシードなど乾燥して粉末にしていないスパイス)を入れて炒め、油に香りをうつす方法を言います。

この香味オイルが決めてなんですよね!油って脳に直で働きかける要素があるんですよ。
アロマオイルってあるでしょ。
あれです。
用途によってそのまま使ったり、色々な香りをブレンドしたりしますよね。
香味オイルは、料理の世界のアロマオイル。まぁ字の如く、そのままですけど(笑)
香りだけじゃなく、油に旨味もあるんですよね。

では、レシピです。
細かく材料順に作り方を解説していきます。
【材料A】
菜種油100g
唐辛子1本
ローリエ 1枚
シマモンスティック1本
ブラックマスタードシード小さじ1/2
【材料B】
クミンシード6g
にんにくみじん切り15g
生姜みじん切り15g
【材料C】
鶏もも肉1枚(ぶつ切り)、手羽元4本
軽く塩と胡椒をしておく。

玉ねぎ400gを1/2量になるまで炒める。飴色まで炒めてもよい。

セロリ1本(すりおろしておく)
水(または鶏出汁)600g

パプリカパウダー10g
乾燥バジル(無ければ乾燥オレガノやハーブミックス)2g
砂糖大さじ1(玉ねぎの甘さ次第で入れなくてもよい)

◼️作り方
鍋にAを入れて弱火にかける。
じっくり香りを油に移していくイメージ。
香りが出てきたらクミンシードを入れる。弱火で炒めるのがポイント。強火だと直ぐに焦げてしまい、テンパリングの意味をなさない。
しばらくするとパチパチとクミンシードが弾けてくるので、にんにくと生姜を加え炒める。

次に塩胡椒しておいた鶏肉の水分を拭き取り、同じ鍋で焼いていく。
先程より火力を上げ中火。
全体に焼き色が付いたら、パプリカパウダー、セロリを加え炒める。
炒めた玉ねぎ、水を加え沸騰したら弱火で20分程煮る。
鶏から美味しい出汁が出て完成が近づいてくる(ワクワク)
仕上げに乾燥バジル、オレガノ、ハーブミックスなど色々入れた方が複雑で私は好みです。
入れた後は、香りが飛ぶのであまり煮込まない方がいいです。

好みで焼き野菜や揚げ野菜を盛り付け完成です。
これからの季節、キノコや里芋が入っても美味しそうですね。
仕上げにサツマイモチップをアクセント!!
玄米でも、ジャスミンライス、白米でも美味しくいただけます。

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