だいじ 林

だいじ林と書いて、「だいじりん」と読みます。 1988年発行の初版の自分より6歳年上の…

だいじ 林

だいじ林と書いて、「だいじりん」と読みます。 1988年発行の初版の自分より6歳年上の大辞林を引いて、目に入った言葉にまつわる、雑であったけえエッセイを書きます。 感動しなくても良いこと言ってなくても人生のためにならなくても、あったけえと思える接しやすい文章を書きたい。

最近の記事

残された、ただ一つの証拠。

前回の話。私は無事「マイ大辞林」を手に入れ、中学生ぶりに紙の辞書を引いた。そして、これから毎日辞書を引き、その言葉にまつわるエッセイを書くことを宣言した。 なので早速、今回からはじめていく。 ちなみに特にルールはひかない。適当に辞書を引いて、最初に目に入った言葉を選び、それにまつわる話をする。正直「この言葉では書けぬ」と思ったらひっそり言葉を変えてもよしとする。(たまにならね。) 内容も、今の話でも過去の話でも未来の話でも良い。書くことがなければ空想や嘘だってよしとする。(

    • 27歳、中学生ぶりに辞書を引く。

      新型コロナウィルスに罹患した。 最初に言っておくが、この文章は長くなる。 もはや「よくかからずにここまで過ごせてきたな」と思ってしまうほどに流行してしまった感染症だが、はて。コロナはいつから日本でも流行し始めたんだっけ。何年目のコロナ渦というやつなんだっけ。そんなこともすぐに思い出せないほど、前のことに感じてしまう。まるで記念日をないがしろにし始めるアラサーカップルだ。 あまりにタイトルと関連性のない書き出しで始まってしまったが、実はしっかりと関係がある。療養中、幸い私は

    残された、ただ一つの証拠。