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朝、ただいまと言った利用者

昨日用事があって利用者が休んだ。
その利用者が施設を休むことは大変珍しい。

 
次の日の朝のことだ。

「ただいま~!」

「…おかえり~!」

おはよう、と言うところを、ただいま、と言った。
日常に帰ってきた感覚なのかもしれない。

 
「俺の代わりは誰がやったんだ?」

 
昨日はその人が食器洗いの当番だった。

当番日
離席があったりして、集中できる時間は他者に比べたら短いが
それでも、できる時間は着々と増えている。

役割意識がある。

それはとても大切なことだ。

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