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ゲリラ豪雨と納品

納品に行こうと施設を出発した時
空はまだ明るかった。

 
ところが移動すると段々と曇ってきて
今にも雨が降りそうな怪しい天気になった。

なんとか間に合うだろうか。

 
そう思ったが
到着1分前にどしゃ降りになった。
とてもじゃないが降りられない。

 
待つこと数十分
雨は上がり、その隙に納品し、作業資材を受け取った。

今更晴れ渡る空。

 
だが今度は施設に戻った時に雲行きが怪しくなり
私は慌てて作業資材を運んだ。

納品先にも施設にも車をとめられるような屋根はない。
雨の予報日は納品日や時間を変える必要があるのだが
こんな風に直前にどしゃ降りだとどうしようもない。

 
降り出した雨は再びすぐ止んだが
送迎時間に再び雲行きが怪しくなった。

 
予定より早く車に乗り込んだが
一分後に雨は降り出し
道中はろくに前が見えないくらいのどしゃ降りだった。

もはや笑えてくる。

 
利用者を降ろすタイミングでは再び空は晴れ渡り、雨は止んでいたが
遠くの雲はやはりドス黒く、いつ雨が再び降るか分からなかった。

 
夏の暑さも困るが
こうした急激な雨は納品時や送迎時は非常に困る。

今日濡れなかったのは運がよかった。

 
そんな帰り道、空には虹がかかっていた。
虹を見るのは久しぶりだった。

雨に振り回された一日だったけど
虹が見られたから
また明日も頑張ってみようと思った。

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