東京ガス10-4日本製鉄鹿島
昨日に引き続き、今日も都市対抗野球の観戦に行きました。
しかし、疲労や夜に予定があった為、第二試合のみの観戦になりました。
そして、日本製鉄鹿島のチーム券で入場をしました。
チーム券があれば、来週の平日の18時からの試合にも観戦に行きやすいので、新たな野球観戦スタイルが確立ができそうです。
では早速、試合の感想を書いていきます。
東京ガス
先発の臼井投手(中央学院大)は6回3失点という内容でした。
1回〜3回は失点をしていましたが、4回からは立て直し、リズム良く投球できたことにより、6回の逆転劇を生んだのではないでしょうか。
2番手の高橋投手(慶應義塾大)は2回無失点の内容でした。
昨年は私が現地で観戦した時は、4回途中2失点で降板をしましたが、今回の投球はストレート、変化球共に精度が高かった印象でした。
大卒3年目ということでドラフトもライトイヤーになってくる年齢ですので、過去にはヤクルトJr.でプレーもしたことのある選手ですので、ヤクルトのスカウトの方ピックアップをよろしくお願いします。
3番手は皆川投手(中央大)は1回を1失点という内容でした。
先頭から四球、四球と点差が離れている状況にも関わらず、自分とのコンディションを気にするあまりに相手打者を考える余裕がなかった気がしました。
これが大量得点があったことで、四球連発でも気にはなりませんが、接戦では正直難しい気がする投手に見えました。
制球力が課題です。
打線は何と言っても相馬選手(法政大)が5安打4打点と大暴れをしました。
私が現地観戦で1試合5安打を打った選手を初めて見ました。
それがスコアブックに残ることが何よりも嬉しいことです。
東京ドームという環境、打てる左打者のセカンド…巨人さんどうでしょうか。
他の選手よりも打席の中でのアプローチは違っていましたし、ファールで粘りながら、カウントを自分の有利な状況まで持っていくことのできるスキルはもはやプロの技術です。
大卒3年目ですので評価の部分では難しいかもしれませんが、日本ハムの上川畑選手のような活躍はできると思います。
そして、6回の7点の猛攻は素晴らしいです。
1番の石川選手(日本大国際関係学部)のホームランから全ての始まりです。そこから楠選手(富士大)、地引選手(早大)、代打の建部選手(法政大)、相馬選手、馬場選手(日本体育大)、打者一巡をして楠選手が2本目のヒット打ち計7得点を奪い、逆転をしました。
この6回は相手のバッテリーミスも重なったこともあるので、その詳細は後ほど書きます。
日本製鉄鹿島
先発の飯田投手(東洋大)は5回までは東京ガス打線を最速142kほどでしたが、緩急をうまく使いながら抑えていました。
しかし、魔の6回です。先頭の石川選手にホームランを打たれてから流れが完全に変わりました。次の楠選手にヒットを許し交代になりました。
山井投手(日本大)、諸見里投手(國學院大學)、大津投手(帝京大)がマウンドに立ちましたが、逆転を許してしまいました。
本題はここです。
暴投5つは多すぎです。
特にランナーを3塁に置いた場面でパスボールで失点は痛すぎます。
これは投手だけの問題ではありません。捕手もなんとかしても止めなければなりません。
これだけのパスボールがあると、投手は無意識に捕手が取れる変化球しか投げられなくなります。
スコア上では投手の暴投かもしれませんが、私が見ている限り、全てが投手の責任とは思えなかったです。
都市対抗というトーナメントは一つのミスで大きく流れが変わります。
バッテリーがしっかりと信頼関係を築く作業をもう一回する必要性があります。
結果的に2ストライクに追い込んでも、浮いた変化球を捉えられてヒットになる場面が6回から増えました。
つまり、投手がパスボールを恐れて、強気の投球ができなくなっていたのです。
打線は補強選手の森下選手(明治大)のホームランからの先制点をあげ、序盤で3点を取りました。本来ですと3点で逃げ切れるのですが、昨年都市対抗優勝の東京ガスは甘くありませんでした。
ですが、5回までは「勝てそう」と思ったくらい、応援の方の声援も含めて盛り上がっていたのが印象的でした。
最後に売り子の方からお酒を買おうとしたのですが、試合開始1時間くらいで販売終了をしたのが早すぎて驚きでした。
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