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志の授業→志の学校プロジェクトへ

6/23(木)午前中は府立高校での授業、その後お昼から志×技能×キャリアを提供する新しい職人高等学校プロジェクトのキックオフ前MTGに参加しました。

生徒の発想と発言の角度の変化

前週に職人起業塾の高橋塾長に志の授業をして頂き、宿題としていた授業の感想が提出されます。

生徒の感想:この度は貴重なお話をお忙しい中聞かせてくださりありがとうございました。
こんなにタメになる話を無料できくことができてとてもラッキーだなと思いました。
私も何か世の中の役に立つことを自分なりに見つけて頑張りたいと思いました。

私が感じた一番の変化は、生徒自身の視座が高まり、それによって発想と発言の角度が明らかに変わったことです。

通年で担当をしている私からすると明らかな変化でした。

4月初旬(一番最初の授業)
自分は将来◯◯になりたいです。

6月23日(高橋塾長の授業の1週間後)
自分は★★で人の喜びや役に立ちたいから、将来◯◯になりたいです。

計画的偶発理論を学び感謝の念が育つ

その日の授業では計画的偶発性理論についてレクチャーしワークと発表を通して自分事に落とし込んでいきます。
これからの人生で偶然をチャンスに変えるための大切な5つの姿勢について学びを深めていきました。

計画的偶発性理論
計画された偶発性理論(英語: Planned Happenstance Theory)とは、スタンフォード大学のジョン・D・クランボルツ教授らが提案したキャリア論に関する考え方。
個人のキャリアの8割は予想しない偶発的なことによって決定される。その偶然を計画的に設計し、自分のキャリアを良いものにしていこうという考え方。

5つの行動特性
偶発の出来事が起こるのを待つのではなく、みずから引き起こすべく行動することがポイントとなります。 
具体的には、以下の5つの行動特性を持つ人にチャンスが訪れやすいと考えられています。 
<計画的偶発性を起こす5つ行動特性> 
好奇心(Curiosity):新しいことに興味を持ち続ける 
持続性(Persistence):失敗してもあきらめずに努力する 
楽観性(Optimism):何事もポジティブに考える 
柔軟性(Flexibility):こだわりすぎずに柔軟な姿勢をとる 
冒険心(Risk Taking):結果がわからなくても挑戦する
引用:wikipedia「計画的偶発性理論」

そして今の自分に繋がっている偶然の出会いや出来事を一人ひとり振り返って発表します。
先週の志の授業で高まった視座と計画的偶発性理論が合わさると感謝の念がより増していくようです。


生徒A:「私はコロナのお陰で夢が見つかりました。
マスクによって肌が荒れてしまいました。
お母さんの知り合いの美容部員に助けてもらえたので、自分もそんな風に人の役に立てる美容部員になりたいです。」

生徒B:「私がトリマーになりたいと思ったきっかけは、飼っている犬をトリミングに連れていった際、担当してくださっているトリマーの方にやってみる?と声がけいただいて、何度かレクチャーしてもらいながら自分が飼っている犬のトリミングを体験をさせてもらったからです。
その時の経験がとても嬉しくて、もっとしっかり勉強してやってみたいと思いました。
あの人が担当でなければトリマーになりたいという夢はなかったと思います。」

志の授業をベースに視座が高まった生徒たちの成長にとてもうれしくなります。

志×技能×キャリアを提供する新しい職人高等学校プロジェクト

そして午後からは、高橋塾長が推進する志×技能×キャリアを提供する新しい職人高等学校のコンセプトの説明とこれからについて皆意見を出し合おうというキックオフ前のミーティングでした。

建築業界の経営者、キャリアや教育の専門家、通信制高校の校長先生など、リアルとオンラインで集まりこれからについて様々な意見が飛び交います。

「志の授業」で生徒の視座を高めて発想と発言の角度を変える高橋塾長が中心となって推進する「志×技能×キャリアを提供する新しい職人高等学校」。

私たちは主に個性分析を軸としてかかわります。
個性と才能を引き出すにはどうしたらいいかという視点で臨み、様々な個性と相対する大切なお役目として自分たち自身も更に成長していく必要性を改めて感じました。

身が引き締まる思いとともにワクワクしています。


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